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【◀Playback】前日の自分より誇れる自分になるために。初経験のプロデューサーにおもしろさを感じるまでの3年間を振り返る。

こんにちは、スパイスボックス広報の阿久津です。現在、スパイスボックスでは中途入社社員を募集しています。

今回は、中途入社3年目のビジネスプロデューサー高柳花さんに「実際に中途入社をしてみてどうだったか?」というテーマでインタビューをしてきました。「転職してから3年」のタイムラインの参考になればと思います。

入社当時のインタビュー記事はこちら
プロデューサーという初めて経験する職種に飛び込んだときの心境が書かれています。

転職先のカルチャーにフィットしていくために

——自分が転職先の会社に求めていた基本要素は何でしたか?

前職に不満があって辞めているわけではないので、とくにアップデートしたいポイントは考えずに、年収は下げないようにしたいな! くらいの気持ちで転職活動をしていました。ただ、前職の制作会社で得たプランニングや制作の進行管理を行うスキルを活かせる職場探しには注力しました。

——入社してみて、スパイスボックスにはどのようなカルチャーがあると思いますか?

スパイスボックス自体が、「多様性を愛する」というバリューを掲げている通り、包容力を感じました。仮に上手くいかないときでも、経営層が現場の声を聞こうとしてくれて、「ちゃんと考えているよ」って姿勢を示してくれていますよね。リーダー陣が集まるオフサイトにも参加しましたが、自分が持っている課題感を経営層に直接伝えられて、かつ社長自らが一緒に悩み、考えてくれるので、経営層とも距離を近く感じられる環境は素敵だなと。

——入社してから馴染むためにしたこと・意識したことはありますか?

私の入社時期はコロナ禍だったこともあり、関わりを持つことがなかなか難しい時期でした。加えて、私自身が誰かを誘って飲みに行ったり、わいわいしたりするのが得意なほうではなかったので誘われたら行く感じでした。その中でも会社側が同世代の社員を集めたヨコカイ(※)を開催してくれたので、チーム外の方と話すきっかけになり非常に助かりました。同年代のメンバーや同じ中途社員メンバーを集めると、みんな同じような悩みを抱えていることがわかり、オンラインでの開催にも関わらずすごい盛り上がった記憶があります。その後、出社時に会ったときも声をかけやすくなったので、私みたいに自分からいけないタイプの人間に、ヨコカイはかなり重要でした。

ヨコカイ
中途社員のオンボーディングの一環として、所属チーム以外のメンバーとの「ヨコの繋がり」を作ることを目的としたランチ・ディナー会。

——スパイスボックスが持つカルチャーにはフィットしていると感じますか?

結論、長く居続けているのでフィットしているんだろうなと思います。ただ、私自身が「スパイスボックスぽい人」「スパイスボックスど真ん中!」というタイプではないと思っています。それでもスパイスボックスにはどんな人でも受け入れる包容力があるから、私はフィットできているんだろうなと。たまに出社したら声をかけてくれたり、急に声をかけてもみなさん快く話してくれたりするので、変な気を使わなくて良いような、心が自由になれる感じがする会社なんです。積極的な人も、そうでない人もみんなが受け入れられる会社なので、無理な努力なくフィットできました。


「おもしろい」と思えるところまではやってみたい

——現在の業務内容はどのようなことをされていますか?

いくつかのクライアントのプロモーション施策やブランディング施策の企画提案から進行管理の実行パートまでをワンストップでプロデューサーとして対応しています。

——仕事の内容はすぐに身につきましたか?

進行管理部分に関しては、まさに前職でもやっていたことだったので、問題なく進められましたが、「デジタルコミュニケーション」や「デジタル広告の運用」に関する領域はノータッチだったので、最初の半年くらいは教えてもらいながら必死について行く感じでした。クライアントと直接対面で話す機会も初めてでしたし、制作会社のPM領域以上にマルチタスク能力が必要だったので大変でした。やらなきゃいけないことの幅や、目を届かせておかないといけない領域など、全てが想像以上に広く驚きました。

——大変だと感じることもありながら、3年間続いた理由は何にあると思いますか?

