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この夏一番バカになった日

2022.07.30 「ももクロ夏のバカ騒ぎ2022 -MOMOFEST-」DAY1に参戦してきました。

俺たちの夏が帰ってきた〜〜〜!!!!!

2020年、2021年は無観客開催となっていたももクロの夏ライブ。
3年ぶりの有観客開催となった今回、先に書きますがマジで「俺たちの夏が帰ってきた!!!!!」でした。

おかえり!!!!!!!

オープニングアクト:AMEFURASSHIアメフラっシ

本編の前に、オープニングアクトとして開演30分前にライブパフォーマンスをしたAMEFURASSHIの話を書きます。
何故なら推しなので。

セットリスト

01.ARTIFICIAL GIRL
02.DROP DROP
03.Drama
04.Lucky Number
05.MICHI
06.MOI

ライブレポ

AMEFURASSHI、最大限に仕上がったOAだった!
最新アルバム「Drop」の楽曲だけでセトリを組んだり、直近の神田公演や白金高輪公演でも使ってた映像演出を今回のモニタでも使ってたりと、今の4人を最大限魅せる仕掛けになっていたのがまず良かった。
ドームというデカい箱で、しっかり戦える装備を揃えてきたAMEFURASSHIチーム、信頼しかない。

最初の『ARTIFICIAL GIRL』と『DROP DROP』は今のAMEFURASSHIの2枚看板とも言える曲。
ARTIFICIAL GIRL』がかかった瞬間ガッツポーズだった。絶対やってくれると信じてたよ!!!の気持ち。
ひとりひとりのボーカルの強さを見せつつ、ダンスもバッチリキメつつ、サビの「G」ポーズでみんなで楽しめる。文句なしの1曲。
愛来のムーンウォークで沸くのも忘れなかった。

『ARTIFICIAL GIRL』が軽快な「テレレレテッテッ」で終わったかと思いきや、今度は重低音の『DROP DROP』が始まってガッツポーズ2回目。出し惜しみなしでキター!!!
ダークで不気味さもある『DROP DROP』の重低音がドームに響き渡っててめちゃくちゃカッコよくて興奮した。

次は何かな、と思ってたら、え?知らない曲?聴き覚えのないイントロにはてなマーク浮かべてたら、その音をBGMに軽い挨拶。
たぶん『Drama』のアレンジBGMだったと思うんだけど。
え、今回のために繋ぎの音楽まで新しく用意してんの!?ってビビった。
今日のために、マジでガチだ。

そして『Drama』。
冒頭の愛来のフェイクがバッチリキマって、さらに「Hey……ちょっと前とまるで違うでしょ?」を聴いた瞬間、ゾクゾクした。
AMEFURASSHIのこと、"アメフラっシ"は知ってたり、以前どこかで見たことがあっても、"今のAMEFURASSHI"はきっと知らない大勢のモノノフ(ももクロのオタク)に向けて、呼びかけているような、そんな歌だった。

『Drama』という曲名の通り、AMEFURASSHIのドラマを、物語を歌った曲なんだなって改めて感じて、グッときた。
はなちゃんのロングトーンもめちゃくちゃ響いてて最高にカッコよかった!

Lucky Number』は愛来が「見よう見まねでやってみてくださいー!」「分からない人はピース出すだけでもいいよー!」と呼び掛けていて、座って見てた人たちもピースしてる姿が見えて嬉しかった。

MICHI』の前には4人が真ん中だけでなく外にも広がって、クラップやシェイクをみんなでやった。
広いステージをめいいっぱい使って自分たちのパフォーマンスを魅せてくれるの、カッコよくて最高。

オタク私も全力でクラップ、シェイク、その後のフリコピも全部、全力で頑張りました。
周りにアメフラのオタクいなくて私一人立ってたの、羞恥心だったり精神的にヴッとなる感覚もあったけど、4人がこれだけデカいステージでデカいパフォーマンスしてるんだから絶対盛り上げたい、応援したい、と思って負けなかった。負けられなかった。
腕が痛くなるほどクラップして、周りも少しずつクラップの音が大きくなっていって、それがすごく嬉しかったなぁ。

