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いいたいこという

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探偵小沢さんに依頼した話

探偵小沢さんってご存知でしょうか。 本物の、現役の、探偵さんです。 私は、たまたまXのおすすめに出てきて存在を知りました。当時はまだTwitterだったなぁ。 元々、金田一少年の事件簿、名探偵コナン、探偵学園Q、大川端探偵事務所、キングスマン、米澤穂信先生の小市民シリーズ(最近完結したよ!)など、あらゆる探偵ものがそれとなーく好きだったのですが、探偵という職業をリアルな仕事として認識したことはありませんでした。 のちに依頼することになるなんて知る由もない当時の私は「探偵って

    • 1620kHz

      子どものころ、家族旅行で高速道路を通ると、心配性の母がいつもつけていたハイウェイラジオ。 サァっというノイズが混じっていて、でもそれ以外はとても静かで、不鮮明な女性の声だけが淡々と流れてくる。とても気味が悪かった。 大人になった今でも、ハイウェイラジオを聴くと、カローラを運転する父の横顔、助手席の母の後ろ姿、兄の臭いオナラを思い出す。  

      • 夏、別れ

        現在、弊社は退職ラッシュ。私の部署にまでその波が押し寄せてきた。今月、うちの部署から二人やめる。 辞めたい理由がよくわかるからこそ、引き止めたい気持ちは一切ない。早くこんなところから離れて幸せになって欲しい。 んだけど、なんだか今回はいつも以上に寂しくて悲しい。ここ最近毎日虚無になってる。それなりにたくさんの人の退職を見送ってきたはずなんだけどな。業務面だけじゃなくて、"ここにいてくれた"ってだけでこんなに救われてたんだと、改めて気づいた。 仕事上の関係だから、友達では

        • 人生を変えたもの②元夫(親との絶縁)

          人生を変えたものの二つ目は、元夫。いろんな意味で。 元夫が不倫をしたことによって、私は離婚を選択した。不倫の過程もなかなかひどかったのだけど、別の記事にちょこっと書いたので割愛。 私の親はなかなかな毒親で、社会人になってからは、一人暮らしの私をあの手この手で実家に連れ戻そうとした。 ある時は、アポなしで家にくる。ある時は、着信50件。ある時は、会社に電話。多すぎる着信に耐えかねてときどき電話に出ると「お前は借金をしてる!」とか「さっさと仕事を辞めろ!」と、よくわからない

        • 固定された記事

        探偵小沢さんに依頼した話

          人生を変えたもの①歯医者さん

          歯の大切さを言いたすぎて、非常にセキララですが、自分のことを書くことにした。 私は小さい時から虫歯ができやすかった。体質なのか、怠慢なのかわからない。どうにかしたくて大学病院にまで行ったことがあるけど、親身にみてくれる歯医者さんに出会うことができず、根本的な解決はしなかった。いつしか治療跡が増えて、人前で大口を開けて笑うのが嫌になった。歯医者さんも怖くなった。 大学時代に歯科助手のアルバイトをしていたことがある。家に近いこと、ネイルOKだったこと、時給が良かったこと、土曜

          人生を変えたもの①歯医者さん

          集合住宅恐怖症

          突然ですが、私は集合住宅恐怖症です。そんな恐怖症あるんかな。 あの光のひとつひとつに、自分と同じように思考して、生活を営んでいる生き物がいると思うと、もう頭がクラックラしてくる。 同じ場所に、同じ間取りで、全然違う人間が、全然違う生活をしているのが、すごく、なんか、変! 100メートル四方の立方体に押し込めていいような質量じゃないモノを、そこに無理やり押し込んでるワケよ。恐怖。途方もない情報量。脳みそが一瞬でショート。 ほんとは各々が相性の合う場所で、好きなことをして

          集合住宅恐怖症

          自分が1mm幸せになるメモ

          フォームローラーで背中コロコロするとお腹(内臓)に効く 内臓を冷やさない 股関節の血流を止めない 風呂に浸かるときは腕もしまう 定期的にどっさり捨てる、売る、整理する お尻をほぐす、リンパを流す でかい声で歌う 運動して汗を流す (随時追加)

          自分が1mm幸せになるメモ

          ヒストリアは、リヴァイになれる-16タイプ

          ※16personalities(いわゆるMBTI)はBig5のような性格診断としてではなく、娯楽として楽しんでいます 初めてこの診断をやったのはたしか4年くらい前。アルバイト先の後輩と一緒にやった。当時私はINFP、後輩はINFJだった。 INFPは理想主義者、内向的、感性豊かなタイプらしい。就活の適職診断でも大抵芸術家タイプだったから、「だろうな」と思いつつ、芸術家タイプは社会不適合者という検索サジェストを見て落ち込んだ。そして納得した。当時、ちょうど一社目の会社を辞

