自由がほしい…会社内の人間関係に疲れた方へ
誰にだって心の闇やトラウマはある。
浮気、離婚、不倫、ワンオペ育児、DV、パワハラ、モラハラ、セクハラ、過酷な労働環境、日々追われる業務に疲弊…
職場の人たちは世間話を軽くする分には良い人が多い気がするが、あまり深入りしたくないなあと思う人がほとんどだった。
まあ私が心を閉ざしていることがほとんどで、趣味が合う人だとかこの人となら気が合う人だろうなあと思った人ぐらいしか心を開かないことが多いんだが。
世間話だとか軽く話した段階で、おこがましくも私は自然と他人をフィルターにかけている。
本当のとこは、その人がどんな人なんだろうか全てわかっている訳でもないのに。
本当に勝手だ。
どの職場にいた時も思っていたけれど、外国にいるような感じ。
自分はここの国の人間ではないと思っている。
あえて溶け込もうとしない。
むしろ、異質な人間であることを望んでいる。
異質でいたいと思っている。
外国にいると、周りの空気を察知したり言葉をあれこれ漏らさず聞こうとしたり、自然と気が張っているせいか気づいたら身体が重くなって肩こりがひどくなっている。
そんな時にこそ、居酒屋や喫茶店にふらっと立ち寄ると様々な人生模様を見られてわりと面白かったなあと思う。
いろんな人がいる。
今日は楽しもう。そう楽しんでいる人たちや人生模様を見ているとおもしろい。
世代によって話す内容も違う。
一人で飲む時間を楽しむ人もいる。
仲間たちでわいわい楽しんでいる人もいる。
集団の中から離れて、人間観察をしている時間が楽しいしなんとなく安心する。
「今日は楽しもう」
居酒屋に行くのもいいけれど、カラオケに1人でふらっと行くのも好き。
自分が好きな曲、その時その場でふと歌いたくなったものを好きなように歌う。
別に誰かに披露するわけのものでもないし、自分さえ満足できればいい。
こうやってお金を払ってささやかな自由を手に入れてリフレッシュするのも、外国のなかで生き抜くにはある意味で必要なのかもしれない。
世知辛い現代社会から逃げたいけれど、まだまだ逃げる勇気もないし、逃げたとしても生きていけるだけの資力やアイテムもそろっていないし難しそうだ…。
自由になることは簡単そうで難しい。
自由かといって、お金がないと得られない自由も多い。
ただ、コロナ禍によって気軽にシャウトしたり人間観察できる場所が狭まってきたので、自由を手に入れられる別の場所を探さないとなあと思っている。
大きな幸せを一気に感じると現実になかなか戻ってこれなくなるので、一瞬だけでも世知辛さを忘れられ、「ささやかな幸せ」を感じるぐらいの自由がちょうどいいような気がする。
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