『MICHI』の後半で愛来が上手側来てくれてたから、見せ場の「ハンハンハーン!」のとこでは全力でブチ沸かせて頂きました。最高。

『MICHI』で終わりかな?と思ってたところに『MOI』の構えが見えて、ニンマリした。
限られた時間の中で、1曲でも多くパフォーマンスするアグレッシブな姿勢に「そうこなくっちゃ!」と嬉しくなった。
もちろんフルで一緒に踊って楽しんだ。

これが今のAMEFURASSHIのライブだよ!と声を大にして言いたくなるような、本当にAMEFURASSHIらしいライブパフォーマンスだった。嬉しかった。

愛来が上手側にたくさんレスを配ってて、手を振ったりしてて、まぁ確実にレスなんてもらえる距離じゃなかったけど、でもその視界に映る景色の一部になれてたら、「立って楽しんでくれてるオタクがチラホラいたなぁ」って少しでも彼女のモチベになれてたら良いなぁ、と思った。

セットリスト

OP映像
00.overture
01.労働讃歌
02.吼えろ
03.Nightmare Before Catharsis
04.愛を継ぐもの
05.ダンシングタンク♡
06.stay gold
MC
07.ショービズ
08.ココ⭐︎ナツ
09.ワニとシャンプー
DJ:TeddyLoid
10.MYSTERION
11.momo
12.ロードショー
13.孤独の中で鳴るBeatっ!
14.ツヨクツヨク
15.HAND
MC
16.なんとなく最低な日々
17.未来へススメ!
18.走れ!
19.PUSH
MC
<アンコール>
EN0.overture
EN1.一味同心
バンド紹介:Zの誓い
EN2.Believe
MC
EN3.キミノアト
EN4.ニッポン笑顔百景
MC
ED映像

ライブレポ

AMEFURASSHIのオープニングアクトを終えて、いよいよももクロのライブ本編。

1曲目『労働讃歌』はすごく意外だった。
『労働讃歌』って、2DAYSのライブ2日目の終盤とかアンコールで「お前ら明日からまた働けー!」って強制的に現実に呼び戻される曲ってイメージが強い。笑
でも夏バカ1発目の『労働讃歌』、めちゃくちゃ一体感があって、めちゃくちゃ熱くて、めちゃくちゃ楽しくて良かった。
このグワッと上がる体温、振り上げる拳、メンバーからの「オイ!オイ!」って煽り、これが夏のライブだったな〜〜〜!っていう感覚をめちゃくちゃ感じた。
スタンド席から見てると、サビでのアリーナ席のオタクたちの腕の上げ下ろしが本当に揃ってて、「うわーこの景色すげー懐かしい……!」ってちょっと感動モンだった。

あと、AMEFURASSHIのOAのことを「ドームというデカい箱で、しっかり戦える装備を揃えてきたAMEFURASSHIチーム、信頼しかない」と書いたけど、ももクロパイセンチームもめちゃくちゃ迫力ある演出バチバチにキメてきてて、もちろん生バンドの音の迫力とか真似できない部分もあるけど、さすが先輩の背中はデケェわ、と圧倒されるステージだった。

2曲目『吼えろ』の前に「ズン、ズン、チャ」って3拍リズムを取る動きがあって、これは『Nightmare Before Catharsis』くるかな?と予想してたら『吼えろ』だったからちょっとびっくりした。笑
そんな『Nightmare Before Catharsis』は『吼えろ』の次、3曲目。
「さっきじゃなくて今かーい!」ってなった。
いや、2曲ともブチアゲで楽しかったけども。笑

この最初の3曲は何度も書くけど「ももクロの夏!」をめちゃくちゃ感じた3曲で、暑さと熱さに「あ~~~~本当に夏が帰ってきたんだなあ……!!!」って実感と嬉しさがグッとこみ上げてきたブロックだった。

