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捨て猫と捨て犬を拾う子どもだった話

   よく、子猫や子犬を拾いました。
飼えない、戻してきなさいといわれて、それでも衰弱している子猫をなんとかしようとしたり

 子犬は飼い主を探したり。




  『助けて……』っていわれて
 目の前で死なれたら嫌だから助けてしまう。

   猫も犬も話さない。


  それでも……



  『支えてくれ』でも
 『これしかないんだ。声しかないんだ』でも。


   その願い事を聞く義理は、ない。私には。

   だけどね




   素晴らしい声を聴かせてもらって私は感動したから

  文章でアラジンのジーニーのように、『紹介記事』なら書けるのよ


   私に出来ることで応援出来るのよ


  大好きな声の推しが
   元気なくなって……もう無理だって
  終わるんだって

   聞かされたら

    応援したくなるんだよ

  だって、もう聴けなくなるじゃないか。

   私は友達じゃないし、リアルの世界で推しを知らない。
   インターネット削除が

   『推しとのお別れ』だ。

   それを責めたり、しない



   それこそ『生死』と変わらないのだ


 私の中で『インターネット削除はそのキャラクターの死』を意味する。




   アカウントを遺してくれる推しもいるだろう。それは生前の録画とかに似ている。

  『アカウントは記憶や思い出』だ。





  インターネットから消えることがダメなんじゃない。

  消えてもいいし、転生してもいい。その人の自由だ。






  捨て犬も捨て猫も私が拾ってほかの飼い主のところへ行って幸せだったのだろうか。


   通り過ぎていく


    これもまた過ぎ去る

  いつかはspoonから推しが居なくなるのかもしれない



 そのとき、私は何をしているのか

 それとも私がspoonのアカウントを遺して次のステージへ行くのか


  どうなるとしても
恨んだり責めたりするんじゃなくて

   『ころころ変わるから心』っていうんだよ

   そうだ、誰かそんなこと言っていたな

 あれは、誰、だったかな……

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