海外で私が受けた差別①アメリカぼったくり
今世界的に黒人の方に対する差別が問題になっている。アメリカではずっと前から差別問題が根強いみたいだ。
私は純日本人で黄色人種。日本にいて人種差別を受けることはない。でも海外に出ると差別を受ける。悔しくて涙が出たこともある。海外旅行中に受ける差別は、主に物の略奪、ぼったくり、暴行だ。黄色人種(アジア人)の中でも、特に日本人は馬鹿にされていると感じる。
今日から何日かに分けて今までに経験した日本人差別について書きたいと思う。
まず、カリフォルニア(アメリカ)でのぼったくり未遂。これは私が初めて経験した差別だった。当時の私は高校一年生で16歳。
タクシーに乗って目的地に向かっている時、めちゃめちゃ遠回りされた。私は後部座席でGoogle Mapを開いて道を確認していたので、すぐに遠回りしていることに気づいた。すぐに「Wrong way!」(道が間違っている!)と伝えたが「hahaha」って笑われて相手にされなかった。私はこの無駄な時間を返してほしいし、無駄なお金なんて払う気になれなかった。乗っている間はワイワイ騒がずに、目的地で下車してから話し合うことにして、「I know you are going wrong way.」(私はあなたが違う道を走っていることを知っている)とGoogle Mapを見せて伝え、その後はおとなしくしていた。
目的地に着き、タクシーに表示された金額を伝えてきた。運転手は遠回りしてことを私に知られているとわかっているはずなのに。「I don't pay full of this.」(提示された金額の全部は払わない)と伝えた。私は今後この運転手のタクシーに乗った日本人が同じような被害に遭わないように、根気よく冷静に伝えた。結局、チップも含めて提示された金額の9割を払った。あまり損をしなかったと思う。
最後に運転手から「Are you from Osaka?」(大阪から来たの?)と聞かれた。ケチな日本人は大阪出身だと思っているらしい。この人は人を選んでぼったくりを繰り返しているのかもしれないと思った。
結果としては、私はぼったくり被害には合わなかった。でも同様の被害にあった日本人は他にもいると思う。現地人の人ならこんな被害に遭わないはず。旅行客かつ日本人ということでお金を持っていると思われたのだろうか。当時の私は16歳でまだまだ幼く、この理不尽さに耐えきれず泣いた。
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