【グッドプラン・フロム・イメージスペース】Episode.5 「今から数年後・・・」第11章 Part.1 (No.0222)


ある地方都市で講演が行われ、約1,000人ほどの人々が集まりました。

講演のタイトルは 「悪の正体:その手法と対策」



現在の新しい政府が出来上がるよりもはるか昔から、過去の政府達と結託していた世界中の悪人たちが準備していた愚かな計画が数年前に実行されました。


しかしそれ故に、彼らに騙され続けてきた人たちも悪人たちの正体と本性と計画に気づき、大勢が立ち上がりました。
それによってこの新しい政府が生まれ、今もなおより良く正しい世界にするために日夜活発に活動を続けている状況なのです。




白地に黒で書かれた看板が公民館の前に立てられ、開始より一時間早い午前9時の今でもすでに満員となっています。
勿論営利目的の講演ではありませんので完全無料ですし、そもそもそんなことを微塵も考えていません。
来られない人のためにもネットでリアルタイムに流れますし、アーカイブ化もされいつでも誰でもタダで無限に確認できるように計画されています。


時間になり、壇上には講演者である初老の男が現れました。


「悪がこの世界に存在することは当然ここにおられる、またこれを見ておられる人々は既にご承知だと思います。アタリマエのことです。私が持っているアイスティーがよく冷えていることと同じくらいに当り前です。先程まで冷蔵庫に入れさせてもらっていましたからね。」


穏やかな笑いが生まれる。


「ですが、数年前まで世界中でこの当り前の事実を知っているものはごく一部の人だけでした。何故か? それは簡単です。悪が世界を支配していたからです。悪が支配をしているのだからその存在を教えるわけがありません。教えたら滅ぼされてしまいますからね。ゴキブリやハエが自分の場所を教える訳ありませんね。」


挨拶もなく、いきなり講演を始めるのは彼の、ミドリミチのいつものやり方でした。
彼はもともと教師でしたが、過去の政府の時代の教師であったために正しい教育が出来ず、逆に子どもたちを苦しめ続けるやり方を強いられ、それに我慢出来ず、教育委員会や校長たちと徹底的に戦い続け、その結果学校に居場所を失い私塾で講師を行っていた男でした。


彼は学校のように黙っていても生徒がやってくる環境ではなく、自分で生徒を見つけ更に結果も出していかないといけない苦しい立場になったことで、かえってどうしたら良い教育が出来るか、そして子供を、人を成長させられるかを独学で学ぶことが出来ました。
そしてそれを経験として自分自身も鍛え上げた人物でした。


数年前に新しい政府になり世界が大きく変わったことで、このような男たちが強力に立ち上がり、そして未来永劫かつてのように悪が栄えることが無いように全身全霊を持って人々の為に働いているのです。

もちろん新しい政府は徹底的に彼のような人物をバックアップしているので、この講演が無料であっても彼は何も困りません。
また、彼のことをみんなが愛しているので、彼に食べ物を持ってきてくれる人もいますし、車や宿を与える人もたくさんいるので、彼自身は何一つ困ることは無かったのです。

それに彼自身、欲望や利益のためになんて動いていません。ただただ一心に子どもたちを、そして正しき未来を、正義を守り浸透させたいだけなのでした。


「今現在は素晴らしい世界になりましたが、まだまだ悪はいます。そしてそれがまたいつ何処でかつてのように暴れ回り世界の価値観をひっくり返されるかわかりません。
あなた達はご存じないかもしれませんが、私の若い時代はそうだったのです。私の時代は正しいことが間違っていて、間違っているものが正しいと教わり、世界はその基準で動かされていたのです。
信じられないほど愚かでしょう? ですが本当のことなのです。
ですから人々は大人になっても遊んでいたのです。
テレビを見ていたのですよ! スポーツをしていたのですよ! 食べ物ばかりに夢中になっていたのです! もっと恐ろしいことにお酒を飲んでいたのですよ! 毎晩飲んでいる人さえもいたのです!」