そこからまさかの4曲目、美しいアカペラで暑(熱)い空気を変えた、『愛を継ぐもの』。

時を超え 続いていく
愛は 愛で 愛のまま

『愛を継ぐもの』

アカペラも驚いたし選曲も驚いた。まだまだ楽しい曲が続くと思ってたから。
でも何より驚いたのは、その後のアレンジ。
夏らしく楽しいボサノバアレンジになった『愛を継ぐもの』がこんなに夏バカにぴったりだなんて!
良い意味で軽快な音が新鮮で楽しくて心地よかった。

ダンシングタンク♡』『stay gold』ではまたメンバーもバンドも大暴れでブチアガって熱かった。
『ダンシングタンク♡』の百田夏菜子自己紹介パート、ステージの一番高いところに上がってセンターで「太陽降臨」、解釈一致すぎて最高。

ところで、この2曲中、コウメ太夫(コウメ太夫ではない)の印象強すぎたんだけどなにあれ???
ライブ中、「え、あれ、なに??? 今回DMBだけって聞いてたけどゲストギター的な人???? メンバーもめっちゃゲラゲラ笑ってるな????」って愉快がって見てた、が、その後も結局なんの説明もなくて未だに頭に浮かんだはてなマークが取れない。なに、妖精????

そういえば、その後のMCで「あれは見えていいやつですよー」って言われてたのも笑った。
妖精じゃなくてお化けだったか。

『stay gold』だっけ違ったっけ、デニム衣装の上着脱いでノースリーブになったの。
大人っぽい衣装でしたね今回。
ライブ自体は夏バカらしい夏バカだけど、こういうところで「大人になったなぁ」と感じて、なんかそれがすごく良かった。
MCで水着席を冷やかしたときに「うちらだって負けないし!」「珍しく露出多めの衣装だし!」とあーりんとれにちゃんが対抗してセクシーアピールしてたのは笑った。

MC後は浮き輪やウォーターガン装備で夏曲3連続、放水タイム。
スタンド席のこちらは1ミリも濡れなかったけど、やっぱり水が一斉にドーン!と打ち上がるのは迫力があるし見た目にも涼しくて楽しい。メンバーがわちゃわちゃと水掛け合ってるのも可愛い。
あーりんがデカい浮き輪を装備してるせいで機動力が落ちてて、それをいいことに夏菜子ちゃんが容赦なくあーりんに水掛けまくってた。イタズラっ子可愛い。

ワニとシャンプー』は『労働讃歌』同様、ワニシャンは客席の扇子の動きが一体感あって、見ていて気持ちよかった。

TeddyLoidのDJタイムを挟んで、衣装チェンジ。
ここで衣装チェンジするからさっき容赦なく水かけてたんだなぁと納得した。笑

そうそう、衣装と一緒に髪型も変わってて、たしかれにちゃんがツインテールになってた。
まさか髪型も変わるとは思ってなかったから、「あれ!?れにちゃんツインテールだ、可愛い!え、さっきまでもずっとツインテールだった?私が見逃し続けてた!?そんな愚かなことある???」って混乱したんだけど、他のメンバーも髪型変わってたから落ち着いた。

DJタイムもめちゃくちゃ楽しくて、バンドとはまた違った音楽の楽しみ方ができて良かった。
拳上げるところ、クラップするところをTeddyLoidが丁寧に動きで示してくれるから楽しみやすかったし。

DJタイムからそのままTeddyLoidアレンジブロックに突入したからそのまま楽しめたし雰囲気マシマシでカッコ良かった。

へいへい(宗本康兵)といい、TeddyLoidといい、
ももクロ楽曲を「夏バカ仕様」にアレンジするの上手すぎて最高。
MYSTERION』なんて特にそうだけど、最新アルバム「祝典」の曲って個々の世界観が強めの曲が多くて、だからこそツアー「祝典」はその世界観がそのままライブに生かされてて最高だったわけですけど。
そういう個性の強い楽曲を原曲アレンジのままセトリに入れてたら絶対重たかったと思うんですよね。
それが良い意味で音が軽くなったというか、夏バカのセトリに馴染むアレンジに変わっていたから、どの曲もめちゃくちゃ楽しかった。

