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自分の器の大きさを拡げる方法

最近、嬉しいことに「気が長いですね」とか「怒ったりとかしなさそう」って言われることがあります。

「そうなんですよー。『怒り』っていう感情自体がわからないですね(^^)」

くらいに返答したいところですが、現実にはそうはいきません。

まぁしょっちゅうイライラします。

直近でもPCが壊れてイライラしましたし、
予期せずオフィスから10分くらい締め出された時にもイライラしました。笑

皆さんもあると思うんですよ。

イライラする時。

疲れや病気など体調もあるでしょうし、嫌なことが立て続けにあったり、
時には自分でも理由がよくわからないこともありますよね。

で、しょうもないことにイライラした自分に自己嫌悪で落ち込んで、
ネガティブになって、またイライラしてという負の連鎖に繋がりがちです。

基本的にイライラして良いことなんて一つもないわけなんで、イライラしないように器を拡げていきたいところですよね。


具体的にどうすれば良いのかっていう話なんですけど、ものすごく簡単で、

①記録をつける

②分析する

の2つのステップでOKです。


詳しく説明していきますね。

①まずはイライラした時の状況を出来るだけ細かく書いていきます。

例:2018年6月10日 天気:晴れ 15時頃、突然PCが動かなくなる。サービスセンターに問い合わせても繋がらず。自力での修復を試みるも回復せず。仕事に必要なファイルがあったが、作り直すしかない。

②次に自分が一体「何に対してイライラしたのか」を考えてみます。

上の例で考えてみると、一言で言えば「PCが壊れた」となってしまうのですが、

細かく見ていくと、イライラしそうなポイントは沢山あるんですよ。

イライラポイントの候補としては以下のような感じになると思います。

1:PCが壊れたこと自体にイラついたのか?
2:サービスセンターに繋がらなかったことにイラついたのか?
3:直そうとしても回復しなかったことにイラついたのか?
4:一度作成したファイルを作り直さなければいけないことにイラついたのか?

何番にイラついたのかは人によって変わると思うのですが、

僕の場合は以下のような感じになります。

1:PCが壊れたこと自体にイラついたのか?
→どんな物も壊れる可能性はあるので、壊れたこと自体はしょうがないと思う

2:サービスセンターに繋がらなかったことにイラついたのか?
→「なんのためのサービスセンターやねん!」とイラついた

3:直そうとしても回復しなかったことにイラついたのか?
→ダメ元でやっただけだから、まぁしょうがないかなって感じ

4:一度作成したファイルを作り直さなければいけないことにイラついたのか?
→かなり時間をかけて作ったものだったので、もう最悪という感じ

こうなると、器を拡げる(イライラしないようにする)ためには2番と4番について何か手を打たないといけないわけなんですよ。

2番については
「無料のサービスセンターに期待しすぎていた」ことを反省すべきですし、
「困っている人が自分以外にも沢山いたかもしれない」と思えなかったことを反省すべきだと思います。

4番については
「時間がかかる仕事を終えたら必ずバックアップを用意すること」
「常にクラウドに同期しておくこと」
を今後すべきだと思います。


このように記録と分析をしていくと、
「PCが壊れてイラついた」という感情から、「具体的な行動の変化、視点の変化の必要性」が生まれてきます。

もちろん、気づいたからといって急には直らないです。

でも数ヶ月と続けていくと、
「自分は他人に期待しすぎる傾向にあるんだな」とか
「仕事よりも恋愛関係のことばっかりだな」とか
「イライラしたのは全部雨の日だな」とか

「自分の弱点がなんなのか」に気づけるようになります。

弱点がわかれば手の打ちようがありますが、気付かない限り対策を立てることすら出来ませんからね。


一番やってはいけないのは

「もっとイライラしないように次から気をつけよう」

という何の意味もない決意です。

その決意で変われる人は、そもそもイラついたりしないですからね。


そういう意味で、日記って「全自動成長ツール」だったりするんですよね。

細かければ細かいほど、気づくことも増えるので、成長度合いも大きくなっていきますが、ほんの一言でも積み重なると物凄い効果があります。

日記についてのnoteもまたいつか書きたいと思います。

それでは!

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