ミドリミチはひときわ大きな声で話しました。思わず力が入ってしまうほど彼はこの過去の歴史を強調したかったのです。

この愚かな現実は、確かに存在したのです。ですが、愚かなことは風化しやすい。何故なら恥なので記憶から消そうとしてしまうからです。
ですからより強く若い人たちへ伝えたかったのです。
その熱量に感化され、会場からもどよめきが起きました。


「悪は嘘を伝播し真実を隠蔽します。時には真実に嘘を、嘘に真実を混ぜ込みます。こうして真に正しいものを破壊するのです。
真実を知ったものは強くなります。それは悪にとっては脅威です。ですから徹底的に人々に嘘を教えこむのです。
そのために悪はマスコミと芸能と政治と教育を乗っ取ったのです。
そして広く深く嘘を教え込み続けました。
特に強力なのは教育現場です。つまりは学校ですね。
ここで徹底的に狂った悪の思想を教え込み続けたのです。
幼いものが狂ったら、そのあとの世界は全てが狂うのです。
狂った芽は狂った果実を作ります。そして実際に世界が狂わされました。
恐ろしいことです。
幼い子どもたちを守り教えるものこそが一番の気違いだったのです。
最も悪に染まったものこそが学校だったのです。」


彼はカバンから丸めた紙を取り出し、ホワイトボードに貼り出しました。


「人々は悪に染められました。悪を行いました。
しかし、真の悪とは違います。
真の悪とは悪を成すものではなく、他人に悪をさせるものです。
唆すものです。
何故なら当然のごとく真の悪は数が少ないからです。ですから彼らは数を多く見せるという嘘を第一につきます。
そのときに役に立つのがマスコミなのです。
そしてそのマスコミが使う駒が芸能です。また芸能は政治と裏表にありますのでこの辺は密接につながっています。」


彼の貼った紙にはこのような文字が書いてあった。



『悪人は必ず人を支配しようとする。その具体的な手法について』


 a:ショック・ドクトリン
 b:クライシスアクター
 c:捏造報道、スピン報道
 d:影武者
 e:暗殺
 f:集団ストーカー
 g:情報工作
 h:芸能
 i:土地、財産の強奪
 j:戸籍の乗っ取り
 k:カルト宗教
 l:カルト宗教その2;実行部隊


 「誰一人としてお客が居なくても映画では『大ヒット上映中』と宣伝しても許されるように、芸能においては全ての噓が何故か認められているのです。これが芸能の強みです。つまり芸能というのは初めから全てが嘘で出来ている、ということが人々に認知されているのです。もちろん芸能の枠で留まっていればまだ許せるのですが、この嘘の塊が真実であるべき場所にも顔を出すのです。彼らが政治を語ったり政治に参入したりするのです。どう考えても狂ったことですが、そういう時は彼らは自分たちを人間として扱うことを強制してきます。少し前までテレビでバカをやって生計を立て、話す言葉は嘘ばかりだったのに、突然真っ当な人間になってしまうのです。おかしなことです。それが簡単に現実になってしまいました。芸能で食えなくなった者たちが次々と政治に参入したのです。」



彼は言葉を止めアイスティーを飲みました。
3月半ばでしたがこの日は午前中から良い日差しがあり、公民館の中も熱を持ち始めました。

ミドリミチはスタッフに風を入れるように依頼し、窓やドアが開けられました。
涼しい風が場内に抜け、聴衆も心地よさを味わいました。



「不思議なことにも見えます。芸人やタレントや女優や中にはスポーツ選手やプロレスラーまで政治家になるのです。
しかしこれは全て共通する人物たちなので、解ってみれば違和感はありません。これらは全て『演者』です。
演者とは何かといいますと、『人の言うことを聞く』存在のことです。
政治とはごく一部の者たちで回しています。数が多く見えるのは先ほどお話しした通りで嘘のテクニックです。
全部ごく一部に連結されています。そのごく一部の少数によって書かれた『本』の通りに動く存在が演者です。

