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言葉では足りない

6/20にBrassMomentumワンマンライブを開催します。

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フライヤーを見ての通り、今回はスペシャルバンドメンバーで演奏します。
我らBrassMomentumはコロナが流行り出してからの1年、基本的にオケ音源で配信や配信ライブをしてきたので本当に久しぶりのバンド演奏。
先日そのバンドメンバーでリハをしてきました。
…もう語彙力の喪失。最高オブ最高。
めっっちゃくちゃ楽しいリハでした!!
ぽこちゃという配信アプリや、ツイキャスの配信で我らの演奏を見てくれていた方々にこそぜひ今回のライブは見て頂きたい。
生バンドで演奏すると我らの曲はこんっっなにもかっこよくて楽しいぞというところを聞かせたい!

今回のメンバー、私がぶっちぎりで最年少です。
優しくて素敵なメンバーなのでそこに萎縮するような気持ちは全くありませんでしたが、正直リハが始まるまでは、「素敵メンバーに囲まれて己の経験不足を痛感して5センチ落ち込む自分」を想像して謎の覚悟はしていました。笑
5センチが如何程かは自分でもわかりませんが気持ちが下がらないようにしようという覚悟。
それが演奏始まったらなんかもうすごい。
いやもちろん経験不足実力不足ではある、このメンバーと一緒にいればそれは当たり前の事実。
だけど楽しいが全てを凌駕して気持ちが下がる暇も無いのと、何より自分の演奏の底力をものすごく引き上げてもらえた感覚がありました。
自分が100%の力だと思っていた演奏から潜在能力を引き出してもらって120%になったよ!みたいな感じ。
リハの段階なのにこれはすごい。
終わったあとは相方(柴田さん)と「俺ら生きてたな」という謎の生存確認しました。笑


そして今回、我らの新曲を演奏します。
基本的に我らの曲は全て柴田さん作曲でしたが、今回初めて「作詞作曲BrassMomentum」という形で2人で楽曲を作りました。
作詞です。歌います。
我ら管楽器のユニットですが。笑

先週のリハ後に相方がTwitterで「日本語で口ずさめるジャズを作る夢が叶った!」
的な投稿をしていましたが、この曲は私の夢でもあるのです。

まだトロンボーンにも出会う前、母が聞かせてくれたEGO-WRAPPIN’の「くちばしにチェリー」に私は大衝撃を受けました。
当時から歌うことが好きでした。
が、「歌うという行為」が好きなあまり聴くことをさぼっていたようにも思います。
この曲が好き=歌詞やリズムが好きだという感覚、その曲を歌ってさえいれば本人でも誰かのカバーでも気にしていなかったかもしれません。
そんな概念をどーんと壊して「この声で、この歌い方で、こんな曲を歌う人になりたい!」と思ったのはEGO-WRAPPIN’からでした。
音楽の中で憧れという感覚を持ったのはそれが初めてでした。
こういうジャズシンガーになれたら楽しいだろうな、と思った時期がありましたがこの夢はすぐ挫折します。
どうやら歌手というのは曲を作れないとなれないらしい。
でも曲作るとか絶対無理、やったことないけどなんかわかる多分私には無理。
という当時の謎で未熟な知識によってです。笑

そのあとすぐにトロンボーンに出会ってしまいこれだー!と運命感じる訳ですが、10数年の時を経てジャズシンガーになりたいかもという夢が叶います。
もちろん肩書きとしてシンガーです!と名乗る訳でも無いですが、自分達で作り出した曲を、自分の声で歌える。しかも愛してやまないトロンボーンも盛り込める。
こんな機会を作らせる相方、悔しいが多分天才。笑

それとこれは1度披露した曲でもありますが、今回もう一曲私にとっての新曲があります。
先日の生誕祭で、相方が誕生日プレゼントとしてサプライズ演奏してくれた曲。
あれから楽譜を貰って曲名も付け、私の曲になりました。
生誕祭で演奏したトロンボーンソナタもしかりですが、相方が作る曲はほんっっとうに吹きやすいし楽しいんだなこれが!悔しいことに!!
生誕祭では泣かされた曲、今回は私が作者を泣かしてやるぞという気概で演奏しようと思います。

長々と文章にしてきましたが、リハで得た衝撃も新曲への愛も言葉ではどうにも足らないし言葉にするとどこか嘘臭くも聞こえる。
聞いてもらうことが1番の伝え方だと思います。
今回のライブは本当にすごい。
こんなに不安要素も泣く自信をもって「6/20の我らは!!かっこいいぞ!!」と思えるのがすごい。
そんな訳でとにかく聞いて頂きたいライブになっています。
依然我慢を強いられる厳しい状況だからこそ、テンションがぶち上がる音楽とライブにしたいさせたい。
配信はもちろん、会場で聞いて頂けたらとても嬉しいです!
どうぞよろしくお願い致します。

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