【映画の記録】リトル・ミス・サンシャイン
前に見てなんでか知らないけどずっと好きだった映画、全然内容覚えてなかったのに好きだってことは覚えてたので久々の鑑賞
この映画ずっと色味が素敵すぎてどのシーンもおしゃれで、シュールなとこは全力でシュール
とにかくワーゲンバスが可愛い
しかしこのバス、途中不調に襲われて
人力による加速必須
止まらないクラクション…
めちゃくちゃ面白シーン産出してました、クスッとなる場面多々でした
また登場人物も素敵で
おじいちゃんがファンキーでものすごい人生謳歌してて尊敬しました
やってることはあれとして、年相応なんてクソ喰らえの精神が本当にかっちょいい
オリーブとの絡みも素敵なセリフ盛りだくさんでした
本当の負け組っていうのは、勝てないことを恐れて、挑戦しようとしない奴らのことだよ。
なんとも味があって、おじいちゃんが言うからまた良き
とにかく登場人物が個性的で訳あり人間多めだけど、同じバスで同じ目的のために一緒にいるのがとてもチグハグしてるのに、あったかい
みんなで車押してるとことか最初はおもしろかったのに、最後は泣ける
ポールダノ演じるお兄ちゃんもめちゃくちゃ良くて
この子はすごい思考が大人だなと感心させられました
好きなことだけして生きたいってこの子が思ってるのも素敵だし、話さないし無愛想なのに要所要所で醸し出される優しさや信念がすごくかっこよかった
そして私が1番好きだと思ったシーンが
最後みんなでダンスするシーン
おもしろいんだけど、めちゃくちゃあったかい
なんとなくあのシーンを見て
全員に好かれるとかそんなことどうでもよくて、本当に自分を理解してくれてる人だけで充分だなと思いました
そんな周りの人達にちゃんと気づいて大切にできさえすれば幸せなんだよなーと
家族のお話だけど、友達や周りの人に置き換えて見ても素敵です
なんで好きだったか忘れてたけど、見返して「そうそうこの雰囲気！」ってなった
悲しい切ないこともたくさんあるけどそれ以上に暖かくて、やっぱりユーモアってとても大切だなと思いました
どんな時も感情は良くも悪くも自分の中や周りに当たり前のようにあるので、そこにちょっとスパイスとしてユーモアを足すだけで本当にあったかくてキラキラしたものになるんだな
最初は見ながらどの登場人物が自分に近いかな？とかいろいろ考えてましたが、最後はみんながそれぞれ人の良いところ悪いとこを極端に反映してくれてるんだなーと感じ全員好きになれます
そしてこのワーゲンバスが愛おしく感じる
バスで旅に出たくなるような映画でした
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