見出し画像

社会人の英語学習法: 文通サイトで英語を書く

目的:英語で発信することに抵抗を無くす(4分)
異国の人と英語を使うとは話せるようになってからと思っているといつまでたってもそのチャンスは訪れない。
そんな時は言語が違う人が集まるwebサイトで文通相手を探してみよう。

私は十数年前にLanguage exchangeのwebサイトを見つけてそこで文通相手を探してみた。
このサイトではお互いに目的とする国や言語の人と趣味や文化について交流する場を提供していた。
今では似たような目的で交流する場所はいくらでもあるはずだ。
・自分の趣味や興味のあることを英語で表現して自己紹介文を書く
・自分とマッチしそうな人がいたら交流してみる
・写真やイメージの絵があるとお互いのネタのトリガーになる
初めは、自己紹介文をコピペして話し掛けてもいい、異国だから顔を合わせる訳でもないし、誰かが見ているわけでもないので文法がめちゃくちゃでも恥ずかしくない。

会話が成立するように質問と回答を繰り返してみよう
自己紹介をしたら、相手のプロフィールをみて共通項から文章を書いてみよう。すらすらと文章が書ける訳でもないだろうから最初はGoogle translateを使い、日本語→英語にして英語の文章構造を覚えながら徐々に慣れていくと思う。
繰り返していくと日本語の構造が正しくないと、正しい英訳になっていないと気付くと思う。そこで普段使っている言い回しを見直して、単純な文章から日本語を組み立てて、そこに形容詞や副詞を入れてみると分かってくる。

私自身は、純粋な英語の授業が苦手だったので、中学英語の前置詞とか、副詞とかの区別が全く分からないレベルだった。
しかし、実際には言葉を組み立てて行く上で、日本語→英語を繰り返すと文章のパターンが分かるようになる。
かっこいい言い回しは捨てて、単純な文章から組み上げる事を意識すれば基本的な会話は成立する。

誰と会話するかを的を絞ろう: 語彙力の少ない若い人が良い
当たり前だと思うが、会話したい相手の語彙力が少なければ表現が単純なので自分も理解出来る。
結論: 若くて自分の話題とマッチする人を見つけるとその相手が先生になってくれる
先生だと教えてくれたり、指導してくれるが、緊張してしまうだろうが相手がただの会話の相手だったら何も気にしなくて済む。
プレッシャーが減ると義務感も減り、純粋に会話に集中できるので意思疎通が容易になる。
こんなことを書くと、レベルの高い人と話す時に変な癖がついてどこかで壁にぶつかると恐れるかもしれない。大丈夫、その時にはまだ別の先生を探せば良い。今では色々な選択肢があるから無料の「先生」役はどこにでも居るから。

会話のテーマの例
とは言っても何をテーマにしたら良いか分からない人の為にいくつかの例を出してみよう。
・日本のアニメ →海外でも結構人気がある
・日本の文化に関することや生活習慣について →観光客が来る理由が分かるかも
 - 日本家屋
 - 抹茶
 - お寺、座禅
 - 畳
 - 日本酒
 - 忍者
多分、江戸時代のネタは大体使える
・写真やカメラ
・日本製のアイテム

思い付くだけ書き並べたが、どれか一つくらいは誰でもネタにできるのではないだろうか。

私の経験: ロシアの人と文通した時の事
「お前は畳の上で寝ているのか?」と。ストレートな純日本人生活の質問に思わず笑ったが、そんなことは無いと答え、こちらからはこんなイメージ先行の話題を振ってみた。
「お前はウォッカを毎日飲んでいて、とても寒いのか?」と。
お互いにそんな訳無いだろうと説明して終わったが、そんなレベルの話しでも結構簡単な文章が書けるようになった。

イタリア人にピザ食うか?とかフランス人にワイン飲むか?と聞くくらい極端な質問(ある意味失礼)でもいいんじゃないか。意外と面白い答えが返ってくるかもしれない。

注意:
チャットする時は、Google translateの時間も気にすることがあるかと思うが、時差の夜更かしも気を付けよう。
相手のプライムタイムを狙うと日本時間の深夜になったりするが、私はその時間に合わせて特訓した。その方が上達するし、それくらいの気持ちでやらないとね。

でも一番大切なのは続ける事。
無理せず、楽しみながら目標に向かおう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?