いやまあアレンジの良し悪しなんて分からないですけどね。素人だから。分からないけど、とにかく楽しかったから最高って話なんですよ。

momo』は衣装もあいまって"お姫様"だった。歌も踊りも。
優しい歌い方、ともちょっと違うと思うんだけど、『momo』独特な世界観を、強すぎず弱すぎず柔らかな歌声で歌い上げてて、見た目も魂もお姫様が4人、だった。

TeddyLoidブロックが終わり、トロッコで後方ステージに移動しながら歌われた『孤独の中で鳴るBeatっ!』。

大丈夫さ 大丈夫だよ 1人きりじゃないよ

『孤独の中で鳴るBeatっ!』

の歌詞のときにモニタに映ったしおりんが優しい顔で人差し指を立てて「1人じゃない」と歌っていたのが印象的ですごく胸にグッときた。
別に何か落ち込んでたわけでもないし、孤独を感じてたわけでもないんだけど。だけどなんだか、すごく励まされた気持ちになって、嬉しかった。

そしてたどり着いた後方ステージ、チルブロック。
そこで披露された『HAND』もやっぱり「1人じゃないから」と歌う曲で。
重ねて歌われるその言葉に、なんだかすごく勇気づけられて泣いてしまった。

『HAND』の歌詞は、「1人じゃないから」のあとにこう続いた。

人は強くないけど でも1人じゃないから
Take my hand take my hand
私は強くないけど でも君がいるから
Gimme your hand gimme your hand

『HAND』

過去2年、コロナ禍で開催できなかった夏の有観客ライブ。
それでも3年ぶりにこうして戻ってきてくれて、西武ドームで歌われる「大丈夫」「1人じゃない」「君がいるから」の歌詞は、それだけ説得力のある言葉だった。

前半ブロックで「俺たちの夏が帰ってきた」と感じたのとはまた別の意味で、「俺たちの夏、帰ってきてくれてありがとう」と思った。

MCでこのブロックがチルコーナーであることを話して、「チル選抜」に選ばれたバンドメンバーの紹介。何故か竹上さんの脇を見せられた(?)。
れにちゃんが「360度モノノフさんに囲まれて、ペンライトの光に包まれてる」って話してたのがジーンと胸に響いた。

なんとなく最低な日々』のときだったと思うんだけど、ももたまい(夏菜子ちゃん&しおりん)が見つめ合うシーンがカメラに抜かれていて興奮した。
カメラさんご馳走様でした。

なんとなくコーヒーを淹れた
なんとなくこの静寂を聴いた

『なんとなく最低な日々』

↑のれにちゃんパートのとき、れにちゃんと夏菜子ちゃんがカメラに抜かれてたんだけど、夏菜子ちゃんがコーヒーを飲む仕草→目をパチパチとさせて目が覚めた!という仕草がとびっきり可愛くてキュンキュンしてしまった。

チルコーナーのラストは『未来へススメ!』。
ライブで聴くのめちゃくちゃ久しぶりだったし、まさかチルアレンジになる曲だとは思わなかったからびっくりした。

「星屑の輝きで暗い闇照らして行ける」「歩むべき道しるべならこの胸に光ってる」と歌うのを聴いてたら"光"=この景色のことじゃん、って思って、さっきのMCでのれにちゃんの言葉を思い出して泣けてしまったし、
「どんなどんな困難でも」「一人じゃ挫けそうでも助け合えば大丈夫!」「夢に夢に描く場所」「孤独じゃない強い絆」の歌詞でまたボロボロに泣いた。

インディーズ時代の曲がさ、こうやって時代を超えて今またその歌詞にももクロの物語が重なるの、本当にそういう偶然の奇跡に涙腺が弱い。

チルコーナー終わって前方ステージに戻ってきた4人。よく見たらDMBに混じってたコウメ太夫が歌舞伎役者に(メイクが)変わってて笑った。

本編ラストはファンクラブ投票で2位だった『PUSH』。
私はこの曲が爽のキャンペーンソングだった頃はオタクじゃなかったし、ライブで『PUSH』を見たこと、(記憶の限りでは)一度もない。
だからこの曲が上位に入ったことには驚いたんだけど、ライブを見たらすごく納得した。

