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田舎で看護師の必要とされる場所とは。3つ目の病院に勤めて感じたこと。





病院Cでのキャリアチェンジの背景

病院Cでの働き始める前の状況

夫の希望で地元に戻ってきました。
子育ては田舎がいいということで私の地元に引っ越すことになリました。

希望は病院勤務で産婦人科が一番だったけれど、求人がありませんでした。

それでも母子に携わる仕事がしたいと思い、市役所で乳児検診や予防接種の手伝いをして働きましたが、収入と働く日数が少なく続けていくには厳しいと思いました。


病院Cでのキャリアチェンジの動機

病院勤務と比べると、市役所での仕事は物足りなさを感じていました。
なぜならば、流れ作業的な感じでゆっくり関わることができませんでした。

元々産婦人科を希望していましたが、田舎では求人が少なかったため、知人の紹介で老人保健施設で勤務することになりました。


病院Cでの最初の日々と感想

老人福祉施設に入職しました。
今まで産婦人科、小児科の若い世代を中心の看護でしたが、今回は畑違いの認知症病棟に配属されました。
仕事内容は皮膚処置、薬の配薬、薬の内服介助、利用者の状態観察です。看護の仕事のほかにも介護士と一緒に、トイレ誘導、おむつ交換、入浴介助など、日常生活のお世話が中心でした。
老人保健施設は生活の場なので、利用者の急変は多くありませんが、急な発熱などの体調不良時は病院との連絡係になるのが看護師の役割です。

介護士が中心の職場なので、頼られることが多く、判断を求められることが多々ありました。高齢者の対応を今まで経験してこなかったため、
『熱が出たら何の熱??』
と最初は全くわからず、ベテラン看護師が
『尿路感染か肺炎じゃない?』
という言葉に何でそんなことがわかるの?
と驚くことが多かったです。今思えば、そんな知識もなかったんだと恥ずかしく思います(笑)


新たな環境での課題

病院ではないため、医師が常時いないため、看護師に判断を委ねられることが多く責任の重さを感じました。老人保健施設へ行く前には、幅広い知識と臨床経験を経てから行くことをおすすめします。




キャリアチェンジのまとめ

感じたこと

看護の仕事というよりも介護の仕事という感じでした。
看護師ならなんでも知っていると思って全ての分野のことについて聞かれたため、自分の知識のなさに、経験が不十分だなと思いました。

行った先々によって求められる分野が違うため、常に広く知識があることが必要だと思いました。

同じところにとどまるとそこの分野に関してはスペシャリストになりますが、他の分野に関しては知識と分野は通用しません。なので部署異動があった際にはチャンスだと思いチャレンジすることが、異動して経験を積むことにつながると思いました。




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