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会計ってなに?


1. 会計って難しそう?

会社で働いている方や自分で事業をしている方であれば、必ず「会計」に触れる機会があると思います。とはいえ、「難しくてよくわからない・・・」「財務部(経理部)はお固くてつまらなさそう・・・」という感想を持っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、会計の重要性や、会計系以外の部署に勤める方の会計との向き合い方について話していこうと思います。

2. 会計の重要性

まず、会計の重要性を考える上で大切なのが、会社の目的を考えることです。当たり前ですが、会社が存在して、私たちがそこで働いている理由はお金を稼ぐためです。

そんなの当たり前だと思いますよね?でもこれがどういうことかというと、会社で起こる全ての出来事は、すべて会計で表せることができるということです。

仮に、広告を出した場合にはこのような仕訳を作ります。
広告宣伝費 ○○円/現金預金 ○○円
このように企業活動はすべて仕訳で表すことができるのです。そしてこれらを積み重ねていって、「利益」を測ります。売上高から費用を引くと「利益」になりますよね。この「利益」を稼ぐために会社は存在しています。
いわば、会計は会社における「言語」ということができるのではないでしょうか。

たとえば、アメリカに住んでいたとして英語という「言語」をあなたがわからなかったとすれば、アメリカ人が話している内容やその地のルール等色々なことがちんぷんかんぷんですよね。なんとなく理解してその場をやりすごしたり、日本人同士で結託してなんとか生きていくことはできると思いますが、本当にアメリカのことを理解したければやはり英語を身につけるしかありません。それが「言語」の力です。
会社における「言語」が会計であるならば、会計をわからないということは本当の意味で企業活動を理解していないことになります。

3. あなたの仕事の「会計上」の意義


あなたがどのような部署にいたとしても、会社が何をしているのか、自分の仕事が利益を作る上でどの部分につながっているのか、それを意識する必要があるのではないでしょうか。
利益を上げる方法は大きく分けて2つあります。1つ目は売上高を上げること、2つ目は費用を削減することです。
たいていの仕事の役割はこのどちらかに振り分けることができます。たとえば、営業部の仕事は前者が主となってきます。PR部の仕事は前者が主となりつつも、後者の費用を抑えるという努力も大切になってきますよね。
大きな視点で自分の仕事がどのような位置にあるのか、自分の仕事で出した成果はどのくらいの会社に貢献しているのか、それは会計がわからないと具体的に(数値的に)理解できません。

会計を学ぶ意義はとても大きいように思います。



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