「もともと育てやすい人」と「育てにくい人」の違い
こんにちは!株式会社末永イノベーション経営の広報Yです。
人材の中には、「もともと育てやすい人」と「そうでない人」がいるように感じます。
育てやすい人というのは、相性もあると思いますが、やはり物事の受け止め方が素直な人です。このように書くと一般的ですが、言葉を変えれば「自分の足りないところを理解しようとする人」と言えます。
それに対して、育てにくい人は、この逆で「自分の足りないところよりも、相手や周りの足りないことを先に指摘する人」であり、そこにこだわりがある人です。
やはり、人を指導・管理するポジションになると、その部下が育てやすい人かどうかで、管理者にかかる”労力”は全く異なります。
↓ 以下の調査でも出ている通り、「部下をどう向き合い、成長させるのか」という点は、管理者にとっての悩みの主たるものでしょう。
では、結果として、育てやすい人が育ち、育てにくい人が育たないのでしょうか?
これは、そうではありません。
結果の違いは、「育てる人の力の差」です。
育ちにくい人が、見違えるように育つことがあります。
なぜ、育ちにくい人が育つかというと、その上司が「人材の本質(本来的な資質、気性、行動特性)」を観ることができるからです。
つまり、自分から相手を観るのではなく、相手から自分を観ることができると、『人材の可能性』を観ることができます。
簡単なようで、なかなかこの違いが理解して頂けません。
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育てやすい人が育つのは普通であり、むしろ育てにくい人を根気よく育てることが大きな価値です。
こういう意味では、育てやすい人とそうでない人の違いがあるのではなく、「育てる上司の潜在的な心そのものが、どのような本心になっているか」
それが大切な鍵です。
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ピーター・M・センゲ氏が『学習する組織』で次のように言っています。
学習しない社員がいるのではなく、学習する性分を引き出し切れていない上司がいるのかもしれません。
その人の本来性に気づいて、それを仕事に結び付けて、成果につなげることが大切です。
それが社員への思いやりであり、「人を活かす着眼(ポイント)」です。
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