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キャリア支援からメンタルヘルスサポートまで、魅了されるまで。

突然ですが、私はカウンセリング支援(相談支援)活動を行っています。
心理学の学校を卒業しているわけでもなく、社会人になってから段々とカウンセリングに興味を持つようになりました。

最初に学んだのは・・・

キャリアコンサルティング

です。

当時の私は、Web系や新卒をメインに人材紹介に携わり、キャリアアドバイザーとして多種多様な人と面談してきました。

そして経歴だけでなく、どんな価値観を持っているのか、面談を通じて色んな人の世界観を覗いてきました。

ちなみに、キャリアアドバイザーの仕事を行うまで、人事経験が全くの未経験だったため、面接官や面談の経験も当然なく、(面接経験は就活の時くらいです)「どうやって面談したらいいんだ?」という思いや悩みが芽生え、色々とリサーチした結果、国家資格であるキャリアコンサルティングにたどり着きました。

そう、キャリコンを学ぼうとしたのは国家資格だったから、です。
とりあえず国が認定しているんだから、大丈夫でしょ〜という感覚で学びはじめました。

そうして、将来への迷いや転職、あるいは職場での悩みや苦しみまでキャリア相談をするにあたって、ふとメンタル不調を抱える人たちが年代や属性問わずに一定数いることを悟りました。

そこでキャリアだけでなく、メンタルにもフォーカスした対人支援もできるようになりたい!と、キャリアコンサルティング講座の中で知った”EAP"を学ぶようになりました。

EAP(Employee Assistance Program)

EAPとはアメリカ発のメンタルヘルスサービスを指し、日本語に訳すと・・・従業員支援制度と言います。

一言でEAPとは・・・

メンタルとキャリアの観点から、労働生産性を高めることを目的とした直接支援または間接支援

です。

「直接支援」とは主に対個人に行うカウンセリング、「間接支援」とは主に社長をはじめとした組織内リーダーと呼ばれる人や人事などに行うコンサルティング活動を指します。

EAP=メンタルだけの支援、というわけではなく、キャリア支援の観点からも、EAPはあくまでも生産性を高めることをゴールとした活動を指します。

「EAPコンサルタント」は独占名称ではないので、極論未経験でも名乗ろうと思えば誰でも名乗れる一方、EAPカウンセラーは、「EAPメンタルヘルスカウンセラー」(eMC)の資格を取得しないと名乗ることができません。私の勝手なイメージ、EAPメンタルヘルスカウンセラーは産業カウンセラーの領域に近しいのかな?と思っています。

そうして私は昨年、eMC資格を取得しました。
これから少しずつメンタルヘルスの領域にも事業を展開していけたらいいなと考えていますし、このnoteにもEAPに関することも残していけたらと思います。


by なっちゃん



【参考】
EAPメンタルヘルスカウンセリング協会
https://www.emca.or.jp