セックスじゃなくて恋がしたい

軽く自己紹介

・男
・大学生
・東京都在住
・陰キャ

アプリとかはやってない系男子

おれの友達は彼女がいるやつが多い。みんなどこで彼女見つけてるの？とよく思う。聞けばアプリや合コンや紹介だという。よーしじゃあおれもマッチングアプリいれて女の子探すぞ！

…とはならない。女はどうせ「だから彼女できないんだよ」と思うだろうがきっとおれと同類の陰キャは同じことを思っているはずだ。なんか女探しに積極的になってやつってダサいんだよね。おれはアプリいれたことないし、髪も染めたこと無いし、流行りのファッションとかもよくわかってない。女子大生の好みもわかんねーしそもそも世の中で何が流行っているのかも知らん。

おれみたいなやつは理系の大学生とか、一人っ子の人とか、男子校出身の大人しいやつとかに多いと思う。マッチングアプリとかはやってないしおしゃれに興味もないけど一般社会には普通に順応できていて性欲も普通にあって彼女ほしいと思っているようなやつ。陽キャ陰キャで無理やり分断された結果陰キャに属しているやつ。

てかフツーに忙しいんだよ

大学生になってもちゃんと勉強してる人って普通に偉いよね。おれが不器用すぎて無駄に努力してるところもあるけど、理系だと大学の授業と就活だけで十分忙しいと思う。バイトもしないといけないし。個人的に外部でも活動してたりするので普通に毎日忙しい。

学校の課題に取り組んでいるだけで一日が一瞬で終わってしまう。きっとこのまま、気づいたらおっさんになってるんだろう。恋したいんだけど恋するために生まれたわけじゃないから優先順位は低いんだよね。大学生で女を食いまくってるやつは天性の才能があるんだろうし暇人なんだろうな（若干のヘイト）。

ファック恋愛市場

別に性欲の強い方の性別だからって、常に女のことを考えて生きているわけではない。学校に通って就職を考えてより良い未来のためになんとか今を生きている。しかし現代の大学生はそれだけでは十分ではないのだ。snsでイケメンばっかり見ている女子大生のお眼鏡に叶う男しか誰かの彼氏にはなれないし、そうして恋人を見つけられないまま社会人になってしまえば独身異常男性一直線だろう。大学が忙しくても、おしゃれしてイケメンに寄せなければいけないのだ。

平成初期か昭和の時代はいいよなぁ（昭和をナメているわけではないが）。現代社会では、「イケメンスタンダード」が広く普及している。ジャニーズみたいな顔・雰囲気・服装ならウケるのである。それ故、彼女をつくるためにはこのイケメンスタンダードに寄せることが一番最適であろう。なんてバカバカしいことだろうか。まぁスタート地点に立つというのはこういうことなんだろうが、原住民族と仲良くなるために着る民族衣装、みたいな滑稽さがある。それだけで仲間になれちゃうんだもんね。

おまえはそういう人間です

とはいえ本当におれが昭和に生きていたとしても、女性関係をうまくやれていたとは考えにくい。当時は当時で今とは違う情勢や流行があり、それにうまく乗れていたとは思えない。つまるところおれという人間は、斜に構えすぎていてこだわりが強く、人を見下す傾向がある。納得できないことは受け入れず、理解できない人・モノは認めない。こんな人間が何の障壁もなく暮らせる人間社会など史上一つもありはしないのだ。あとひとつ諦めの良ささえ備わっていけばストレスフリーな人生だったろう。

そんな人間が幸せになる方法を模索してみよう。これまで女をバカにするようなことばっかり書いてきたが、すべての女性にそう思っているわけではない。母親は素晴らしい人だし、高校時代に付き合っていたクラスメートは本当に優しい人だった。同い年で全身全霊を傾けて自分の理想に向かって努力している女性にも出会ったことがある。あとはなんか歴史の偉人とか。こんな人たちのことは尊敬している。話していてストレスを感じないどころかこちらが勉強になっているし、刺激をもらうこともある。きっとおれは性別問わずこういう人と過ごすのが一番心地よいのだと思う。

やるしかない

自分が尊敬する人たちと関わっていくには、自分も努力して成長し続けるあるいはその心づもりでいる必要がある。こんなおれにも安いプライドがあり、調子悪い時は引け目を感じる。そうなるともう、渡り合えない。これまで自分が見下してきたやつらと同じところに落ちてしまい、病むだろう。

本当に素晴らしい女性に出会って、それを死ぬ気で追いかけるのが一番楽しい気がする。下を見て愚痴を言っても成長できない。来るべきときに備えて精進しつづけていけたらいいんじゃないかな。みんな、イケメンに寄せるのは後でいいから、勉強だ！

今後もこういうのかきますのでまた。
高橋