見出し画像

おひとりさま女性 リアル住まい探し

どうも~。終活日々是好日不動産のスエビバです。
今日はNOTEお題の #私の仕事 を書いてみたいと思います!

身元保証等高齢者サポートの大手事業者で、高齢者の住まい・暮らしに関するお悩みやお困りごとの相談を10年間担当。この経験を活かし、現在は東京都中央区の不動産会社で勤めています。

さて、今回のお話はタイトル通り、おひとりさま単身高齢者女性Kさんのお部屋探しのリアルな現状について書きます。

今回はご相談いただいた経緯は前職でお世話になっていた片付業者さんより連絡をいただき、お部屋探しで困っている方がいるので相談にのってあげてほしいとのことです。

連絡先をお伺いして、ご相談の内容を直接お伺いします。

【相談内容】

お引越しのきっかけは、お住まいのマンションが区分所有者建物でオーナーさんの変更が原因でした。いわゆる、マンション一棟を持っているオーナーさんではなく、分譲マンションの一室を投資目的で貸しているオーナーさんということになります。

旧オーナーさんと新オーナーさんとの変更の連絡もなく直前までに何もしらされない状況で家賃の引継ぎなども旧オーナーと新オーナーの連携が取れていなくて、家賃の二重請求などもあり精神的にお疲れになられていました。
そして、話し合いの中で新オーナーからは出来れば退去をしてほしいとまで言われ、お知り合いであった片付業者さんを頼られ、私のところに話がきたということです。

まず、そもそも新オーナーさんも投資目的で買っているのであれば、正当な事由がなければ、お住まいになられているKさんを追い出すことは出来ないので一般的には、立ち退き料を新オーナーさんから出していただく事案です。なので、慌ててKさんが出る理由はないので、引っ越しをする必要はないことをお伝えします。ですが、旧オーナーさんも新オーナーさんも外国籍の方で、あまり話も通じないとのこと。おひとりで暮らされているおひとり女性にとっては、不安しかないし、トラブルになることも避けたいとのご希望です。腹立たしいですが、Kさんの気持ちも分かります。
ただ、引っ越しをするだけが解決策ではないこともお伝えするものの、Kさんの気持ちは固く、お引越しをしてスッキリしたいとのことでした。

高齢者単身の賃貸事情

私は腹立たしい気持ちを隠しながら、次のお住まいではトラブルが起こらないようなオーナーさんのお部屋を紹介しようと決意します。

ただ、単身高齢者のお部屋探しはとても大変です。
今回のご相談者Kさんは80歳。次の住み替え先のオーナーさんの審査が通ることが条件になります。
お話を聞いたことがある方も多いと思いますが、高齢者の入居というのは色々なリスクもあり敬遠をされるオーナーさんが一般的です。
賃貸物件の1割を満たないのではないでしょうか。。。
世知辛い世の中ですが、これがリアルなんですよね。

また、保証人が誰になるのか?家賃の支払いは大丈夫なのか?など。
ハードルは上がるばかりですが、オーナーさん(家主)の視点から見ると当たりまえですよね。

さて、では80歳Kさんの状況はと言いますと。
病気はなく、自立でお元気に暮らされています。
ただ、保証人はいなく、海外暮らしが長かったこともあり年金支給もないとのこと。
おっと。。これはさらにお部屋探しの難易度が上がること間違ない。
今日はここまでにしておきます。次回、続きを書かせていただこうと思います。ではでは~。

ここまで読んでいただきありがとうございます<m(__)m>
もし、よろければスキかフォローをいただければ、犬のようにベロベロなつきます!励みになりますので、NOTE応援よろしくお願いします(^^)/

#私の仕事


いいなと思ったら応援しよう!