俳優は勿論脚本があります。
タレントや芸人も全て台本のとおりに動き、話します。
私の友人が昔、クイズ番組のセットの解体の仕事をしましたが、回答者の席には全ての答えが書かれていたそうです。
スポーツも勿論脚本があります。プロスポーツもです。プロレスだけではありません。
これらは全て『誰かの指示通りに動くプロ』達なのです。ですから政治とはとっても相性が良く、嘘を使って人々を支配したいものたちには大事な駒なのです。ですから政治と芸能は裏表なのです。」



ミドリミチはホワイトボードに貼られた紙を見て、『h』の部分に赤の丸いマグネットを貼り付けました。



「本日はこのホワイトボードにあるものを全て語りたいところですが、それは時間的にも難しいでしょう。これらはネットで検索すればすぐに確認できることが多いので省くことになりますが、しかし根本はお伝えします。特に悪人の使う『嘘』と闘う方法については必ずお伝えする必要があります。
これは全ての人が知り、扱えるようになるべきです。
いわば防具であり、剣なのです。敵と闘うときに素手のものはいません。
必ず武器が必要ですからそれを皆さんには持って帰っていただきますし、扱えるようになっていただきます。
お教えするものには時間のかかるものもあります。私の方で現在、新しい政府と話し合い学校で学生が行うプログラムに組み込んでもらうように調整している内容もあります。社会人の方のためのプログラムも検討中です。個人ではしづらいもの、学びづらいものもありますが、理解することが大切なものもあります。必ずしも複雑ではないのです。究めてシンプルであったりもするのですが、しかし隠蔽され教わることが出来ずにいれば一生そのことに気づくことも学ぶことも出来ないという事実もあるのです。」


ガタガタとなる窓の音にミドリミチは視線を向ける。
春の風は会場へと吹き抜けるが、この場内の熱気を冷ますことはなかった。


「数を増やすために使うのがマスコミです。出版もそうです。
たったひとつ作ってしまえば後は無限に増やすことが出来ます。
映像でもそうですし、本でもそうですね。演劇も同様です。演者が変わるだけでいくらでも増やすことが出来ます。たった一度作ったポスターも1万枚刷ってしまえば100万人に見られるのです。本も一度書いてしまえば100万冊だって読まれるのです。悪にとってはこれほど相性の良い物はないのです。
しかしこのマスコミというのは一種の技術であって、これは悪だけでなく善にも使えるものです。だからこそ悪がより強く支配を固めるのです。
善に使われないようにしてきたのです。
そしてマスコミの技術に乗せて拡散させるものが芸能なのです。自分たちの指示通りに確実に動くものを大量にコピーして世界に垂れ流して人々を都合よく騙し続けてきたのです。」


聴衆は、講演者が経験を元に語るその内容の悲惨さに呆気にとられ反応が薄くなっていました。聴衆たちは自分よりも年上のこの講演者が一体どんな時代を生きてきたのだろうか、とその悍ましい世界の想像をぼんやりと膨らませながら耳を傾けていました。


「しかし、皆さんは疑問に思うかもしれません。いくら何でもそんなに人は嘘に騙されないのではないかと。ある程度の年齢になれば誰でも自然に真実に気づくのではないかと思われているかもしれません。そういう疑問を持つことは当然かもしれません。今ここにおいでの方たちは皆お若いです。ですから過去の政府の時代がどれほどだったかは経験されていません。
悪が人類の初めから現在までに為してきたことに比べれば、私の経験した事なんて本当に僅かなものですが、でも比較的新しいその経験のなかでも、人が年齢に関係なくあっさりと騙され続けてしまうものだという事実は証明されてしまったのです。
存在しないウィルスをテレビによって信じ込まされた人々が真夏でもマスクをして不潔な状態で過ごしたのです。
子供にも強制したのです! それも学校が行ったのですよ! 
子供に知識を教えるものたちが、何一つ自分の頭で考えること無く、ただただ言われたことを黙って疑いもせずに無抵抗な子どもたちに強制していたのです。そんな紙っ切れの雑巾が、存在の証明すらされてもいないもののために強制されていたのです。

