タノが伝えたい教育の未来
こんにちは!タノ😄です。
この記事は「ICTに強い小学校教員7年目」で「転職を考えている」私が、
「10年以内に教育がこう変わる」という予想です。
若輩者の戯言と思いつつ、「そういう予想があるんだ、へぇ」
と思ってもらえたら幸いです。
①結論:学習は大きくデジタル化される
学校教育はICT化が急速に進み、今までのアナログはデジタル化されます。
「えっと・・・学校のアナログなものとは?」何が考えられますか?
思いつくままに挙げてみましょう。
《教材・文房具》
・教科書 ・ノート
・ドリル ・テスト
・黒板
《学習》
・画用紙や模造紙を使った発表やグループ学習
・ワークシート
《家庭との連携》
・家庭への配布プリント ・色々なアンケート
・面談
《先生の業務》
・出欠管理 ・会議資料 ・会議そのもの
・・・「ほとんど全てじゃないか!!!」
そうです。学校での子供の学習、家庭との連携、先生業務の全ての領域がデジタル化されていきます。具体的なことは③エピソードで述べます。
②背景:GIGAスクール構想
このようなデジタル化をDTF(デジタルトランスフォーメーション)と言います。
なぜ急速にDTFが進んだかというと、コロナ禍での学校休校です。
2020年の4・5月に日本中の学校が休校になりました。
諸外国や私立が対応できたオンライン学習やE-learningを日本の公立学校は、ほとんど対応できませんでした。
「教育のDTF」をしないと、同じことが起きた時に対応ができません。
そのため、本来は2024年にゆっくり行うはずの教育のDTF化「GIGAスクール構想」を国は大幅に前倒しにしたのです。
これが、教育が急速にデジタル化を始めた理由です。
③エピソード:動き始めている学校現場と企業
ここでは、2つのことをお話しします。
具体的な学校現場の変化と企業の参入です。
先ほどのアナログ→デジタル化の一例です。
◎ノート→ロイロノート
クラウド上に書いたノートを共有し、保存できます。
またカードに書き込み、並べたりして思考を整理できます。
◎ワークシート→AIやE-learning の個別学習ドリル
スタディサプリ、スマイルゼミ、ベネッセのミライシードなどがあります。
タブレット上で練習問題を解いたり、動画解説があったりします。
また、問題の提出や正誤解析、活用時間の集計などもできます。
タブレットが各々に合った問題を選ぶこともできます。
ちなみにスタディサプリは、進路への適性診断もできます。
◎アンケートやプリント→G-suite
Googleの学校向けのクラウドは容量無制限です。
さらに、スプレッドシートやclassroomを使えば、
資料の配布やアンケート集計、出欠管理ができます。
◎黒板や模造紙など→ミライシードオクリンク、Google Jambord
タブレット上で同時に書き込んだり、大きな画面に写したりできます。
付箋機能もあって、情報を共有することが容易になります。
これらは、全国の学校でそれぞれがサービスを選んで取り組みが始まっています。
そして、お気づきのように、これは「公教育への企業の参入」です。
リクルート、Google、ジャストシステム 、Benesseなどの民間大手が
今後は学校を変えていきます。
民間企業は「成果を出す」ことが求められています。
ですから、保守的な側面のある学校現場が急激に変わると予想されます。
ただ、変化が急激過ぎて現場は対応できていません。
タブレットや通信環境は整っても「使う方法」は手探りで、
私や同期の見解では、現場の状況は10段階の内、まだ「1レベル」です。
④まとめ:学校と先生、家庭で必要なこと
まとめとして、
1、教育の急速なデジタル化が進んでいる
2、学校現場はまだ対応できていない
この状況に適応するためにデジタル改革が進んでいきます。
ですが、順応するには早くて3年、完全な適応には5〜10年かかると思われます。
学校の先生に求められるのは、環境への適応です。
ですが、ただでさえ多忙な状況では難しい。
だから、民間を積極的に活用していくことができます。
Google委託の「ストリートスマート」などは無料で研修や整備をしてくれますし、基本的に提携企業はサービスシェアを取るために協力をしてくれます。
その上で、Google認定資格などをとると、教員としての差別化が図れます。
こちらはオンラインでも資格をとることができます。
そして、ご家庭では、様々な学校の変化が予想されます。
ですが、お子様は予想以上に適応が早いため、心配はいりません。
大事になるのは、塾選びや学校の新しい変化で知識が必要になることです。
塾業界も変わってきています。
集団授業、個別指導、オンラインのタブレット学習、AIを使った個別学習など、
増えた豊かな選択肢を比較しながら、選ぶことができます。
その分調べることも必要になりますが、ネットで比較サイトも多いので、参考になるかと思います。
私タノは、この変化の激しい学校を外から支えるために
転職をして教育のデジタル化の波に乗っていきます。
これから転職した際に分かったこと、現場のことを発信しますので、
見てくださった方々、一緒にこの変化を楽しんで乗り越えていきましょう!
読んでくれてありがとうございました!
読んでくれたあなたが、よい未来を過ごせますように!
タノでした😄
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