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探偵小沢さんに依頼した話

探偵小沢さんってご存知でしょうか。

本物の、現役の、探偵さんです。
私は、たまたまXのおすすめに出てきて存在を知りました。当時はまだTwitterだったなぁ。
元々、金田一少年の事件簿、名探偵コナン、探偵学園Q、大川端探偵事務所、キングスマン、米澤穂信先生の小市民シリーズ(最近完結したよ!)など、あらゆる探偵ものがそれとなーく好きだったのですが、探偵という職業をリアルな仕事として認識したことはありませんでした。
のちに依頼することになるなんて知る由もない当時の私は「探偵って本当にいるんかいな。ほー。おもしろそー!」と、めちゃめちゃに軽い気持ちでフォローしました。今となってはそのときの自分を褒めたいっ!
そんな私が、探偵小沢さんに依頼するに至った経緯です。

(書いてるうちに長文になっちゃったんだけど、言いたいのは「辛い状況を1人で抱えて苦しまないで」「専門家への早めの相談がおすすめ」「探偵さんへの依頼を考えているなら小沢さんへ」の三点です!お時間がある物好きな方はどうぞ続きを見てください。)



1.夫の不倫疑惑

最初に小沢さんにコンタクトを取ったのは、夫の不倫を確信していないタイミングでした。
探偵や興信所に依頼するしかないのかなぁ…と考えたとき、脳内によぎったのはTwitterの「探偵小沢」アカウントでした。わたしはGoogle検索すらせずに「そうだTwitterの小沢さんだ!」となってHPから問い合わせました。すぐにメールで返事をもらい、その後電話をすることに。

電話をした時間帯、夫は家にいませんでしたが、話を聞かれたらまずいので近所の公園へ。
くつろぐ若者。犬の散歩をするおじいさん。部活帰りの学生。
そんなのどかな風景を尻目に、夫の不倫疑惑について探偵に相談するわたし。非常にシュール。

あらかじめメールで夫の性格や現在の状況などあらかたお話ししていたので、初めての電話では「不倫しているとは断定できない。調査するとなると、まず「不倫しているかどうか」を調べるところからになり、本当に不倫していた場合そこから相手を調べたり不貞場面を押さえる必要があるから、調査が長引いて費用もかかる」と、正直に話してくれました。

それを聞いて、「探偵に依頼するって金銭的にも気持ち的にもでっかいことなんだな…わたし無謀なんかな…一回冷静に考えよ…せめて怪しい人物の目星をつけられたら心も決まるんだけどな…」と、依頼はいったん保留にしていただきました。

そこから数日は、夫を信じたい気持ちと、「でも絶対おかしい!」のせめぎ合い。

不倫されて離婚した経験のある友人に相談したところ、夫の言動の明らかにおかしい点を友人が指摘してくれて、「少なくとも夫はわたしに嘘をついている」とわかりました。わかりたくなかったけど。

そこからなんやかんやあって(書けない…)、数時間で不倫相手を特定できちゃいました。もちろん合法的な方法です。

そして、なんやかんやあって(これも書けない…)、夫らの不倫を目撃してしまいました。
この時点で小沢さんに再びメールでご連絡し、契約のためにお会いすることに。

2.小沢さんへの依頼

お会いする前にYouTubeを見ていたので、相当テンションの高い方がいらっしゃるのかと思ったのですが、登場したのは気遣いを持ち合わせていらっしゃる常識的なテンションの社会人でした(笑)
そりゃ、不倫調査の契約のために会うのに、テンションブチ上げて来る人はいないですよね。でもそういった気遣いもしっかりしてくださる方でした。

