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「의(~の)」をどう使うべきか?

「의」は日本語の「~の」と同じように考えると不自然・不適切な表現となってしまう場合が多い。韓国語では原則「生き物の所有格」としてのみ使い、それ以外はできるだけ使わないようにする。ただし前後の名詞があまりにも分類上(属性として)かけ離れている場合は使用することがある。また文語体では読み手に配慮して使われるケースもある。

(例)
A 오늘 시험 결과 < 오늘 시험결과 >
B 오늘의 시험의 결과
C 오늘의 시험 결과 < 오늘의 시험결과 >

まずBは口語でも文語でも使われない。「試験」と「結果」という単語の関係には「試験を受ければ、その結果が出る」という因果関係があり、両者の関係はかけ離れているとは判断しにくい。それゆえ「시험」と「결과」の間に「의」を入れる必要はない。

Aは口語でも文語でも使われる。またCは文章の中で使われる形である。「오늘」という時を表す語が「시험」という名詞と近い関係にあるとは言えないので、このCの場合は読み手に配慮する意味でも文意を把握しやすく書いているのである。

(ポイント)
「의」を日本語の「~の」と同じように考え、乱用しないこと。原則「生き物の所有格」としてのみ使い、それ以外はなるべく使わないようにする。ただし前後の名詞が分類上、互いにかけ離れていたり、読み手に配慮するという意味では使用しても差し支えない。

いかがだろうか?たったこれだけの知識でも「의」の使い方に自信が持てるようになるはずだ。

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