前職でもスパイスボックスでも何度か「プロデューサーっておもしろいよ」って先輩方から耳にしていてたのですが、見た感じこんなに大変そうなのに何故そう言うのだろう?と思っていました。ただ、自分でも「おもしろい」と思えるところまではやってみたいという気持ちがありました。

かつ、スパイスボックスだから続いている面はあると思います。プロデューサー自体はやりがいもある分、とても大変な仕事だと知ってしまったので(笑)、スパイスボックスの社風やメンバーがいない他社では、プロデューサーという選択はしないかもしれません。やりがいはすごくあるのですが!

——3年間働いた中で印象に残っている仕事はありますか?

とある案件で、最終日に合唱コンクールを実施したのですが、長期プロジェクトの締めくくりでもあり、学生のきれいな歌声もあり、いろいろな感情がこみ上げてきて気づいたら現場で監督と一緒に泣いていました。社会人になりたての頃は、上手くいかずに半泣きになりながら仕事をする日もありましたが、仕事場で感動して泣いた経験は初めてでした。やってよかったと心の底から思いましたし、価値のあることをできたという実感も持てました。まさに「プロデューサーっておもしろい!」と思えた経験の1つになりました。

若手の育成・活躍が会社の未来に繋がる

——ユニットリーダーにもなり後輩の育成もはじまりましたね

そうなんです! 若手の育成・活躍が会社の未来に繋がるので、育成をするポジションはとても重要だと思っています。今でも毎日話す時間を設けるようにしているのですが、苦悩や課題感を聞いていると、私が社会人になりたての頃の感覚に近い話がたまに出てきます。改めて気付かされることも多く、私が教えられることもあります。

ただ、私と同じ考え方で、同じ仕事の仕方をする人を作りあげたいわけではないので、それぞれのメンバーのその人にしか出来ないコトを、些細なことでもいいので見つけて欲しいという強い思いがあります。そして、チャレンジや失敗から学ぶことも多いのでどんどんチャレンジしてほしいです! とはいえ失敗することは怖いと思うので、無理に「当たって砕けろ!」と根性論を言うのではなく、いつも対話を重ねながら進めています。

——今後挑戦したいことはありますか?

自身のスキルやキャリアは極めていきたいですが、若手の育成についても興味があります。意欲のある若手が輝けるような環境にしていきたいですし、私が「いい上司」になりたいです。私自身もいろいろなタイプの上司を見てきたので、「いい上司」とは何ができる上司のことなのか、先輩になった自分のことも見つめ直しながら考えていくフェーズに来たんだと思うと身が引き締まります。「もっと早い段階で出会いたかった!」と思ってもらえるような先輩に、自分がなる番なんだなと。

そして、基本的に求められたことは全て真摯に対応します! 好きなことや得意なことじゃなくてもまずはやってみて見える世界があると思いますし、自分がいる環境や挑戦に悲観しているとそこで成長が止まる感じがして勿体無いような気がするんです。私自身ひょんなことをきかっけにプロデューサーという道に進みました。まさか後輩を持つリーダーになるとも思っていませんでした。自らは進まなかったであろう方向に導いてくれるのも会社のいいところだったりします。

もちろん、毎回都合よく与えてもらえるわけでもないので、自分で考えてデザインしていく力も必要です。自分の人生をよくしていけるのは自分だけなので、与えられたステージの中で、どうしたら自分らしく働けて、自分を誇りに思えるか探し続けていきたいです。日々働く中で、ちょっとずつでも前日の自分より誇れる自分になっていればいいなぁと思って働いています。


あとがき

自分で物事を判断して進めていく花さんと、周囲や会社に与えられた環境で最大限活躍できるように奮闘する花さんの両面が見えたインタビューでした。プロデューサーという職業も、後輩を持つという経験も、自らで選んだだけでなく周囲の後押しがあったと語っていたのが印象的で、仮に“与えられた”業務や環境だったとしても、真摯に向き合っている姿がとても印象的でした。挑戦する人を応援するスパイスボックスの社風も活きているように思います。

自分で切り開く力もあり、与えられた環境に適応する力もある花さんの今後に注目していきたいと思います!

中途入社で活躍中の社員のインタビューも公開しておりますので、こちらもあわせてご覧ください。


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