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”何もない私”から”何かある私”へ

私は自分語りが好きだ
そもそも「私」という主語が1番はじめにくることから、自分語りをすることが趣味のひとつだと予想出来るだろう
さて、今日は「私」の話を書こうとする
手元に珈琲の準備は出来てるかな?

「私」の人生は至って普通だ
普通の家庭に生まれ、普通に小中高と進み、
大学には進学しないでそのまま就職
兄弟が6人ということ以外至って普通
極まりない普通が「普通の私」をつくった

そんな「普通の私」は特にやりたいことがなく
ただ平凡とした毎日が過ぎた

そういえば子供の頃は人に嫌われるのが怖かった、自分の中で【友達と一緒】が合言葉だ

小学生の頃クラブ活動があったが毎年変更する度に当時仲の良かった友達の真似をした
通っていたピアノ教室も友達の真似だ
中学校の部活動も友達が入ったという理由で入った、やはりそういう理由の場合長くは続かないがそれはまた別のお話
高校時代は疲れること、頑張ることが嫌いになって部活動さえやっていなかった
この時既に「普通の私」から「何もない私」になっていた

高校卒業後、「何もない私」は無事就職した
元々激人見知りであまり自分から話すタイプでもない為、職場に馴染むのに2年掛かった
特に仲の良い人は出来ず、毎日家と会社の往復

しかし社会人3年目に転機がきた
それも話せば長くなるのでまた別の機会に

(これだから自分語り好きは話終わらない、目の前で絡まり合ってるイヤホンがため息をついているようだ)

そして社会人6年目で難病が発覚する
”潰瘍性大腸炎”
一応国指定の難病らしい
死には至らないけど一生完治しない病気
まさか自分が病気になるとは思ってなかった

そんなある日、ひとりでお寿司を食べてる時だった
隣に座っていたおじいちゃんが
「元気なときに楽しまなきゃ」
と言ったのを耳にした

”元気なときに楽しまなきゃ”


もはや元気とはいえない状況ではあったが
幸い、普通の生活に支障がなかった
その言葉がずっと心に残り、ふと何かはじめてみようと思った
そうして1週間前からドラム教室に行き始めた

何故ドラム教室にしたのかはまた別の以下略

はじめて自分からやりたいと思った
誰の意思でもなく自分の意思で
こうして「何もない私」から「何かある私」になった

そして明日もドラム教室だ
一年後には演奏出来るようになって
バンドを組み、PVを作るのが今の目標だ

特にやることがなく毎日を過ごしてる人へ
それも良い、それが良いと言う人もいる
しかしある日ひょんなことから変わっていく
人生は本当に谷あり山あり
こうして「何かある私」がnoteに投稿していることさえ、昨日の自分には想像もつかなかった

これで今日の自分語りは終わり
珈琲も飲み終えてる頃だろう
あ、そもそも用意してないかテヘッ

代わりに前食べたワッフルと珈琲置いてきます


おしまい

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