鈴木 駿生/Stand up行政書士事務所

「立ち上がろうとする全ての人のために」を合言葉に令和5年6月にStand up行政書士…

鈴木 駿生/Stand up行政書士事務所

「立ち上がろうとする全ての人のために」を合言葉に令和5年6月にStand up行政書士事務所を開業しました。 不動産業の業界団体に勤めていた経歴を持つ「現場を知る行政書士」として皆様の決意を応援します。

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行政書士のラジオ番組 「立ち上がれ」 ポッドキャストリンク 

Stand up行政書士事務所、行政書士の鈴木駿生です。  この番組は立ち上がろうとする全ての人のために。を合言葉に頑張るあなたを応援するラジオ番組です。  毎週水曜日21時にポッドキャストにて配信しています!!  新しい自分を手に入れたいと思う方はぜひ聞いてみてください!  番組では歴史の中で「立ち上がった人」を紹介したり、新米行政書士である私の活動報告や明日誰かに話したい法律条文を紹介したりします。  こちらでは更新した番組を張り付けていきます!  リンクからご視

    • 【行政書士試験FIRST STEP】行政事件訴訟法の全体像を把握してみよう②

       皆さま、お疲れ様です。  平日の昼間から、マイク前でバカ騒ぎしてしまう系行政書士の鈴木です。  自主的に制作しております、行政書士のラジオ番組「立ち上がれ」は毎週水曜日21時に投稿しています。受験勉強の合間にお聞きいただければ幸いです。  さて、前回に引き続き行政事件訴訟法の全体像の把握について解説していきます。今回は取消訴訟の訴訟要件について解説していきます。 訴訟要件=あなたは取消訴訟できるんですか? 訴訟要件と言われても、正直に言って、どういうことか分からないと思

      • 【行政書士試験FIRST STEP】行政事件訴訟法の全体像を掴んでみよう①

         皆さま、お疲れ様です。元ラーメン大好き行政書士の鈴木です。  美味しいラーメンを求めて遠征なんてこともしていましたが、体重が激増するのと共に、財布が軽くなっていったので現在は引退しております(笑)  さて、「行政不服審査法の全体像を把握する」に引き続き、今回からは行政事件訴訟法の解説を行っていきます。    行政事件訴訟法、正直なところ暗記必須な部分が多い科目です。  しかし、最初から丸暗記に舵を切る前に、全体像を掴んでみる方が後の勉強に差が出てくると思いますので、ザッ

        • 【行政書士試験FIRST STEP】行政不服審査法の判例を見てみよう! 主婦連ジュース事件(最判昭53.3.14)

           皆さま、お疲れ様です。鶏むね肉しか買えない系行政書士の鈴木です。  お金が無いからではありません、あくまでも肉体改造の一環です(笑)  さて、今回は行政不服審査法に関連する判例について見ていきましょう。  行政不服審査法において、不服申立を行うのにも資格があるとお話していきました。  あなたが不服申立して何の意味があるの? 得があるの? あなたはこの件と関係あるの? そういったものをまとめて不服申立適格と呼びました。  今回ご紹介する判例はこの不服申立適格を争った事

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        行政書士のラジオ番組 「立ち上がれ」 ポッドキャストリンク 

          【行政書士試験FIRST STEP】行政不服審査法の全体像を把握する 執行停止編②

           皆さま、お疲れ様です。事務所(自室)に40㎏の可変式ダンベルが2個置いてある系行政書士の鈴木です。  ありがとうブラックフライデー。安く購入できました。  さて、今回は前回に引き続き、行政不服審査法における重要テーマ「執行停止」について解説していきます。  解説に入る前に、もう一度行政不服審査法の執行停止に関する条文を確認してみましょう。  ……はい、改めて見ても訳が分かりませんね。  大丈夫です、安心してください、いずれ慣れます。  今回は特に2項から5項について

