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なぜ、仕事でミスをしてしまうのか?ー意識レベルから改善するー

長い間、色々とご指導頂いた稲盛和夫氏が2022年8月24日(水)午前8時25分にご逝去されました。
改めまして、心からご冥福をお祈り申し上げます。


株式会社末永イノベーション経営の広報Yです。

大前提として、仕事でミスをする事は誰にでもあります。
小さなミスから、取り返しがつかない様な大きなミスまで。
自分が起こしたミスから、メンバーが起こしたミスまで。
様々な状況において、様々なミスがあります。

しかし、どのミスにおいても共通して対策できることがあります。
それは『有意注意の心がけ』です。
代表(末永春秀)が、稲盛和夫氏の盛和塾で大きな学びを頂いた中の一つがこの「有意注意」です。

まず、心・意識の持ち方として『有意注意』と『無意注意』があります。

▼『有意注意』とは?
目的をもって、真剣に意識・神経を対象に対して集中させることです。(*1)
つまり、「どんなことにも、どんなときにも常に真剣に気を入れて考えること」に繋がります。
(*2)

『無意注意』とは?
有意注意の反対で、ただボーっと意識を緩めて、対象に向き合っている状態です。

やはり仕事においてミスが発生してしまうのは、自然と『無意注意』の状態になっているからです。

500人の働く男女に「あなたは仕事に集中できないときがありますか?」と尋ねた調査があります。
仕事に集中できないときがある人」は8割を超えていました。
理由は、体調・プライベートの気がかり・働く環境の騒々しさ等が挙げられましたが、こういった「些細な無意注意の状態」からミスは発生します。

ここで大切なことは、「集中できていない」という事を自覚して、
そのまま放置するのではなく、意識的に自分で”スイッチを切り替える行動”をすることです。
例えば、5分でも休憩をとる。タスクや優先順位を修正する。など

引用:株式会社ビズヒッツ 2021年実施調査 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000041309.html

そして、意識をすることで、ミスを防ぐということもありますが、それ以上に有意注意でない行動があったときに「反省」が生まれます。

例えば、思わず物を落としてしまったとします。
➡ 「あ!いけない」と思うと同時に有意注意になっていないと反省する。
➡  そして、有意注意を心がけるようになってから「カンが働く」ようになっています。

「心がけの力」は凄いと感じます。
有意注意で「意識の集中」が起こるということです。

有意注意を何のために使うか?
そこの目的こそが大切なところです。
有意注意で行動することが、結果として周りの人を幸せにすることに繋がっていきたいと思います。
(「末永ブログ」より抜粋)

--上記引用--
(*1) https://www.kyocera.co.jp/inamori/ 
(*2)「心を高める 経営を伸ばす」より抜粋)

ここまでご覧いただきありがとうございます。
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