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展示会のご案内

 昨年、荒川区社会福祉協議会が運営する「あらかわ地域活動サロン ふらっと.フラット」主催の講座「ユニーク・アイ」にてお話をする機会をいただきました。studio fukuのお客様と一緒に登壇し、私からはstudio fukuの「困りごとを解決するオーダー」と「その先にあるお客様の思い」について事例を交えてご紹介しました。ご参加くださった地域の方々と病気や障がいにまつわる衣服の工夫や困りごとについてお話ができ、新たな学びを得ることができた楽しい時間でした。

 このたび、そのスピンオフ企画として、あらかわ地域活動サロンふらっと.フラット主催の「からだが不自由でもおしゃれを楽しもう!」と題した展示会が開催されることになりました。studio fukuはその展示協力を行います。

ARAKAWA 1-1-1 ギャラリー

 場所は、サンパール荒川2階 にあるARAKAWA1-1-1 ギャラリーです。木の温もりが印象的な展示コーナーです。開催期間は 2024年9月7日(土)~20日(金)です。お近くの方はぜひお立ち寄りください。

コンパクトですが、3つのテーマで展示をします。

テーマ1 既製品のリフォーム

 1つめは「既製品のリフォーム」です。車いすを使っている方や体の動きが不自由な方が「着やすく」「着心地よく」服を着られるよう、リフォームを施した衣服をご紹介します。この分野はすでに何人もの服飾専門家やボランティア、リフォーム店によって経験が重ねられています。そのなかから、いくつかの事例をピックアップしてご紹介します。

テーマ2 困りごとの解決事例

 2つめは「困りごとの解決事例」です。studio fukuでお客様とのやり取りから生まれたオーダー事例をご紹介します。お客様がどんなことに困って、どんな暮らしを目指しているのか、聞き取り、試作を重ねて完成したものを展示します。
 昨年の「ユニーク・アイ」にご参加くださった方の「男性がつけてみたいと思うようなカッコイイ食事用エプロンがない」というお声を受けて、studio fukuが制作した食事用エプロンもあります。お楽しみに!

テーマ3 試してみよう

 3つめは、「試してみよう」のコーナーです。皆さんはファスナーの開け閉めに困ったことがありますか? 普段は困らないという方でも、寒い冬に手袋をしたままのとき、怪我をしたときに開け閉めに困ったことがあるのではないでしょうか。
studio fukuのお客様のなかには、手が不自由で市販のファスナーでは開けにくいとお悩みの方もいらっしゃいます。
 市販のファスナーにひと工夫することで操作しやすくなるのですが、どれがいいかはひとそれぞれ。いくつかの工夫を展示していますので、実際に操作してみてくださいね。そしてぜひご感想をお聞かせください。

 展示期間中、studio fuku廣瀬は下記の日程で、会場にてお待ちしております。皆様にお会いできること、いろんなお話を聞かせていただけることを楽しみにしています。

studio fuku 廣瀬 在廊日程

 会場へのアクセスはこちらをご覧ください。

 今回の展示がどなたかのお悩みの解決につながれば…と思いを込めて準備を進めております。どうぞよろしくお願いいたします。

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