          【行政書士試験FIRST STEP】行政不服審査法の全体像を把握する 執行停止編②

          【行政書士試験FIRST STEP】行政不服審査法の全体像を把握しよう! 執行停止編①

           皆さま、お疲れ様です。  土日はロードバイクで近所を疾走している系行政書士の鈴木です。  どうせならお金になればいいなという思いから、フードデリバリーを始めました。今、めちゃめちゃに筋肉痛です。  さて、今回は行政不服審査法の全体像を把握する3回目ということで、今後避けては通れない執行停止について解説していきたいと思います。 執行停止ってなんなのさ? 行政書士試験において、避けることができない執行停止制度。行政不服審査法だけでなく、行政事件訴訟法にも同様の制度が登場し

          【行政書士試験FIRST STEP】行政不服審査法の全体像を把握しよう! 執行停止編①

          【行政書士FIRST STEP】行政不服審査法の全体像を把握しよう! ②

           皆さま、お疲れ様です。Stand up行政書士事務所の鈴木です。  前回に引き続き行政不服審査法の全体像を把握するために解説していきます。今回は  実際に不服申立てを行った場合どうなるのか  解説していきます。 実際に不服申立てを行ったらどうなるのか まずは画像をご覧ください。  実際に不服申立てを行った際の流れをまとめてみました。  重要な点は赤字にしてあります。今回は全体の流れを把握するために、例外事項などはあえて解説していませんのでご了承ください。あくまでも

          【行政書士FIRST STEP】行政不服審査法の全体像を把握しよう! ②

          【行政書士試験FIRST STEP】行政不服審査法の全体像を把握しよう! ①

           これから行政書士試験に挑戦しようと考えている皆様に問いたい。  行政不服審査法って難しくないですか?  皆さまお疲れ様です。Stand up行政書士事務所の鈴木です。  さて、今回は行政手続法に引き続き、行政不服審査法の全体像について把握していきましょう。 行政不服審査法とは? まずはこちらの図をご覧ください。  行政不服審査法とはざっくり言ってしまうと行政庁が起こした問題を行政庁が解決するためのルールをまとめた法律を指します。  行政庁が行った処分及び何もしな

          【行政書士試験FIRST STEP】行政不服審査法の全体像を把握しよう! ①

          【行政書士試験FIRST STEP】行政手続法の全体像を把握しよう! 後編

           前回は行政手続法の4本柱のうち2本、「処分」と「行政指導」について解説していきました。今回は残りの「届出」と「命令」、さらに行政手続法で重要な「適用除外」について解説していきます。 1.届出 届出はお役所に対して、「ちゃんとしました!」というように一定の事項をお知らせする行為です。  具体例を挙げるとすれば、開業届があります。  個人事業主として開業した場合、「開業しました!」ということで行政に対して通知をするわけです。  申請との違いは行政庁に「諾否の応答の義務」が

          【行政書士試験FIRST STEP】行政手続法の全体像を把握しよう! 後編

          【行政書士試験FIRST STEP】行政手続法の全体像を把握しよう! 前編

           行政手続法は全46条と条文の数的には少ないですが、どの条文も内容が濃いものばかりです。  欲を言えば本番の試験前までに条文を全て暗記するくらいの勢いで行きたいところではありますが、今回も今までと同様、大枠を捉えるべく行政手続法の大枠を見ていきましょう。  行政手続法は主に4本の柱+αで構成されている法律です。 行政手続法は事前救済のための法律 まず、行政手続法は何のために存在しているのかを考えていきましょう。  前回、行政手続法は事前救済のための法律であると解説しま

          【行政書士試験FIRST STEP】行政手続法の全体像を把握しよう! 前編

          【行政書士試験FIRST STEP】8話 行政法を勉強する前に!

