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無自覚な疲労 ストレス解消法 なぜ、ノイズキャンセリングは大事なのか?

目は閉じられるが耳は閉じられない。

つまり見なくていいものは目を閉じることができるが聞かなくていいことを聞かないということはなかなかに難しい。

生活で考えると私たちはノイズを聞きすぎています。オーディオエンジニアのスキルを活かし、アコースティック・ノイズのコンサルティングをしていたことも有り、知見を共有します。

ノイズを聞くことによるデメリット

ノイズを聞きすぎるとどうなるか?デメリットを挙げてみたいと思います。

・疲れる
・ストレスになる
・耳が悪くなる

実は気がつかないところで人間にとってストレスになるということです。

イビキが煩い人が隣にいるだけで寝れないことを想像するとわかりやすいと思います。

ノイズを強制的に聞かなければならない場所

生活をしている上で社会的にノイズを生じてしまう場所がいくつもあります。

・飛行機などの「空力の音」が酷い場所
・地下鉄の走行音を洞窟が包む「反響の轟音」の場所
・家事炊事などの水・換気扇の音
・集中したいとき(仕事・勉強etc)
・工事現場のおと
・車の騒音・風切り音
・PCのファンやモーター音

実は様々な場所でノイズが発生しています。

メーカーは、ノイズ対策をどうしているのか?

不可避のノイズ発生をメーカーの設計者は理解し、基準に満足する様に、ノイズ対策に日々対策や改善を繰り返しています。

ノイズにも色々な種類の重要指標があり、

・音の大きさ:dBSPL
・心理音響:心理的に感じるノイズ指標(キンキンする、ゴーゴーなるなど
・振動を介する音(超低音、低振動ノイズ)

など、様々な指標で計測や改善を繰り返しています。

特に車を想像するとわかりやすいと思いますが、エンジン音や、高速道路でのタイヤからの音、風切り音、などが複雑に絡まり、自動車からくる振動を介して身体にもノイズ(微振動含む)が、伝わります。

車を運転しているだけで疲れたというのはこの振動の小さなストレスが長時間にわたり続くためでもあります。

「無自覚のストレス」は回避した方が疲れにくくなります。

無意識・無自覚ノイズによるストレスをどう回避すべきか?

人間生活の上で不可避なノイズを回避する、つまり「無自覚のストレス」を回避するには幾つか手法があります、

1:低騒音、低振動の車・デバイスを選択する

低振動や低騒音を売りにする製品は、商品説明をよーく読むと書いてあることがあります。掃除機や洗濯機、自動車、パソコン(ファン)などの製品の場合には気にしてみるとよいと思います。

冷蔵庫の様なぶーーんと終始うなり音の様な音を発する様な製品だと、24h聞き続けなければいけないので注意が必要です。

(基本的に騒音基準を満足した製品が市場に出回るのでうるさい商品はないはずですが、良く聞くと騒音を発する製品存在します。ホテルのミニ冷蔵庫などが、良くウナっています。煩くて眠れない場合には電源を抜きましょう。

2:ノイズキャンセリングで対策する

家庭内製品は自分の取捨選択で回避可能ですが、外出先では不可避なのでノイズ対策は難しいです。

その場合には、ノイズキャンセリングイヤホンで対処しましょう。BOSEのノイズキャンセリングが最強です。(SONY, Appleと比較していますが、自分はBOSEの特許であるノイキャンが一番深いと思います。

生活での無自覚なノイズを意識して生活してみると、世の中こんなにうるさかったのかと耳を疑います。是非音に敏感になって生活を意識してみてもらえると嬉しいと思います。

音響対策をしているエンジニアたちの努力をリスペクトすることができると思います。

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