これが悪であり愚かであり、そしてカルト宗教というものなのです。

化学も医学も法も全部を無視したオカルトが世界で押し付けられたのです。
もちろんこれを煽りに煽ったのもカルト宗教団体であり、政治家であり、芸能であり、マスコミなのです。病院も医者も乗っかりました。
彼らは金になれば何でもするのですから皆同じ存在です。
マスクの目のサイズを調べればウイルスを止められず通過してしまうなんて、あの時代でもネットで一瞬で検索出来ました。5分あったら全てが嘘の騒動であることがわかりました。
でも、誰も調べなかったのです。誰一人として5分も調べなかったのです。
それほど人々の頭が狂ってしまっていたのです。
ゲームをしていたのです。動画を見たりしてたのですよ!」


若い聴衆たちも、その騒動については知っていました。
だが経験者にこれほど生々しく聞かされたことは無かったのでしょう。
本日で一番のどよめきが起こりました。


ミドリミチは話を止め、アイスティーを飲みながらしばし場内が落ち着くのを待ちました。
気づくと結構時間が経っていたようで、アイスティーもすっかりぬるくなってました。
彼は壇上の脇に控えるスタッフにお代わりをお願いしました。


「もちろんそれも大人たちが、です。もう20歳を過ぎているのにです。ゲームをしてたのです。5分も調べず。猫の動画を見てたのです。5分も考えず。マスクをしながらジョギングしてたのですよ。
これはあの時代を知らないものには受け入れがたいでしょうね。
しかし、事実です。
そして油断すれば今の時代であっても起きうる気違い沙汰なのです。
ですから私は必死になって皆さんに伝えているのです。
風化させてはいけません。
この恥ずべき、本当に情けない惨めな歴史を忘れてはいけないのです。
これを永久に記憶にとどめ、そして乗り越えるのです。」



ミドリミチはどよめきに被せるように話しました。



「人々が騙される嘘にも種類があります。それが大きい嘘と小さい嘘です。これは意外にも小さい嘘のほうがバレやすいのです。
大きい小さいというのは規模のことです。規模が小さい方が管理も捜索も検証もしやすいです。
だが大きい嘘はバレにくいです。
何故なら規模が大きい分だけ検証すべき要素が多くノイズも増えるからです。
嘘をつく側からしたら規模が大きい方が安全で、しかもその嘘による収穫も大きい。だから彼らは必死になって巨大な嘘をつき続けました。
騙される人々も規模が大きくなることで理解や認識がぼやけてくるのです。
食べ物で言えば一口程度ならわかるものも、大量に食べさせられると感覚が鈍り判断が出来なくなるのに近いです。
そしてその嘘に嘘を連日に渡って重ね続けます。それも子飼いにしている芸人やタレント、女優やスポーツマンなど『庶民の味方』だと思い込ませている連中にやらせるのですから、人々はどんどん嘘を見破れずに飲み込まれていくのです。」