          行政法総論、わかりづらくないですか? 前回は行政書士試験の試験範囲の大枠を解説してきましたが、今回からさらに細分化していき、各科目の大枠について解説していこうと思います。  まず一回目は行政法。行政法は他の法律と違い、複数の法律が並ぶため試験範囲解説と同じように今度は「行政法の大枠」について解説していくことになります。  行政法の参考書を眺めていただければわかることなのですが、一般的に行政法を勉強する順番というのは 行政法総論→行政手続法→行政不服審査法→行政事件訴訟

          【行政書士試験FIRST STEP】8話 行政法を勉強する前に!

          【行政書士試験FIRST STEP】7話 行政書士試験の試験範囲をざっくりと予習!【後編】

           前編に引き続き、今回も行政書士試験の試験範囲をざっくりと予習していきましょう。  勉強を始める前に全体を把握することで個別の部分についてより深く理解を得ることができますし、暗記する際の助けにもなります。 1.民法 法律には公法と私法という分類があります。  国と個人との関係を規律した法律が公法、個人と個人との関係を規律した法律を私法と呼びます。そんな私法の代表格が民法という法律です。  つまり、今まで解説してきた憲法や行政法はどちらかというと我々私人とお役所との決まり事

          【行政書士試験FIRST STEP】7話 行政書士試験の試験範囲をざっくりと予習!【後編】

          【行政書士試験FIRST STEP】6話 行政書士試験の試験範囲をざっくりと予習!【前編】

          問われる知識はどんなものか、ざっくりと解説! 第1話でも記載した通り、行政書士試験の勉強をする前に大事なことは全部の科目をざっくりとどんなものかを把握していくことが重要です。  今回と次回に分けて行政書士試験で問われる知識について科目ごとにざっくりとご紹介していきます。 1.憲法 憲法とは国家が持つ国の根本的な原則を定める基礎法のことです。    憲法は大きく「人権」に関する部分と「統治」に関する部分で構成されています。  「人権」は信じる宗教の自由だったり、表現や職業選

          【行政書士試験FIRST STEP】6話 行政書士試験の試験範囲をざっくりと予習!【前編】

          【行政書士試験FIRST STEP】5話 試験日までの勉強戦略 

          いつまでに行政書士試験の全範囲を終えますか? 行政書士試験はご存じの通り、かなり試験範囲が広い試験となっています。購入した参考書の分厚さに驚き、とりあえず勉強を始めてみるものの、志半ばで挫折してしまう人も少なくありません。  しかし、当然のことながら合格を勝ち取るためには、最低でも参考書に記載されているものについては、ある程度頭に入れた状態で試験本番を迎えられるようになっていなければなりません。  ある程度頭に入れた状態と言うのは、欲を言えば「○○について教えて」と友人

          【行政書士試験FIRST STEP】5話 試験日までの勉強戦略 

          【行政書士試験FIRST STEP】4話 勉強時間の捻出について

          今の生活を維持しながら勉強できますか? 行政書士試験を受験しようと考えている方の多くは、今の自分の生活や待遇を変えるため、ステップアップしていくために決意した方々だと思います。  そうなってくると必然的に、今現在自分が送っている「生活」というものがあります。  朝起きて、食事を摂り、仕事に向かい、昼休憩を取れる人もいれば取れない人もいて、へとへとになりながら帰宅し、夕食を摂って眠る。  行政書士試験に挑戦するということは、そんな長年築き上げてきた「生活」の中に、いきなり

          【行政書士試験FIRST STEP】4話 勉強時間の捻出について

          【行政書士試験FIRST STEP】 3話 学習戦略を立てる

          行政書士試験、何点取って合格しますか? 行政書士試験合格の条件は 300点満点中、180点以上取ること 一般知識問題54点中、24点以上取ること  ざっくり言ってこの2点を満たしてさえいれば合格です。  全体の6割の問題を正答できてさえいれば合格できる試験。残りの4割は別に正答する必要はありません。満点を取ろうが、180点を取ろうが結果は同じです。  さて、これを聞いたあなたは何点取って合格しますか? 200点以上取る気になってやっと180点取れる。 6割取れば合格

          【行政書士試験FIRST STEP】 3話 学習戦略を立てる