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私は、原則的に「売る」という言葉を使わずに「売れる」という言葉をよく使います。
受動的いわゆる受け身な印象なのですが、この言葉を使うようにしています!


私は、セールスマンをしていた時期があります。
その際によく社内では「売る!売る!売ってこい!」という言葉が使われていました(今思えばブラックです笑)。いわゆるノルマもありましたね~~笑。


確かに、商品を企画開発しリリースするのは企業(売り手)が先なので、「さあ、売るぞ!!」なのでしょうが、商品は企業(売り手)からすると「売れる」ものと私は経験から認識したからです。

というのは、

そもそも、商品には価値があると思って、企業(売り手)が価格をついて売れていきます。その価値をお客様(買い手)が納得して、購入するのは、お客様(買い手)の意志によるものなので、企業(売り手)ではなくお客様(買い手)に決定権があると考えています。

売れ行き不振で、値下げなどもありますから、最終的に価値をつけてくれて、受け入れるのはお客様(買い手)であると考えています。

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その商品は、お値段以上に便利で、手頃で、良いモノと認識されることで、継続的にリピートされたり、いわゆるバズられて売られたりします。それゆえ企業(売り手)が収益を出せて成長していけます。
結論として、お客様(買い手)が価値をつけてくれるお陰で企業(売り手)は成り立つと考えています。悪い言い方ですが、私自身も含めて売り手は、お客様がいなければ、あくまでビジネス上は存在しにくいと考えます。


当然、ビジネスなので売り手側が、承諾をして売ってもいいとなって売れるので対等であることは間違いありませんが、これらの理由から「売れる」と考えています。

見方が正しくはないかもしれませんが、「自分自身が仕事で成果を出して収入を得る人財」という商品だとしましょう~。企業(買い手)に対して、職員さんは売り手となります。
そうするとお客様は、企業(買い手)となります。職員さん(売り手)が仕事を通じて、企業に利益をもたらすことや、企業の信用を保つことや高めることを期待して、雇用契約を結びます。
しかも、「人手」でなければ成り立たない仕事もありますから、企業の会計の中でも、人財に最も多くの予算を割きます。

この二つの話から、お伝えしたいことは、
企業側(買い手)がどのようなことを買いたいか?
どのようなニーズを持っているか?
どのような問題課題を持っているか?
それを提供、解決、達成できるかどうか?

という視点で、自分をどのように売るかを考え実現できると、どのような企業でも求めてくれると思います。


いろんな企業の「売れる」職員さんを見てきましたが、こびるのでも、忖度するのでも、良いなりになるわけではなく、企業(買い手)が困っていることを一緒になって解決できる方です。

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私も、日頃お客様の役に立てているのかどうか自問自答を繰り返しています。
同じ思いの方がいらっしゃいましたら、共に頑張りましょう!アフターコロナのためにも!

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