いや、こんなバカ楽しい曲、なんで今まで干してたの???!?!!!?
って文句言いたくなるくらい、めちゃくちゃ、バカ楽しかった!!!!!!!
「THE・夏バカ」って言葉が相応しい、楽しくて汗かいて楽しくて気持ちいい、そういう曲だった。

いやほんと、なんで今まで干されてたの???!?
投票して2位に押し上げてくれたオタクたち、ありがとうすぎる。大感謝。
こんな楽しい曲知らないままでいたなんて!
『PUSH』終わりの本編、めちゃくちゃ満足感強くて最高だった。


そしてアンコールの1曲目は『一味同心』。
私はこの曲を聴くの完全に初見で、情報解禁当初に「今年の田中将大登場曲は百田夏菜子の作詞作曲」という情報は見た覚えがあるけど、曲名もどんな曲かも全然覚えてなかった。
だからアンコール1曲目でこの曲が始まったとき「え、新曲?あーりんのソロコンみたいにライブ終わってから新曲配信されるパターン?」なんて呑気に思ってた。
そう、呑気に「新曲、いいなぁ〜」なんて見てたところに、

一人じゃない それだけで 強くなれるよ

『一味同心』

またしても「一人じゃない」という歌詞が投げ込まれたもんだから、びっくりして、号泣してしまった。

本編で刺さってきた歌詞が、新曲にも入ってるなんて、そんな運命的なことある???
私が感じ取ったものと、ももクロが伝えたかったもの、同じだったって、そんな勘違いをしてもいいですか???

「一人じゃない」以外にもさ、歌詞がもう全部、ももクロのことじゃんってなって。
これだけしんどい世の中なのに、きっと4人だってめちゃくちゃ大変だったはずなのに、「僕ら何ができるんだろう」って自問自答する姿が、4人のユニゾンが、あまりにカッコよくて眩しくて心震えた。
3年ぶりの夏。この日に、こんなカッコいい歌を歌ってくれてありがとうって、ボロボロ泣きながら思った。

そして後のMCで、この曲が百田夏菜子の作詞作曲と知って、そりゃあね、またボロ泣きするじゃんね。
私の推しメン、私の信じた、太陽の人。
私本当に、百田夏菜子の言葉が大好きなんだって、改めて分かった。

『一味同心』の次、バンド紹介の曲が『Zの誓い』だったのも私の涙腺にはダメだった。
まずね、加藤いづみさんが、胸に込み上げてきてる感じがすごく伝わってきて、その姿を見るだけで涙が溢れた。

バンド紹介だったし、コーラスの加藤いづみ&Marronも歌詞ではなくハミングで歌うだけだったけど、それでも演奏に合わせて『Zの誓い』の歌詞が脳裏に浮かんできて、涙が止まらなかった。

永遠だったはずの 未来さえも
コワレモノと知って
人は戦士に 生まれ変わる
まずは小さな胸に抱いた 小さな夢を
守るんだね
闇に潰されないように

『Zの誓い』

5人から4人になった東京ドームでも刺さってきた歌詞だった。
あのとき「当たり前は当たり前じゃない」と知ったはずだったのに、「毎年夏にバカ騒ぎができる」そんな当たり前の未来が当たり前じゃないことを改めて思い知らされた2年間だった。

「まずは小さな胸に抱いた小さな夢を守るんだね」
ももクロの今の夢は「新国立競技場」だけど、その前に「小さな夢=3年ぶりの有観客夏ライブ」を迎えられることができた。
そんなメッセージのように感じた。

ところで『Zの誓い』にグッときてたらホワイトマンの紹介聞き逃した?んだけどちゃんと紹介されてました???されてなかった???
2日目の終演後にTwitterに回ってきたツイートでようやく正体を知りました。

ホワイトマンのことはさておき。
『一味同心』『Zの誓い』で完全にエモエモモードにされてたところに『Believe』を生バンドでブチ込まれて、なんかもう楽しさと感動で感情がぐっちゃぐちゃになっちゃった。
生バンド『Believe』最高。
めちゃくちゃカッコいい。楽しい。熱い。最高!!!!

