読書日記~「ミュージック・ステディ 1985年12月号」
「ミュージック・ステディ」の読みすぎてボロボロになってしまった号の買い直しを延々とやってまして、好きな内容かどうかはともかく、値段で納得できるかどうかが買う基準になっています。
あとセット売りで欲しい号があるかどうかも決定材料ですね。
ちなみにこの号は欲しかった号がセットに入っていたからでした。こういう号はコンディションをチェックしたら、読み返すことを積極的にはしないのでした。
この記事を書くために読み返しているといると次第です。
じゃ、行ってみよー。
・「ミュージック・ステディ 1985年12月号」(ステディ出版)
表紙は浜田省吾さん。ミニ・アルバム『CLUB SNOWBOUND』についてのインタビュー含めての形です。
続いてはこの号の表紙で目につく「PINK×BOØWY」についてからですね。
BOØWYの方が既に人気、知名度ともき上だったのですが、ステディ上の序列ではなく、(私の推測ですが)TALK SESSION(不定期連載のリレー対談)でPINKがBOØWYを指名するん形だったからと思われます。
ちなみにPINKを指名したのはサロン・ミュージックでした。
ちなみに対談に参加しているメンバーはPINK は福岡ユタカさん、岡野ハジメさんに矢壁篤信さん。
BOØWYからは氷室京介さんと布袋寅泰さんでした。
お互いが知り合うきっかけが「EAST WEST」(という名前のコンテスト)に出演したことが冒頭に語られています。
そして、1985年つまりこの年に発売されたPINKのファースト・アルバム『PINK』にゲスト参加したことも語られていますね。
それ以前にはLIVE INNで対バンしたことがあったエピソードもあります。
この時期にはBOØWYもPINKもライヴハウスよりも既にホール展開をしていましたから、語られている内容にテンションが上がったことを思い出しました。
BOØWY以前と以後のバンド展開というか、バンドとしてのあり方は違うように思ってました。
以前のバンドを否定するわけではないことを強調しておきます。お間違いのないようお願いします。
表紙にある坂本龍一さん、高橋幸宏さんに細野晴臣さんはライヴ写真が掲載されているのみで、しかも1ページのみですから、過度の期待は禁物ですね。
ムーンライダーズも表紙にはありませんが、『アニマル・インデックス』の発売記念ラジオの写真が掲載されています。
戸川純さんやスターリンに伊藤銀次さんもグラビアページに載っています。
この号でリアルタイムで嬉しかったのは松尾清憲さんのアルバム『Help! Help! Help!』に関するインタビューでした。
この雑誌に広告を掲載していたTBSラジオ「サーフ&スノウ」で、発売記念ライヴが放送されたことが記憶にハッキリ残っています。
松尾さんと話をする機会がその後ありまして、パーソナリティの松宮一彦さんは松尾さんのライヴに何度もいらしたそうでした。。
他にも「クリスマス特別レコードのあれこれ」やプロデューサーとしての高橋研さんのミニ特集などが読みます返して印象に残りましたね。
アーティストの徹底研究など圧倒的情報量や知識量によって雑誌を展開していた時期から、ブレイクしているアーティストを独自の切り口で取り上げていく方向にシフトチェンジしていったように思えたのを残念に思ってましたが、月刊誌として存続していくには必要なのかな?と考えていた高校生の私です。
リアルタイムで読んでいてわからなかったことがなんとなく理解できましたし、違った視点で読めることはやっぱり興味深いです。
今日はこんなところで。
ではまたー。