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【留学日記⑭】語学力がちょっと進化したかもしれない

バルセロナで社会人語学留学中のアラフォー独身おにぎりです🍙

今日で留学生活が2か月半ほど経過。
先日こちらの記事で2か月たったけど全然ダメで落ち込む…という話を記載したのだけど、最近少し進化してきたかも…と感じるので喜びを綴っておこう。


遂に語学学校のクラスがB1レベルに!!!

そう。今日まででA2クラスが終わってついに来週からB1クラスになる!
といっても「A2とかB1とかなんやねんそれ?」という方も多いかと思うので、スペイン語のレベルについて簡単に記載しておく。

スペイン語のレベルとして国際的に認められている資格試験の「DELE」というものがある。そのスペイン語レベルを表すものがA2とかB1とかだ。
DELEを実施している機関のインスティトゥト・セルバンテスのWEBサイトに定義が書いてあったので引用しておく。(さらっと読み飛ばしておくれ)

DELEスペイン語検定のレベル分け
DELEスペイン語検定のレベルはヨーロッパ言語共通参照枠MCER(CEFR)に基づき、A1(入門)、A2(初級)、B1(中級)、B2(中上級)、C1(上級)C2(最上級)があります。

DELE A1(入門)
即時に必要な、生活でよく使われる表現を理解し、対応することができる。ゆっくり、簡単に、対話者の協力を得ながら、個人情報や日常生活などをコミュニケーションをとりながら話したり、尋ねることができるレベル。

DELE A2(初級)
日常で身近な表現、自分自身や家族のこと、買い物、興味のある場所、仕事など簡単な日常的事柄や、すでに経験がある事項に関して理解をし、即座に応対をすることができる。簡単な既知の内容や習慣の会話、自身の過去の出来事や身の回りで起こったことの描写など、必要に応じて表現することができるレベル。

DELE B1(中級)
日常での身近な事柄や学習・仕事に関する既知の内容を理解することができる。大抵の状況で適した応対ができ、既知のテーマや個人的に興味があること、経験、出来事、希望、願望、計画、意見など簡単に表現することができるレベル。

DELE B2(中上級)
複雑な内容や抽象的なテーマ、スペイン語の多様性を認識し、既知の専門的内容を理解することができる。流暢かつ自然で、聞き手に困難を与えない会話能力を持ち、明瞭かつ詳細な文章を作成し、推論的分析、ディベートなどができるレベル。

DELE C1(上級)
ある程度の幅広い分野の文章や会話を展開する中で言外の意味や、相手の態度、意図までを読み取りながら自在に言語を操り、流暢且つ臨機応変に無理なく自分の考えを表現し、社会的分野、ビジネス分野、学術的分野などいかなる分野であっても常に状況と文脈に対応した表現を使用できる。また、複雑な文章を作成したり、テキストを利用して考えをまとめ、柔軟且つ効率的に言語を運用することができるレベル。

DELE C2(最上級)
文章の長さ、複雑さ、抽象的表現、内容への認知度に関わらず、入ってくる全ての情報を理解し、スペイン語の多様性や言外の意味などを認識し、必要に応じて推測することができる。臨機応変且つ流暢に表現し、適切に単語や文法を運用し、学術的分野またビジネス分野など高度で複雑な分野においてもニュアンスによって使い分けることができるレベル。

https://tokio.cervantes.es/jp/dele_diplomas/information_diplomas_spanish.htm


そう!このレベル分けの記載を見ていただいたらわかるように、遂に中級レベルになったのだ!!!!!

しかし!!!!!!

私の行っている語学学校では特にレベルが上がるための試験があるわけではなく、それぞれのレベルの教科書が終わるところまで進めば基本的に自動的に上のレベルに行ける。
なので、私はただA2の教科書全部終わったよ!というだけで、完璧にA2レベルのことができるぜ!!!というわけではない。
きっと今DELEのA2の試験を受けても合格はしないだろう…

とはいえ、今まで「ど初心者!」だったところが「中級」まで行けたのはなんだかうれしい✨


なんだかコミュニケーションが少し取れるようになってきた

そして、2か月経過時点での記事では落ち込んでばかりだったが、最近コミュニケーションが少し取れるようになってきたと感じるシーンが多くなってきた。

例えばホストマザーとの会話もそのうちの一つだ。
当初は「マジで何言ってるかわからんのじゃが?」と思っていたが、最近は6割くらいはわかるようになってきた(6割しかわからんのかーーーいというのはそっとしておいて)。
そしてこちらから話題を振ることもできるようになってきた。
まぁこれはコミュ障の私がやっとホストマザーという人間に慣れてきたという説もある🙄

そして授業中も以前よりは少し長い文章で発言できるようになった…!

