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繁盛しないから儲かる!そんな事業ってあるの?~投資アプリ開発者からみたインベスターZの楽しみ方

インベスターZ実写版、第八回は、事業モデルの話でした。
今回のドラマの中で取り上げられた事業は、
渡辺先輩のお母さまがやろうとしていた小さな街にある喫茶店。
こういう、小さい喫茶店経営という事業もあれば
従業員が何万人クラスの超大手企業もあって、事業の規模は様々。

そんな中で「事業」に不可欠な要素は、
とにかく、事業が継続していくこと だと私は思います。

儲かることが一番大切だと思いがちですが、そうなると、
大抵どこかで無理が出てきて、事業の失敗につながります。
地方交付税でばらまき予算をもらって、大きな投資をした結果、
売上を伸ばさなくてはいけなくなり、あげくの果てに倒産してしまう、
といったものはのはその代表例ですね。
まずは継続できることが事業の必要条件。
儲けとは継続のために必要な条件のひとつと思うものではないでしょうか。

第八回テーマは、「今こそ立ち上がれ!居抜きビジネス最前線!」

今回、ドラマは財前君の先輩の渡辺さんのお母さんがいきなり
 「喫茶店を経営する」と言い出したことから始まります。
今までパートでその喫茶店の清掃しかしていなかったお母さんが、
いきなり言い出したので、娘の渡辺さんはじめ道塾のメンバは一斉に、
 「いやいや、いきなりそんなの無理でしょ。しかも、今の時代に喫茶店って!昭和の遺物か!」という展開。

確かに、今はコーヒーもコンビニで十分おいしいコーヒーが100円で
飲めるし、わざわざ個人経営の喫茶店なんかやって儲かるわけない
でしょう、と思うのは当然のこと。

それを、渡辺さんのお母さんに喫茶店を譲ろうとしている
今まさに経営している喫茶店のマスターは淡々と、大丈夫!
と言い切ります。

その理由は簡単。 
個人商店で営業する時には、SLIM  SIMPLE  SLOW が大切。
無理してメニューを増やしたり、客をたくさん入れようとしなくても、
十分採算取れる事業を無理せずにやり続けていけばいいんだと断言します。
もちろん、だからコストもかけずに。居抜きでそのまま使えるものは使って、客もそこそこ来るくらいが、従業員も雇わなくていいので効率が良い。

「事業」と言ってもその規模は様々、と最初に言いましたが
こういう街に一軒あるような喫茶店の場合、特に家族で経営していて、
今の喫茶店を維持していければ良いという目的であれば、
このマスターの言うことも なるほど。
渡辺さんのお母さんがそれを引き継いでやっていくのであれば、
それも極めて合理的。

事業の本質である、まずは継続することが一番大切
に合致していますよね。

また、渡辺さんが、
 たとえ今のこの商店街がなくなってしまったとしても、
今はスマホがあるからお店の良いところをちゃんとアピールすれば、
遠くからでもこの喫茶店に来てくれるお客様もいると思う

と言っていたこと。まさに、今の時代を象徴していますよね。

テレビCMに代表されるようなマスマーケティングから、個へのマーケティング、あるいは共感マーケティングに変わってきている今の時代、
本当に良いものだったり、価値を認める人が多い商材には
どんどんファンが付いていく世界になっています。

第六回では働き方についての多様性の話がありましたが、「働く」ということについても、その個人の能力や出来ることが明確になれば、会社に属していなくてもどんどん仕事が集まってくるような環境にもなりつつあります。

そう考えると、事業とは、継続すること そして 
その事業(製品でもサービスでも)の価値をちゃんと持って表現できている ことが重要になります。

皆さんの中でも、起業してみたいという方がいれば、
いきなり大きなことをやらなくてもまずは試しに小さくても良いので、
 その事業の価値をちゃんとわかる様な形にしてみるだけでもいいのでは?
 その情報を発信すれば、きっと気付いて協力したり支援してくれる人が現れる、そんな環境が既に整いつつあります。
渡辺さんのお母さんのような形も、ひとつの立派な事業モデルです。

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