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数年ぶりにゴキブリを見た今週

新型コロナウイルスの感染爆発が起きていて「明日は我が身だ」と恐怖と不安を抱えながら過ごしていて、こんな殺人的に暑い夏でも外出時にマスクを手放せないつらさには精神的に参る。

それに、マスクをつけたままでいると水分補給するタイミングをいつも逃してしまう。

頭がぼーっとしてきたら慌てて水分補給をするけれど、ちょっとでも外出したら日差しは痛いし身体は熱を帯びた感じになるし、こんなにつらい夏は初めてじゃないかとさえ思う。

しかも、夏なのにコロナ禍では気軽に旅行へ行くことも躊躇われる…。

そんなつらい日々、私は職場へは通常どおりに出勤して仕事をしている。

新型コロナウイルスの感染が広まった当初は、従業員にテレワークや在宅勤務をさせようとしない上層部に嫌気が差していたけれど、この状態が1年以上続くと感染する危機はあっても出勤するしかないんだと諦めというか妥協の境地に至った。

とにかく自分の身は自分で守るしかない。

あれから職場だって国だってコロナ禍の脅威から守ってもらった記憶がほとんどないけれど、本当に誰かに期待するだけ無駄だし、自分の身は自分だ守っていくしかないと何度も感じた。

そんな時、ある日の出勤日に私は仕事で外出して職場に戻ってきたところ、上司や同僚たちがざわざわしていた。

何事かと同僚に聞いたら、ゴキブリが出たらしい…。

オフィスビルの6階とかでゴギブリが出たことに一同が驚いていて、女性陣はゴギブリが怖いと怯えていて、男性の上司たちは恐る恐る殺虫剤をかけてゴキブリと死闘を繰り広げていた。

この時ばかりは、めんどくさくてうざい上司もちょっと頼りがいがあると思ったが、ゴギブリがいなくなれば元通りめんどくさくてうざい上司に戻った。

まあ新型コロナウイルスの感染爆発やオリンピックのことが全国的にはここ最近の大きなニュースなんだけれど、「ゴキブリの出現」のほうが職場内では間違いなく大きなニュースであって、ゴキブリが出た時にはみんな新型コロナのこととか全部忘れていたに違いない…。

それにしても、どこからこのゴキブリは入ってきたのか…。換気のため窓を開けているが、その隙間から入ってきたのか。職場の隣のビルには飲食店があるから、ゴキブリがいてもおかしくはないが…謎が多い。

とりあえす、ゴキブリが発見された時に私は外出していて良かったなあと後から思った。

もし私が第一発見者であれば、驚きで呆然とするか奇声をあげていたかもしれない。

熱中症の危険が高いなか、銀行へ外出することに乗り気ではなかったけれど、銀行までは日陰をとおって行ったし外出して良かったなあとちょっとホッとしている。


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