数ヶ月ごとに複数回依頼しまして、不倫相手がわかってたのに複数回というと多いような気がしますが、毎回目的が違ったので、過不足なかったと思っています。夫も不倫相手も相当タチが悪かったので。
そして毎回、特濃の映像をお届けしてくださるのでした。ネチョネチョした人間たちの、生態観察ビデオ。AV(アニマルビデオ)と言って差し支えない。まるで「僕たちはロミオとジュリエットだ!」と言わんばかりのネチョネチョ具合には閉口です。恥も外聞もない彼らの自己陶酔した姿を目にしたら、消化不良を起こすこと必至。もちろん、裁判レベルでしっかり使用できる、しっかりバッチリな映像でした。

ああ、書けないことが多すぎるよぉぉぉ…。
努めてライトに書いてきましたが、とんでもなく傷ついたし、実は本気で死のうと思ったタイミングが2回ありました。そのうちの1回は、実際に入水自殺しようとしました。しなかったけど。

不倫されるとか離婚するなんて、本当は起きない方が良かったけど、でもそれをきっかけに、親身に励ましてくれる人が周りにたくさんいることに気づきました。あまり人を信用できるタイプじゃなかったんですけどね。皮肉なものです。
その他の個人的な事情も重なって、価値観も性格も本当に変わったように思います。周囲の人たちへ、そして何気ない日常に、今まで以上に感謝と愛着を持てるようになった…!怪我の功名…!

調査において、しんみりした空気感になると心が折れそうだったのですが、そんなわたしに合わせて毎度ユーモアを交えてご報告してくださったのにもとても救われました。しんみりされたらたぶん心が折れていたと思います(笑)
不倫というデリケートな問題に関わる方は、相手の気持ちやテンションに寄り添うこと・事実をそのまま伝えること、の二点が大事だと思うのですが、小沢さんはどちらもお持ちなので安心してお任せすることができました。

3.早めの相談を

私は自分で調べた過程で、徹頭徹尾、合法的なことしかしていません。それにもかかわらず、怖い思いをしたことが数回ありました。それが一つのきっかけになり、格闘技を始めました。また、尾行に関しては一般人がやるのはNGだったりもします。なので、とにかく早い段階で探偵さんや興信所、弁護士さんに相談することを強くお勧めします。
探偵さんや弁護士さん目線で「やっちゃダメなこと」、「やった方がいいこと」、どちらもあるけど自分で判断するのは難しいし、インターネットの情報も有象無象なので。

探偵や興信所に依頼を迷っている全ての人に、わたしは小沢さんをすすめます。超絶仕事人だし、個々の状況を鑑みて調査のメリットデメリットどちらも正直にお伝えしてくれるので、依頼して後悔することはないと思います。実際にコンタクトをとってわかることもあると思うので、迷っているならぜひ一度ご相談して欲しいです。

どんな調査をすれば良いかはご提案してくれました。
ただ「この日に調査してください」という具体的な日時は、個々の事情にもよると思いますが、自分自身で選定することが多いかと思います。依頼中に、このまま調査を続行するか終了するかを決めるのも自分だったりします。依頼してからも、自分で考えたり決めることがとっても多くありました。
なので、依頼したら終わりというわけではなく、「探偵さんに依頼することで自分はどうしたいのか」を見失わないことが大切かもしれません。

そしてその後弁護士さんにも依頼することになるのですが、やはりここでも数々の決断を迫られます。離婚するかしないか、示談にするか、調停にするか、裁判にするか、別居するか、婚姻費用はどうするか、離婚する場合の財産分与について、など枚挙にいとまがありません。

4.最後に

辛くて何もできない、手につかない、どうしたらいいかわからない、決められない、というのは本当にとってもとっても気持ちがわかるので、まず周りの方にご相談してください。リアルの人間関係で相談できない状況なら、SNSでも良いので、1人でしんどさを抱えないでください。

小沢さんと弁護士さんに出会えて私は本当に運が良かったです。調査報告のご連絡や打ち合わせで笑顔になれたのは、皆さんのお人柄だと思います。おかげさまで「チーム:配偶者の不倫追い詰め隊」としてここまで足を止めずにくることができました。チーム名は今決めました。

本当にありがとうございました。
次の方へ幸せのバトンがつながることを心から願っています。


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