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必然

暑さ厳しい中、明日からお休みの方も多いのではないでしょうか。みなさま大変お疲れさまです。わたしもお疲れ様です。


毎日めっちゃ仕事してめっちゃ運動してめっちゃご飯食べて早起きした上で、「わたし、なんでこんなに疲れてるの?何もしてないのに。体力ないの?」とか謎に自責してたけど、「いや!!たぶん!!この暑さの中めっちゃ動いてるからだ!!!」ってつい先日気づきました。


今日は本当にただ今この瞬間思ってることを誰に宛てるでもなく書きなぐるだけなので、何いってるかわかんないかもしれない。でもこれは完全自己満なんで温かい目で見てくだせぇ。




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なんでかふと昔のこと(離婚とかよりもずっと前のこと)を思い出して、昔の自分が健気すぎて抱きしめてやりたくて、わんわん泣いてきた。


ひとしきり泣いてすっきり。


家族とか夫婦とかそういう形式ばったものはいったんその辺においといて、自分という一個人の人生を切り取ったときに、離婚でさえも全て必然だったなぁと思った。


ミクロにみれば元夫とその不倫相手がクソだから離婚したわけだけど、マクロにみれば結婚・離婚どちらも自分の人生に不可欠だったといえる。


ついつい他人とのしなくていい比較をしていることに気づくたびに、過去の自分に報いるためにもそんなことをするでない、と自分に対して思う。


ていうかまじでさ、ほんとにさ、超色々あったけどこんなに立派に生きてて超えらすぎる。うすら寒いエセポジティブなんかではなくて、心の底からそう思う。


小学校の悲惨な話も、中高の悲惨な話も、大学の悲惨な話も、社会人になってからの悲惨な話も、恋愛関係の悲惨な話も、大から小まで悲惨な話ならいくらでも話せるけど、よくへこたれずに生きてきた。


へこたれなさだけでいえばおそらく日本でもトップ1000に入る自負がある。


誰に褒められなくても、どんだけ踏ん張ってきたかとか、自分の誠実さとか、気高さ(きゃっ)的なものは自分がいちばんよく知ってるので、誰かに懇々と説明してわかってもらう必要もない。



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生まれてこのかた、何かに所属できたことがない。心理的にもそうだし、物理的にもいつも宙に浮いたポジション(?)になりがちだった。最近で言えば、新卒入社の社員が9割を占める会社に、謎の時期に謎のポジションで中途入社したりとか。いつも群れに染まることを切望してた。でも、できなかった。まあ、今となればそんなのはもうどーでもええことです。


ただ寝っ転がってるだけ、ただアイス食べてるだけ、に見えても、たいてい頭の中は高速で回転してて、近頃の自分の身の回りの問題について内省会を大開催中。だから、人が自分をどうジャッジするかってことと実際の自分の実像が全く違うなんてことは、自分に限らずそこかしこでありふれて起こってる。


レールなんて外れてナンボ。本心を世間の常識でがんじがらめにしたところで、何の意味もない。自分の心の赴くままに生きたら間違えることなんてない。「心の赴くまま」は「欲望の赴くまま」ではないんだけど、伝わらない人にはどれだけ心を砕いて説明しても伝わらないのでもうそれはそれでいい。


辛いことなんてない方がいいに決まってるけど、辛いことがあればあるほど、人生の後半であざやかな伏線回収のターンがやってくる。だから今辛い人も大丈夫。


それから、「なんか嫌い」「なんか嫌だ」「なんか変」の答え合わせも必ずやってくる。過去のLINEを見返してて気づいたけど、どうやらわたしは元夫と付き合い始めて半年のタイミングで「こいつはいつかわたしを裏切る」と予言してたようです、ウケた。


他人が自分にくれる肯定的な言葉に、いつもどこか懐疑的だったけど、「芯が強い、根性ある」を10年以上言われ続けてようやく、それが自分の特徴なんだと飲み込めた。だって、自分の中では自分がいちばん普通じゃん。だからわかんないよね、自分のこととかさ。


それに、人のこともわからない。悲しきモンスターみたいなセリフになっちゃったけど、ほんとに人がわからない。どうやったらあんなにうまく生きられるんだろうなあ、いいなあ、と思いつつも、私の這いつくばり人生を見て勇気をお裾分けできた人もいたから、なんかもう、それで十分。



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ずっと自分の中でテーマになってることがあって、「諸行無常」とか「循環」なんだけど、どっちにも言えるのは、常に同じはない、ってこと。


恋でも愛でも、永遠はないっていう土台の上で相手を信じたり好きでいるからこそ尊いんじゃない?だって、永遠はないんだから。


人を愛することって別に綺麗なことなんかじゃないんだよね。自分なり他人なりを誠実に愛することができる人は、たくさん自分や他人の汚さに向き合ってきた人だから。強くて泥臭い人にしかできないこと。


共に生きたいからこそ、綺麗事だけではやってゆかれないのだよな〜。


数年前までは「思い出すたびに涙が出ちゃう」的な状態だったとある記憶のことを、今となっては「そんなこともあったなぁ」と悲しみを伴わないで思い出せる。我ながら屈強で笑う。


家族のことや元夫の不倫なんかも、きっと「そんな〜時代も〜あ〜ったねと〜」的な、ただの昔の記憶の一つになっていくんだと思う。時間はかかるかもしれないけど。いや、そんなにかからないかもしれない。


はっきりいうけど、信じるに値しない人間はいる。慮るに値しない人間もいる。その辺をきちんと見極めて、自分や本当に大事にしたい人・ものに愛を向けていけばいい。それだけ。ほんとに。


疲れたし気が済んだので終わる。おやすみ。





◼︎ちょっとだけ追記

他人にどううつるかとか、ウケの良いことを言わなきゃいけないとか、そんなことを度外視して自分が思ったことをただただ書き連ねて、まあ万が一伝わる人が伝わるタイミングで見てくれたら万々歳だな、と思いながら書くの、めちゃくちゃ心が充足した。




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