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NIGHT AT THE GATES OF HELL【ゲームレビュー】


評価

★★☆☆☆

概要

多くのB級ホラーゲームを製作しているインディーゲーム会社"Puppet Combo"から20222年にリリースされたホラーゲームです。
プレイヤーは、ゾンビがあふれる街で、原因となった地獄の門を閉じるために奮闘します。

感想

ホラー好きならお察しの通り、映画「地獄の門」が元ネタのホラーゲームです。

Paura nella città dei morti viventi/1980

内容に関しては、「バイオハザード」にも影響を受けているため、シューティング要素が強いです。
ゾンビの動きはかなり遅いけど、1撃でも攻撃を受けると即死なうえ、操作性も見た目の通り快適ではないので緊張感がありました。(画像はカルト教徒)
ただ、力尽きてもチェックポイントから復活できるお手軽仕様なので安心です。
ストーリーは、謎を解きつつゾンビを倒してエリアをクリアしていく、というような流れで進行して、セーブなどはなくチャプターごとにデータが保存されます。

©PuppetCombo
©PuppetCombo

ちなみに、同社の他ゲーでは見られなかったクリア後のミニゲームがあって、本編と合わせると値段以上のボリュームはあると思います。
このミニゲームに関しても、本編とストーリー上の繋がりはないけど、しっかり遊べて面白かったです。
左がチークフリークという都市伝説の怪物から逃げる物語、右がリソース管理をしつつゾンビを倒す、まあバイオのマーセナリーズみたいなやつ。

©PuppetCombo

残念だったのは、やっぱモザイクかな。
同社の作品ではお馴染みではあるけど、今作ではエリア上の死体を隠す、とかいうレベルではなく、プレイに支障がでるレベルで酷かったです。
ただでさえモザイクみたいなグラフィックなのに必要あんのかこれ?

©PuppetCombo

あとは全編通して翻訳がとにかく酷くて、英語でやったほうがマシでした。
あまりに直訳にもほどがあり、ここまでくると私は話が全く入ってこない。

©PuppetCombo

ついでに言っておくと、随所にギャグ要素が入っていて、元ネタのような真面目なホラーを期待していただけに、個人的にかなりマイナスでした。

総評としては、上記不満点で全て台無し、それがなければ文句なしの傑作でした。
そこを抜きにすれば面白いので、同パブリッシャーの他ゲームが楽しめた人はプレイしてもいいかも。

トレーラー

公式サイト

https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP6727-PPSA16253_00-0748945861318546


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