そしてそして!実はスペイン人の友達ができて、意外と話せたのだ!!
(友達ができた経緯もすっごい運が良い偶然の出会いからでめちゃくちゃ感激なのでこれはまた別記事で触れようと思う。めちゃ可愛い女友達が二人もできて幸せすぎる。)

友達のうち一人は日本語を勉強中の子で言語交換をしようということで会った。
相手も私のスペイン語と同じくらいのレベルの日本語ということだけど私からすると「めっちゃ日本語しゃべれてるやん!!」と思った。
でも向こうは「スペイン語すごく上手!私の日本語は全然…!」と言ってくれる😮嬉しい!!!
でも私も「めっちゃ日本語話せるやん!」って思うから、きっと初心者レベルでも自分たちの言語を話してくれる外国人は嬉しいんだろうな!お互い!
そしてもう一人の子はその子が紹介してくれた子で、特に日本語勉強してる子とかではないので普通にスペイン語で会話。
でもけっこう盛り上がれてめちゃくちゃ嬉しかった!!!!
まぁ漫画の話になって「NANA」が好きだという話をしてくれたから、こっちも知ってる話題で盛り上がりやすかったんだけど😍

こうやって違う言語でも盛り上がれるんだ!!しかもGoogle翻訳とかほぼ使わず!!と思うととっても感激した。
そしてもっともっと話したいから頑張ろうとも思えた!
やっぱ友達大切だ!!!!!


意外と私伸び率は良いんじゃね?

そして最近クラスで思うのが、これだ。
「私みんなより話せないって思ってたけど、伸び率はけっこう良いのでは…?」と。

前の記事でも「みんなしゃべれるのになんで私は…」と思っていたんだけど、もともとのレベルとかアウトプットの得意さという部分ではクラスのみんなに全然ついていけてなかったけど、意外と私の進化が少しずつ追いついてきている気がしてきた。
といっても話すことに関しては特にまだまだ差は大きいんだけど、少しずつ近づいてきているし、文法とか語彙力とかは同レベルもしくは私の方が理解できている部分もあったりする。
ぶわーーーーって話しているのを見るとビビっちゃうんだけど、意外と同じようなもんなのかもしれないと思えるようになってきた。


友達がいない陰キャの優位性を見出す

そしてなんでちょっと追いついてきているのだろ?というと、正直私けっこう勉強しているのである。
といってもクラスメイトと比較してというだけで世の中にはもっとたくさん勉強している人いるし、私自身との比較でも大学受験生の時に比べると全然勉強してないけど。

とはいえ、語学学校の子たちはみんな若いし授業終わったらけっこう毎日遊びに行って、しかもみんな共通言語「英語」で話している。
そんな彼らに比べて、私は基本用事だけ済ませて帰宅し、仕事&勉強をしている。

ふふふ…陰キャで友達がいないからこそこの勉強する時間が確保できるのだよ!!!!!!

ちなみにだいたいスケジュールとしてはこんな感じ。

13時 :授業終了
14時頃:帰宅&昼ご飯
15時~20時:仕事&勉強(比率はその日の仕事の状況による)
      ※途中で休憩はけっこう挟んでるしSNS見たりもしてる。
      ※勉強は主に今日の復習。単語調べたり音読したり。
       シャドーイングしたり。
20時~:夕食(ホストマザーと少し話したり)
21時~:シャワー
22時頃:Duolingoタイム(言語学習アプリ)&単語帳インプットタイム
  ※Duolingoは課金していないので命が消えるまで(間違えると命減る)
⇒Duolingo終了後はNETFLIX見たりお楽しみタイム。
※スペイン語で見れるものはスペイン語で聞いて字幕日本語か、日本語で聞いて字幕をスペイン語にしてる。

もちろん日によってもう今日はいいやーーー!ってなって復習全然しない日もあるので↑これが全部完璧にできた日は素晴らしい日👏
でもできるかぎりスペイン語に触れる機会は多くしようとしている。

見よ!!!!陰キャの実力を!!!!!!!!!!


勉強において努力は報われやすいのだ

陰キャ万歳!!!みたいな話になってしまったが(陰キャである自分を肯定してあげないと悲しくなるのだ)、結局は勉強ってちゃんとやればそれなりに返ってくるもんなんだったと思いだした。
私は勉強けっこう得意で。というのもとりあえず努力したら”ある程度”報われるからだ。

世の中努力しても報われないことってたくさんあると思うし、欲しい結果に対して努力のベクトルを誤ってしまうことも多々あるなぁと社会人生活ではめちゃくちゃ思っていた。
そして努力のベクトルの正解を見つけたり選ぶのが苦手だ。
本来やればいいことでなく周辺にある必要のないことに手を出してしまったりしてしまう。

でも勉強って教科書があって、こうすればいいっていうのがある程度明確だから、やればやるだけ必ず身に着く。
言語もやればやるだけ無駄にはならないのだ。
もちろん効率がいい方法とかはあるので、私の勉強法が効率的かは自信がないが、やらないよりは絶対にやった方がいいのである。

ガリ勉で良かった‥‥!!!!!!!

と最終的に自分を褒めてばかりのうざいやつになってしまったが、こうやって思えるのもやっぱり「自分はそれなりに努力している」と思えるだけの学習量を担保しているからだと思う。
私は自分に自信を持てないとどんどんダメになってしまうんだけど、自信に根拠がないと自信を持つことができない。
なので「やってます!」と言える状態に自分を持っていくことが最終的に自分を救う一番の方法なのだ。


ということでこれからも陰キャ万歳!ガリ勉万歳!!!でやっていこうと思う。(しかし10月からバイトできそうだからちょっと勉強時間の担保ができるかが心配😰)


そしてこんなこと書いときながらまた次回「全然だめだ」って言いだすかもしれません。というかほぼ確実にそのうち言い出すでしょうがお許しを笑

ではではまた!
¡Hasta Luego!

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