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それは「好き」なのに、分からないんだね

娘が小学1年生のころ。
Aちゃん、Bちゃんと言うおともだちが居ました。

AちゃんはBちゃんのことが大好き。
帰り道が一緒なので、娘はいつも3人で帰っていました。

だけど、AちゃんはBちゃんを独り占めしたい。
娘が邪魔だったのです。

そこでAちゃんは無理やりBちゃんの腕を引っ張って自分の方に引き寄せたり、娘に『あっちに行ってて!』と言ったり。

とにかくBちゃんを自分のものにしようと頑張っていました。

その時の娘は、悲しくて『一緒にかえりたいだけなのに・・・』と泣いていました。

月日は流れ、中学生になった娘は
今はAちゃんと大の仲良し。Bちゃんとも仲が良いですが、
Aちゃんとは親友!と言って一緒に遊んでいます。

ある日Aちゃんが手紙をくれました。
『1年生のころは、たくさんいじわるしてごめんね。Bちゃんと仲が良い○○ちゃん(娘)が羨ましかった。でも今は○○ちゃんのことが大好き!親友になってくれてありがとう!これからもよろしくね!』

その手紙を見た娘、『1年生のころ、いじわるされたっけ・・・・?』
と泣いていたことをすっかり忘れている模様。

まあまあ、小学校低学年のことだもんね。
Aちゃんも大人になったね!

なんて笑っていましたが
今度はまた別の子から違うアプローチで困っていると言い出した娘。

何があったのかと思いきや、
次は最近少し話すようになったCさんが娘に対して説教してくる、と。

よくよく話を聞くと、すべて娘が他の子と仲良くしていることに対してCさんは文句を言ってくるらしい。

『それ、Cさんは○○(娘)のことが大好きなんだね(笑)』

と説明しました。
『えー---------!』と娘。

Cさんは娘が他の子とふざけあったりしているのが
許せないみたい。

自分の方を振り向かせたくて一生懸命なのが伝わりました。
ただ、Cさんは自分の思い通りにしようとしてしまうタイプ。

そのやり方が嫌になった娘は『別に仲良くしたくない・・・』
と本音をもらしていました。

まるで一年生の時のAちゃんのよう。
けれど誰かを思い通りにしたくてわがままを言っても許されたのは
小学校一年生だったから。

さすがに、中学生にもなってそういうことをしていると人が離れていき始めます。

でも、残念なことに大人でもいますよね。
文句を言って人を思い通りに動かそうという人。

好きなのに好き、と言えない人。
構ってほしくて、上から意見を言う人。

そもそも、自分の氣持ちが『好き』からきている
と言うことが分からないから
そういう行動にでるのでしょう。

みなさんは自分の『好き』を素直に出せていますか?

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