          ヒストリアは、リヴァイになれる-16タイプ

          不倫した元夫で考える、相手を尊重するということ

          色々考えてて思った。 人を尊重する、ってよく聞く言葉だけど、それって一体どんなことなんだろう。 同棲・結婚生活を思い出すと、元夫は私を全く尊重していなかったことに気づいた。表面上はとっても優しく、なんでも私の言うことを優先してくれる、ように見えた。 だけど、私の大事な価値観を、元夫は蔑ろにしていた。それは「一人の時間が欲しい」「ある程度ほっといてほしい」ってこと。 どこにいくにもついてきた。美容院、歯医者、習い事。息が詰まった。家でも、別の部屋で過ごそうとすると不機嫌

          不倫した元夫で考える、相手を尊重するということ

          大人になる

          大人ってなんだ。 みたいな話を、会社の同僚や後輩と最近よくする。 会社の部長を見ていて、みんな思うところがあるらしい。 彼は、ここに書けないほどの奇行を毎日繰り返している中年男性。彼が原因でやめた人も何人もいる。「ストレスで体調不良」「パワハラ」「セクハラ」など理由はさまざまだ。 初めの方こそ部長にとんでもなくイライラしていたが、彼を観察すればするほど、可哀想に思うようになった。だからといって私たちがご機嫌を取る必要はないんだけども。 +++ 私は、できないことをでき

          大人になる

          富山ひとり旅④

          日曜日。最終日。 起きたらねねさんがいらっしゃる生活、最高。それも今日で終わりだぁ…。 3日目 -春の四重奏(三重奏) -世界遺産 五箇山 相倉合掌造り集落 -富山市ガラス美術館 -沖漬け、日本酒(勝駒)、幻魚(げんげ)、昆布締めの刺身in富山駅 -新幹線で帰る 夜遅い時間の新幹線をとっているので今日もガッツリ観光するつもり。 最初は黒部ダムに行こうかと思ったけど、流石にやめた。旅行3日目の疲れた身体には遠すぎる…。とりあえず朝の散歩をしながら考える。 民宿の目の前は、

          富山ひとり旅④

          富山ひとり旅③

          土曜日 今日は富山にいる友人と旦那さんとお子さんと会うことになっていたので朝早くに民宿を出発する。車で観光地に連れて行ってくれるとのこと。 一旦カーシェアを返却してから待ち合わせの滑川駅に向かう。駅から海が見える。この駅、周辺に何もないんだけど、それが良い。でも自然がたくさんあるから、何もないっていうのもおかしいね。 そういえばレミオロメンの「Wonderful and Beautiful」という曲に「都会は溢れて田舎は足りない それとも逆か 似たようなものか」っていう歌

          富山ひとり旅③

          いつだって発展途上

          私は、ちっさいときにできないことがたくさんあった。 心理的にも物理的にも、たくさんのことができなかった。 だから、大人になってからできるようになったことが、わりとたくさんある。 ひとつできるようになるたびに「できるようになった!」「これもできるようになった!」と喜びに満ちあふれる。 でも、それは自分だけの力ではなくて、周りの助けがあってこそ。できないことだってまだまだある。やりたいこともたくさんある。 いつまで経っても自分は発展途上だと忘れずに、驕らずに生きていきたい。

          いつだって発展途上

          富山ひとり旅②

          旅に出るまでが長くなっちゃった。 金曜日の朝5時半。富山駅にようやく到着。薄明るい。寒い。天気は曇り。 初めての夜行バスに洗礼を受けまくって打ちのめされていたけど、朝のさっぱりした空気を吸ったらすっかり元気になった。 今回は諸事情によりレンタカーではなくカーシェアを使用することにしていた。車がないとやっぱり少しきつい。 当日でも車を借りられるなんて、便利な世の中! 車の中で化粧をしたり、朝ごはんの焼き芋を買ったり…とかいろいろしてたら結局7時前。ようやく出発。 ちなみに

          富山ひとり旅②

          元夫の不倫相手の今

          こんばんは。 気合いと執念は誰にも負けない、どうも灯です。 さてさて、元夫の不倫相手の現状ですが、どうやら別店舗に異動し、引越しした模様。 おいおい、まーた調べたんかよ!って感じだけど、だって、みんなが見れるところに書いてあるんだもん。調べたらわかるんだもん。わかるようにしてるやつがお馬鹿なの。 ていうか、引越しと異動までするほど後ろめたいことしてる自覚があるくせに、逃げ道に痕跡を残しまくってるの、アホすぎて笑った。 彼らがどこまで逃げようとも、たぶん私は見つけ出すと思う

          元夫の不倫相手の今

          富山ひとり旅①

          元夫と離婚して少し落ち着いたので、先日念願の富山旅行に行った。 とっても満喫した。 そしてなかなかのハードスケジュールだった。 最初から最後まで、いろいろな感情になった。 ----- そもそも富山に行きたいと思ったのは、「ミステリというなかれ」という田村由美先生の漫画に富山県の雨晴(あまはらし)海岸が描かれていたのがきっかけで、「絶対にこの景色を見たい」と思ったから。 元夫に「ひとり旅で雨晴海岸に行きたい」と伝えると、「僕も行きたい」と言われてしまい、微妙な気持ちにな

          富山ひとり旅①