18歳の犬

今日は愛犬を病院に連れて行った。

私が買っているのはアメリカンビーグル(ビーグルはスヌーピーのモデル)で、大きさは中型犬と小型犬の間ぐらい。重さは9キロほど。

私が幼稚園の時に買い始めてはや18年経つ。人間に例えると生まれてから高校卒業まで。18歳はかなり長寿。一般的には7歳以降がシニアと呼ばれる。

愛犬と私は小さい時から兄弟のように過ごしてきた。噛まれたら噛み返したり、私のお昼ご飯を取り合いしたり、犬ではなく人間みたいにコミュニケーションが取れていた。散歩に行きたい時に動きで伝えてきたり、喧嘩した直後はしばらく相手にしてくれなかった。スヌーピーの作者であるチャールズ・シュルツが犬が喋っているように見えたのは私も非常に共感できる。

うちの犬は15歳ぐらいから目が見えなくなり耳も聞こえなくなり鼻もあまり効かなくなった。私のことも覚えているのかはわからない。以前のようにコミュニケーションもできなくなった。足も弱くなり、踏ん張れなくなってきた。私と愛犬は一緒に成長してきていたが、いつからか私のみが成長して犬が老いていくのが今でも受け入れ難い。今の特技は、クッションに頭だけ乗せて枕として使うこと。人間か(笑)

でも今回大きな手術をする運びとなった。担当の獣医さんは「18歳で手術なんて経験がないが非常に元気だからいけるだろう」とのことで、結果として手術も大成功だった。

いま問題なのは、、、手術でも薬でもどうにもできない癌が発覚した。

今後どう愛犬と向き合うか。少しでも幸せな思いをしてほしい。少しでも私と出会ってよかったなと思ってもらえるように関わりたい。

今はなかなかこの衝撃的な事実を受け入れられないが、落ち着いて今後考えていきたい。

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