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電車に揺られながら書いた独白⑫・社会人になってぶち当たった人間関係の葛藤

会社の通勤電車に揺られながら、
ただスマホでひたすら書き連ねた独白です。

今回は「社会人になってぶち当たった人間関係の葛藤」。

「相容れない関係」の人と無理やり「相容れる関係」にする努力を重ねた話

世間一般では、自分が信頼できる相方のことを
時として「友達」「恋人」なんて言ったりする。

俺は人間関係で人との距離の測り方、詰め方が全くわからんかったので
この相方の選別が非常に難しいと思っている。

毎日会うわけでもない人を好きになったり、
逆に近くにいて煩わしい人を突き放そうとして失敗したりもした。

今まで「相方候補」の選別に散々ミスってた痛々しい歴史がある。
とりわけ何らかのビジネス系や宗教に傾倒してる人たちやらとのご縁が多かった。

私も私で、そういう人に好かれる努力なんてしちまったもんだから
お金も時間も、ものすごい勢いで消えていってしまった。

思えば「あなたのことが好きなんで、俺のこと好きにしてください!!」
って、魂を売り渡していたんだな。

ファスティングやってた時なんか、
仲間に誘われるままにセミナー行ったり、たくさん物販に手を出したりしてた。
誘ってくれた仲間といい関係をずーっと継続したかったからな。

今度人を好きになる機会が俺に与えられるなら、
誰かの言いなりになったりとか、その人の都合のいい奴隷でもよいとか、
その人に嘘ついてでも受け入れてもらおうだとか、
そんなふうな努力しないようにしたい、そういう教訓を得た。

ヒーリングを受けまくってパスを進められたおかげかもしれないが、
私がかつて好かれる努力をした、そんな相手はどんどん離れていって、
もう二度ということはない。そしてそのことを寂しいとも思わなくなった。

「相容れる要素がない人間関係を、無理やり相容れるようにする」というのは
言い方は悪いが「無駄な努力」となってしまったのだ。

「無駄な努力」とわかるまで時間かかるよな。
今だから言えるが、「なんで俺こんなの頑張ってたんだろ」ってなる。

「頑張るとこちゃうで」って、
光のハイアラーキーが俺に教えてくれるわけなんだが、
当の俺本人は、鈍感なのでそれに気づくまで時間かかるという寸法だ。

もしかつて人に好かれたくてたまらない泥沼にハマってた頃みたいになったら、
慈悲はいらぬ、峻厳をもって切り捨てよう。

それはもはや私には不要なまやかしだから。

余計な感情移入に時間を割かなければ、もっと早く本来の自分が見えただろうに。
余計な感情移入でのタイムロスは累積するとバカにならない、
もっと生産性あることが出来たはずだし、もっと自分のゴールに早く近づくはずだった、
もっと早く光のパスにいけてて、家族を労わることができたかも知れなかったんだ。

感情移入での余計な消耗やタイムロスは致命傷になる。

焦ることはないが、「余計な感情に振り回されてる時間はない」と知るべき。


会社での人間関係がうまくいかず休職した話


遠くの人と仲良くなろうとするのも失敗したが、
逆に嫌でも近くにいる、煩わしい人間との煩わしい関係を
突き放さんとするにも、多大な苦労を重ねた。

俺は社会人になってから、いやそれ以前の学生時代にも
人間関係、とりわけ主従関係の葛藤に悩まされてきた。

学生時代から嫌な教師とかめんどくさい同級生もいたが、
嫌な人、めんどくさい人って成熟した社会人ならいない、
そのように勝手に思っていた。

いま振り返ると、学生時代の位置付けとしては
社会人への予行演習みたいなものなのに、

社会人になれば皆がまともな人間だと、
よくもそんな自分に都合の良い平和的思考を思えたもんだ
、と思う。

人間関係でのストレスは社会人になってから割り増しに酷くなった。

その度に、「やりたい仕事」を選べなかった自分の力のなさを悔いた。
もっともやりたい仕事についてたとしてもこのザマだったろう。

どうしてもうまくいかない同僚がいて、
その人との人間関係をこじらせ、
俺は2ヶ月ほど休職を経験した。

どれだけ仲間同士でグチったりしても
その煩わしい人間関係から、逃れることはできない。

その当時は「自分が目の前の現実を作る」なんて発想がないので、
なんで俺が嫌な同僚を呼び出したのかとか、

原因が全く見えなかった。

そんな負のループから抜けたのは、しばらく先の話。

終わりに


好かれる努力も突き放す努力も、いろいろやってきたことが
「無駄な努力」だったかもしれない。

しかしやってみなきゃ、無駄だったかどうかなんてわからない。

世界で初めて電球を発明したエジソンはこんなことを言っていた。

「電球を作るのに何万回も失敗したのではない。
うまくいかない方法を1回ずつ試しただけだ。
失敗とは”諦める”ことだ」

と。


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