『Believe』、個人的な青春曲でして。
学生時代、友達とカラオケ行ったら誰かしら歌ってたし、私も今でも歌えるし、CD持ってたし、大好きな曲だったんですよ。
『最強パレパレード』より『Believe』や『INVOKE』派でした、私たちは。
ももクロを好きになるはるか昔の青春の話。
だからさ〜〜〜、その当時から十数年経って、好きなものを好きな人たちがカバーしてて、それを生バンドで見れてブチ上がれる世界線、マジか???
あまりにも最高すぎて本当にこれ現世か???ってわけわかんないテンションになってた。
そりゃ感情もぐちゃぐちゃになるわい。
泣いて、笑って、本当に最高の瞬間だった。

キミノアト』でれにちゃんがソロパートの歌詞飛んでたの、後のMCで「バンド紹介で榎本さん名前『江ノ島さん』って間違えたショックを引きずって歌詞飛ばしちゃった……」と言ってて笑った。
しかも間違えた言い訳が「さっき江の島特集見てたから……!」でさらに笑った。
こっちは勝手に「れにちゃんエモみ極まりすぎて歌詞飛んじゃったかな、そうだよねグッときたもんね……」と思って感動してたのに。感動返してほしい。笑

そして『キミノアト』で感動のまま終わるのかと思いきや、最後は『ニッポン笑顔百景』でやっぱりバカ楽しくなって終わり!
そうそうバカ騒ぎはこうでなくっちゃ!って思った、最高の締めくくりだった。

バンドメンバーの挨拶、竹上さんのDMBコールも久々で楽しかった。
声が出せないから、って足踏みと手拍子をしながら心の中で「D・M・B!D・M・B!」と叫ぶ。小さな音が2万人分集まって、地鳴りのようにドームに響いたの、嬉しかったなぁ。

メンバー挨拶では、れにちゃんが喋り出す前からグッときてるのを見て先回りしてもらい泣きしちゃった。
私よりもメンバーの方がずっとこの日を待ち望んでたんだろうなぁ。
「自分が嬉しい」と思う以上に、「メンバーが嬉しそうで本当に今日を迎えられて良かったな」と思った。

れにちゃんが「今日一番バカになったのは私だって自信がある。モノノフさんにも負けない」と話して。
次にあーりんが「私が一番バカになった。れにちゃんよりバカになった。まずこの見た目(ギャル)にしたし。あ、ギャルあーりんは今日明日が見納めでーす」とれにちゃんのコメントに被せながらギャルピース連発。ツインテギャルーりん鬼可愛い。
しおりんもそこに乗ってくるかと思いきや、「私は、一番バカなのは百田夏菜子だと思いまーす」とまさかの裏切り。
「なんで!?違うでしょ!そこは自分って天丼するとこでしょ!」とキャンキャン叫ぶ夏菜子ちゃん。ももたまいご馳走様です。
そして「あ、私も訂正します。一番おバカなのは夏菜子ちゃんだと思いまーす」と寝返るあーりん。
めちゃくちゃやりづらくなった最後の挨拶、苦笑混じりの夏菜子ちゃんの答えは「今日一番バカになったのは、モノノフさんだと思います」。

あーりん「夏菜子ちゃんより?」
夏菜子「そう。私より」
あーりん「それって相当だよ」
あーりん、ものすごく失礼なことサラッと言ってのけてて笑った。

おわりに

1ミリも濡れないスタンド席だったけど、ちゃんと、最高に楽しい夏が帰ってきました。
何度でも言うね。

俺たちの夏、おかえり!!!!!!!!

そして何より、百田夏菜子作詞作曲の『一味同心』が刺さりすぎまして……。
私が呑気すぎた故に、完全に不意打ちで、ノーガードだったから、クリティカルヒットすぎた。
翌日別現場のチケット持ってなかったら当日券で行きたかった。『一味同心』だけでも見たかった。
それくらい、曲も、歌詞も、パフォーマンスも、何もかも、最高でした。
私の推しメン、百田夏菜子、本当に自慢の推しメンだ。

早くAbemaのアーカイブ配信始まってほしい〜〜〜〜!!!
8月20日が待ち遠しい!!!
早く私に『一味同心』を見せろ!!!!ろ!!!!


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