見出し画像

文章は楽しく、舞を踊るように綴る。


おはようございます、雲州鳩です。先日、集英社ヤングジャンプ新人賞にマンガ38ページを無事応募し終えて、ホッとした土日を過ごしています。

さて、今回は藤原華さん主催のnoteコンテスト、「なぜ私は書くのか」をテーマに更新。


・なぜ書くことが好きなのか
・なぜ書き続けているのか
・noteのアカウントをつくったとき、どんな思いだったのか

・どうして毎日ツイートをしているのか
・ブログで書いたレビュー記事は誰のためにどんな気持ちで書いたのか
・書くのが好きになった瞬間はいつだったのか

・なぜ、写真やイラストや動画ではなく、文字での表現が好きなのか
・(もしライターなら)なぜ書くことを仕事にしたのか
・(もし物書きを目指しているなら)どうして書くことを仕事にしたいのか

藤原華さんの募集テーマより

なぜ、書くことが好きなのか。


これは、そうだなあ〜、書いて描いて自分の中の気持ちや物語、作品レビューをアウトプットするととにかく心がラクになれるし、楽しい。自分の力や感性を確認することができる。そして何より、同じ作品に心を動かしたり、反対に否定したかった人と語り合うことができるんですよ。


私が人生で初めて絵やコマ割りの漫画を描いたのは、幼稚園の時。読書感想文をまともに書き上げたのが、小学一年。そして菊地秀行の「バンパイアハンターD」、富野由悠季の「機動戦士ガンダム」、田中芳樹の「銀河英雄伝説」に影響を受けて小説を書き始めたのが14歳の頃でした。

正直、ひたすら自分の空想を形に掘り起こせるのはとても楽しかった! 二次作品だと特に、オリジナルでは不幸に終わったキャラクターをハッピーエンドに導くことが可能だし、他世界に転生させることもできる。


なぜ、文章を書き続けているのか。


私は子供の頃から共働きの一人っ子として生まれ育ち、日々空想の中で生きるのが救いでした。小中学校のストレス過多となる遠足や行事も、ひたすら自分の世界に潜り込んで空想すると、すぐ終わってくれる。

中学生の頃、大学ノートにひたすらガンダム系の漫画と小説を書き続けていたら、同級生の順子ちゃんに「これ、とっても面白いね」「続き、待ってるよ」と言ってもらえて、とっても凄い励みになりましたね。

よく、「note、何を書いたらいいかわからない」とか「投稿作品、どう作ればいいのか」「ネタが何もない」という疑問を目にするんですけど、私の中では創作するという行為自体が呼吸をするのと同じライフサイクル。

だから「なぜ、書き続けるのか」と聞かれれば、パートナーの英霊エミヤに「なぜ、君は戦うのか」と問われた遠坂凛が、「そこに、戦いがあるからよ」と答えた通りかもしれません。(fate/staynight unlimited bradeworks)


コロナ禍で放送され、生きる力をくれた「ウルトラマンゼット」!!



noteアカウントを作った頃の自分。


noteアカウントを作ったのが、懐かしい2021年の夏でした。爆発したコロナ感染で有名人も次々亡くなって、外出禁止自宅待機が拡大。平日の通勤ラッシュ時の新宿や池袋から人が消え、百貨店やスーパー、商店街が暗く沈黙した一年半。

それまで転々と渡り歩いていたコールセンター派遣に疲れ果て、ちょうど本社が完全封鎖されたのを機会に、まるまる二年間勤務を休止しました。


その間、久しぶりに二次創作の絵や漫画、小説を再び描き始めてネットでお友達のらが広がり、とても楽しかった。自炊も初めて挑戦してどんどん得意なレパートリーも広がり、それらを何かしかの形にまとめておきたきたんです。

私は2001年から最初のアニメ感想ブログを三年ほど書いていて、閲覧者ベスト20ランキングに入り。そこを閉鎖してから再び2011年からアニメレビューをブログで書き、全国的にたくさんのアニメファン達に観てもらったりしました。

「戦国BASARA」や「マクロスF」、「機動戦士ガンダム00」の全盛期時代には、一日で二千人程に閲覧され更新もとても忙しかった。休日は徹夜でレビュー絵を描き、仕事の通勤退勤時にもコメント返しに追われていました。

ネットでのみ馴染みだったレビュワーさん七人と、東京で開催された「ガンダムユニコーン声優×澤野弘之ライブin渋谷CCレモンホール」に集まった時は、本当に楽しかった。


そういう体験を重ねてきたので、「書き始めに閲覧数が少ないのは当然」「でも毎日ずっと面白い更新を続けていれば、今までのように必ず誰かしらの目に止まる」と理解していたんですね。

アカウント開設時に、人生最大の危機に陥っていた時期だったのも理由の一つ。なんとか生きて暮らしを続けて、その中で創作を生み出していられる自分に「私はまだ、大丈夫だ」と、暗闇の中でも切り開いていける未来を感じられる。

だから、「スキ」が一桁でも挫けること焦ることなく、ひたすらこの四年間noteをつらつら続けてきました。おかげさまで現在、250人を超えるフォロワーさんに支えられています。



毎日、noteを書く理由。


私がアプリゲーム「刀剣乱舞」を開始してからこの夏でちょうど四年。こちらもコロナ禍を機会にスタートさせた、noteと同じ付き合いの作品なんですが、どちらも毎日欠かさず続けているのは、

一度辞めてしまうと、もう続けたくなくなるからかも……。

継続していること自体に、私のやる気が集中している感じなんですよね、note。昔からずっと変わらないんですが、常に生活の中で「これはどう書こうか」「この映画の感想は、こうしよう」「漫画のネタと展開、プロットはこう」と考え続けているので、そのマイペースを崩したくない。

七月の応募漫画原稿修羅場中、時々「こんなに大変な作業をしているけど、この作品面白いのかな」「他人からしたら、退屈かも」「第一次選考に残るんだろうか」と、真っ暗な不安に押しつぶされそうな夜もありました。

でも、「息抜きに、二次創作小説の続きでも書くか」「料理のレシピでも、まとめようかな」と。全く違う創作に救われてきたんです。あの気分転換が無かったら、最後まで仕上げられなかったかも。




描く書くは、呼吸や食事と同じアウトプット。


ここまで綴ってきた通り、私にとっての創作活動は生きることと同義。だから「書くこと、描くことが好きになる」というよりは、字や絵で踊ったり泳いたり自己を体現することなんだと思います。

現に今、大きな応募作品を描き終えた直後だけれど、早速この長文をしたためているし、まだまだ残しておきたい映画やドラマ、アニメのレビューがてんこ盛り。

だけど、大切な作品については体調が完全な日に生成したい。朝にちょっと気分のままメモしておく軽い文章も、私の命の一部。緩急をつけつつずっと、呼吸するように私の人生を書き残していけたらいいな。







いつも「スキ」して下さる方々、ありがとうございます! そしてご新規さんや偶然立ち寄られたそちらのあなたも、是非にコメントやフォローよろしくお願い致します!



マダム、ムッシュ、貧しい哀れなガンダムオタクにお恵みを……。