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映画『マッハ!!!!!!!!!』

2003年/製作国:タイ/上映時間:108分 
原題 ONG BAK
監督 プラッチャヤー・ピンゲーオ




予告編(日本版) ※「画像」悪いですけれどもナレーションが素敵


予億編(海外版)


STORY

  タイ。のどかな田舎のノンプラドゥ村の寺院には、村の守り神としてまつられてきた仏像、「オンバク」の姿があった。その仏像は数々の災いから村を守ってきた、人々の信仰の対象である大切な仏像。
 しかしある晩、その頭部が何者かにより切断され盗まれてしまう。
 大切な村の守護仏を悪の手より奪還し村の平和を守るため、孤児のティン(トニー・ジャー)が立ち上がる。
 育てられた寺院で学んだ最強の武術「古式ムエタイ」を唯一の武器に、「オンバク像(仏像の頭部)」を取り戻すため、今、ティンは悪人共との戦いの旅へとおもむく。
 自らの肉体のみで戦う、最強のムエタイ戦士ティンの熱い戦いの数々を、刮目せよ!


レビュー

 野生動物たちの映像を見ていると、「美しいな」と思う。
 それはその身一つで日々を生きるための「身体」を、彼らが保持しているからにほかならない。
 またそれゆえにその動きには「生」と「死」の光と影が鮮明に宿り、まごう事なき命の存在を、無の境地より誇示するのだ。

 というわけで本作なのである。
 まずは本作が掲げる「5箇条」を記しておきたい。
 
 1 CGを使いません
 
ワイヤーを使いません
 
スタントマンを使いません
 
早回しを使いません
 
 最強の格闘技「ムエタイ」を使います

 熱い! 熱すぎる!
 そして、野生である。

 己の身体のみで戦いまくる、トニー・ジャーの肉体とその動きによる「用の美」に、アジアの輝きに、私はポッポポッポしてしまうのである。
 本場のタイカレーは美味しい。
 そして本作もやはり、美味しいのである。

 さぁ、野生動物のように(タイカレーを)貪り喰え! そして本作を観ろ!
 さすればあなたの体とハートは………
 
 『マッハ!!!!!!!!!』で熱くなる!!!!!!!!!


 最後に。
 私はこの「純度100%のムエタイアクション超大作」が、(予告編を含めて)大好きです。
 ちなみに当然のように所持しているDVDのプレミアム・エディションには、本編よりも長い熱々アッツアツの特典映像が収録されており、「おかわり自由」となっております。


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