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私達にできることは、アフガニスタン問題を知ること

アフガニスタン情勢について

今までどういう流れ?

◎2009年11月に日本政府がアフガニスタン政府とタリバンの和解の為に、50億円を出資
◎2010年~2018年 アフガニスタン・タリバン・米国・パキスタンによる和平交渉
◎2018年12月 トランプ政権中の米国がタリバンと対話を開始
◎2020年2月 米国とタリバンが合意を締結
◎2020年9月 タリバンとアフガンの交渉を開始
◎2021年4月 同年8月末に米軍の撤退を宣言
◎2021年8月初旬 タリバンによる一斉攻勢。2~3日はカンダハール、リンヅッツ、ヘラートで流血があったが、その他の県は戦いたくないという理由から自主降参に至った。長年の内紛に至るかと思われたが、流血少なく済んだ。
◎2021年8月15日 カブール陥落。タリバンとアフガニスタン政府の合意は得られず。


現在のアフガニスタンはどう?

現在、アフガンスタン全土で治安が改善された。しかし、米国の経済制裁により生活苦の状態。アフガニスタンに病院を約20個保有している世界銀行やIMFも支援を凍結。20年ぶりの大干ばつも重なり、国連は1400万人の飢餓が生じ、350万人の難民が出現すると推測している。


経済制裁なんで?日本は支援する?

 米国の経済制裁には批判的な意見も出ている。「アフガニスタン人の人権を守るために経済制裁を行っていても、実際は弱い人たちを苦しめているのではないか」世界からアフガニスタンに向けて1100億円の支援を送った。(内、220億円は日本から)

 国連からタリバン政府に対して制裁が行われているので、タリバン政府に金銭が渡らないように注意する必要がある。タリバン政府と関わりのない国際機関の赤十字などを通して支援していく。今後日本がすべき対応としては、タリバン政府との対話、女性の教育と就労の維持、アフガニスタンを国際テロ組織としない事である。



日本にもアフガニスタン人いるの?

約3500人のアフガニスタン人が現在、日本に滞在している。その内、1500人が千葉県である。20歳以下が約1300人、その内、約1100人が学齢期である。


私達にできることは?

 アフガニスタン問題を知り、就労や生活支援などできる範囲での支援。

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