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短歌note/雨の日に

ぼくたちはぼくたちでしかいられない
届かぬ翼に焦がれるように


今日は最後の参観日。
(長女を含め、みんな緊張した面持ちだった)

8年間にわたってお世話になった保育園。
絵が飾ってあったり、ピアノが置いてあったり……そんな風景を見るのもあとわずか。
みんなあっという間に大きくなったなぁなんて感慨深く思いつつ、楽しい雰囲気で終了する。
別れを惜しむ年長さんたちを見ると、本当に可愛く思えてくる。
(思春期なりかけの長男はこんなリアクションはしてくれないから余計に)

雨の日の移動は大変だから、用事を済ませて早めに帰宅する。

雨は苦手だけれど、室内で聴く雨音は好きだ。今週、雨は今日だけだったはず。

さくらラテを飲んでおやつを食べて、ぼーっとしてるとうっかり眠くなる。
「春眠暁を覚えず」とは言うけど、春にしてはまだ寒いから、眠いのは単に疲れたからだ。
きのう帰りが遅かったこと、雨で気圧が低いこと、花粉症の薬を飲んでること……挙げていけばキリがない。
言語化する前に眠くなって、まとまらない言葉が手のひらからこぼれていく。
それでもnote を書きたくなるのは表現欲が燻るから。ひとりごとめいた言葉でも、書いていると安心する。

結局、いつも自分の言葉のなかにいたいんだと思う。
読むのも好きだけど、書いていないとどうしていいか分からなくなる。
自分のペースを守るのはいつも難しい。
現実と折り合いをつけるのも。

夕方の用事が始まる前に雨の音を聴きながら、もう少しゆっくりしようと思う。


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