ミドリミチは舞台袖を確認しましたが、アイスティーのお代わりはまだやってきませんでした。


「ここで今一度、ものを読むことの大切さを強調します。
それは単に文字を読むだけではなく、文字になっていないことを読む力のことです。そしてそのまだ文字になっていない事を文字にする力のことです。
人を支配したいと望むものは、文字しか読めないようにしたがります。
人には文字も、文字になっていないものも両方読む力があります。
難しいことではありません。当たり前のことです。誰でもやっていることです。ちょっと外を見回すだけでもいくらでもあります。何しろ文字になっているものの方が少ないのですから。
あなたが自転車に乗っている時に、曲がり角から人や自動車がやってくるかどうか、それはどこにも文字になっていませんね。それはその時にそれぞれが考えて「読む」のです。
ご飯を食べていてもどの順番で食べるかなんて一々どこにも書いていませんね。でも自然と出来ています。大体バランスよく片付けていくものです。
歩いている時にもそうです。どこにだって細やかな凸凹などがあるものです。それを微妙に避けたり越えたりしているものです。それはどこにも書いていません。しかしみんなやっています。でもそれはあまりに些細な事なので誰も指摘しません。つまり一見すると『無い』のです。 
しかし存在します。
こういうすぐには見えないもの、指摘しづらいものを『読めないように』、見えないように調教育するのです。
人間は文字しか読めないのだと嘘をつき、文字以外を読む力の存在を隠し、教えないのです。
そうして、世の中に予め記載されているもの、額面通りのことしか理解出来ないように人々を調教します。
しかし繰り返しますが世の中の殆どは明文化されていません。

つまり文字しか読めないという事は、

『誰かが意図した事だけしか理解出来ない人間』

ということです。

これは先ほどお話しした演者という存在にとても近いものです。


こういう人の事を昔は『指示待ち人間』などと言ってバカにしていました。しかしそういう風にワザと育てていたのです。本当にひどい話です。
彼らにとっては殆どの人間は人間ではなく家畜や奴隷だったのですから、その扱いもある意味当然と言えます。本当に汚らわしく恐ろしいことですが、事実でした。
そしてこういう調教育を施された人たちは、自分で何かを発見したり問題点を見つけ出すことなど出来ません。
つまり何の能力も無い人にされてしまうのです。

ですから簡単に騙せるのです。
悪人がわざと人を騙すために工作した罠を見破ったりなど出来ませんからいくらでも騙されました。年齢は一切関係ありませんでした。
恐ろしいことです。80年生きたって関係ないのです。
あまりにも幼稚でずさんな事にだって一瞬で騙されます。
何故なら昔の人達は、幼い頃から学校やテレビや親たちから嘘ばかりを教わり、嘘だけで育てられてきたからです。

人は嘘によってどうなるのか?
迷子になるのです。
方位磁石が間違っているのと同じなのです。
北へ行くべきなのに方位磁石が北を南と示したら、それを見た人は永遠に正しい目的地へ辿りつけません。
彼らは幼い頃からこうして嘘によって人生の迷子になりました。
そしてそのまま大人になったのです。
人生には必ず『真実』が必要です。これは絶対です。真実だけが人をまっすぐに導きます。
ここで大切なことは、人の成長についてです。

人は真実がないと成長出来ないのです。
だからこそ悪人はより人々から真実を取り去ります。
成長させないようにするのです。
そうすれば50になろうが80になろうが赤子だからです。
簡単に騙せるし簡単にあしらえるのです。
先ほどの文字の話もそうですが、悪人たちはこの事実を知っています。
真実の大切さも、文字になっていないものを読む力の大切さも知っています。
だからこそ隠蔽するのです。
そうすれば自分たちが常に人々の上に立てるからです。
人々を支配できるからです。
だから彼らは積極的に嘘を教え込み、真実を隠蔽するのです。
この手法は真実を知っている、真実を独占している悪人たちには最高の手法なのです。

人は真実で成長します。だから嘘では成長が止まるのです。
幼い頃から嘘を受け入れた人はどうなるか?

嘘を受け入れたそこまでで成長が終わり、そこから先は進めないのです。
つまり路頭に迷うということです。
一見大人に見える人間も、結局はその嘘を受け入れた時の年齢から一切成長をしていない子供なのです。

だからいつまでもスポーツばかりやって身体を鍛えたり、テレビを見たりゲームをしたり映画を見たり恋愛ばかりだったり、食べ物や物に固執したりするのです。
その行動の通り、彼らは子供そのなのです。」



舞台袖からスタッフジャンパーを着た男2人がやってきました。
彼らは手に持った拳銃でミドリミチを撃ち始めました。



Part.2につづく

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