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《指導する立場の人はおさえておきたい》指導すればするほど成長をとめてしまうパターン

何度も熱心に説明しているのに理解していない、分かったと言うけれど出来ていない…後輩や部下を指導する方から聞く悩みの一つです。

まずは、指導されるではなく、指導される人から見た環境に目を向けてみませんか?

相手が安心してアドバイスを聞ける状況でしょうか?
つい厳しすぎる言葉遣いや威圧的な態度になっていないでしょうか?

もしかしたら、指導される側はあなたの指導に『恐怖』を感じているかもしれません。恐怖を感じると、身体には下記のような変化が出てくるそうです。

悪いストレスを感じて心理的危険性が生じる
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脇腹の周辺にある副腎皮質がコルチゾールを分泌する
*コルチゾールはストレスホルモンと呼ばれていて、全身を駆けめぐり血糖 値や血圧を上げたり、免疫反応を沈めて炎症を抑えたりする
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過剰に血流にのって脳にやってくると、偏桃体が「ヤバい」「逃げろ」と反応する
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不安感や恐怖心がふくらみ、論理的思考より危険回避を優先する反応がメインになる


悪いストレスを長期間受け続けると、記憶をつかさどる脳の神経細胞(海馬)がダメージを受け、記憶力が低下します。また、ネガティブな感情を頻繁にもつようになり、強い苦手意識となって記憶に刻まれるそうです。

アドバイスなんて、とても集中して聞ける状態ではありませんよね。誰のプラスにもなりません。成長を止める負のループに陥っていないか、定期的なセルフチェックを心がけたいですね。



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