浅井そよ香

エンタメトロンボーン吹き文章も書きます

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最近の記事

言葉では足りない

6/20にBrassMomentumワンマンライブを開催します。 ↑詳細、配信チケットの購入はこちらの画像から! フライヤーを見ての通り、今回はスペシャルバンドメンバーで演奏します。 我らBrassMomentumはコロナが流行り出してからの1年、基本的にオケ音源で配信や配信ライブをしてきたので本当に久しぶりのバンド演奏。 先日そのバンドメンバーでリハをしてきました。 …もう語彙力の喪失。最高オブ最高。 めっっちゃくちゃ楽しいリハでした!! ぽこちゃという配信アプリや、ツ

    • 24歳になれました

      本日で24歳になれました。 なりました、と言うよりは周りの方々のおかげでなれましたの方が正しい気がします。 正直5/3に開催した生誕祭が一大イベントすぎて、これを成功させるぞという気持ちが強すぎて最近まで誕生日だという事実を忘れていました笑 生誕祭の前日にそわそわしすぎてnoteを投稿しました。 終わったら生誕祭の感想を投稿しようと前日まで思っていたのですが、終演後は何も言葉が出てこなくて投稿できませんでした。 あの日感じた最高だとか幸せだとか嬉しいとか何より感謝したいとい

      • 明日は生誕祭

        明日は2度目の生誕祭と称したソロコンサートです。 配信チケットはこちら。 一昨年初めて開催し、昨年はコロナの影響で延期にしたまま今年になりました。 今年も本来はお客さんを前にする+配信の予定でしたが、3度目の緊急事態宣言で配信のみのライブに。 やはりお客さんを沢山目の前にしたかったという悔しい気持ちがありますが、今年は「開催するかしないか」で迷ったことはなかったように思います。 望んでいた形で無いとしても、赤字だとしても、絶対に今年はやろうと思っていました。 振り替えっ

        • #小説#山道#マラソン#長距離走#陸上部

        言葉では足りない

          Run

          2度吸って大きく1回吐く。 胸が苦しい。 「足をとめる」を考えないように.目前の景色情報だけを頭に詰め込む。 日も出ていない暗い朝の山道。 地を踏む度に足を切りつける朝露。 辞めたらもっと苦しくなるのを知っている。 この呼吸で騙し続け無いと前に進めない。 2度吸って大きく1回吐く。 手先はもう冷えきって感覚が無い。 けれど私はこの手がある境界線を超えると、今度はじんじんと熱を持つことを知っている。 2度吸って大きく1回吐く。 気付けばペースメーカー代わりに追っていたバレー

          闘病はライブ前日から

          明日は今年初のお客さんを前にしたライブがあります。 以前noteに書いたように私には本態性振戦という持病があります。 まあ簡単に言えばテンションが上がっていると酷く震えるこの病気、ライブができるという最上級に嬉しい事実に震えない訳が無い。 もう前日の今日から震えがひっどい。 この文章も打ち間違いを繰り返しすぎて「あ゛ーー!!!(怒)」となりながら打っております。笑 1年前の私だったら震えが酷い日=落ち込みすぎて情緒も不安定な日だったので持病について触れることは絶対ありませ

          闘病はライブ前日から

          嫌いな人いる?

          昔から「嫌いな人いる?」という質問で誰かを思い浮かべることがあまりありません。 人並みに他者に怒りの感情が湧くことはあるし、この人のここは好きじゃないなぁと思うこともありますが、そう思った感情を「嫌い」という言葉で表現してこなかったからかもしれません。 そもそも元来他人の欠点とかどーでもいいという性格だからなのもあると思います。笑 誰かの悪いところについて考えてる時間てすっごい無駄だと思うタイプ。 あの人のこういうとこ良くないよなぁって話をするよりあの人のここすごいよなぁと

          嫌いな人いる?

          音楽の再認識

          初めて[ALEXANDROS]を知ったのはYouTubeの動画。 まだバンド名を改名する前で、そのバンド名をYouTubeで調べても1番上に出てこないくらい初期の頃。 曲が良いのはもちろんのこと、動画の中群を抜いて見た目のインパクトありすぎるドラムのサトヤスさんに惹かれて聴き始めたバンドでした。 本人の見た目もさることながら、ドラムのセッティングもインパクト大でそしてすっっごくかっこいい。 そんなサトヤスさんの勇退ライブに先日行ってきました。 ジストニアで数年前から活動休止

          音楽の再認識

          盲目的な恋であって欲しかった

          片思いが楽しいと思えるのは、盲目的な恋をしている人間だけだ。 人の熱気で温度の上がった貸し切りレストランで、ぼんやりと手にしたグラスを回す。 背中に触れる壁はひんやりとしていて、アルコールの入った体に心地良い。 視界が少しぼやけて見えるのは酒に酔っているからだろうか。 それとも、同窓会というこの場の空気に酔っているからだろうか。 出席率の良い高校の同窓会は、やはり仲の良いクラスだったからか、体感する空気感は高校時代のままだった。 立席パーティー形の会場がより一層懐かしみを感

          盲目的な恋であって欲しかった

          脳内が透明になる瞬間

          本当に意味が分からないんですが私の通っていた中学校にはフルマラソン(42.195km)を全校生徒が走るマラソン大会がありました。 小学校から上がったばかりの1年生も運動部でも無い生徒も漏れなく全員参加。 当たり前ですがめっっちゃめちゃキツいです。 中学1年生の時は、当時から吹奏楽部で当然42kmなんて走ったことなかったのでどんなに辛いものかわからず、ノリで完走し翌日全身筋肉痛で歩けなくなりました。 なぜか全校女子で9位という奇跡も起きた。 2年生の時は道中で嘔吐してゴールしま

          脳内が透明になる瞬間

          私の闘病体験を誰かの糧に

          ★はじめに ある日突然、楽器を持つ手が震えるようになりました。 昨年から私の各SNSの投稿に、度々「病気」「療養」というワードがあります。 (気付いて個別に連絡してくれた方々もいました、心配して頂いてありがとうございました) ややこしいのですが先日Twitterに投稿した「手術したよー✌️」的な投稿は全く別件の病気です、病気まみれですね昨年からの私😇 これに関して詳細をSNSで発信することは無かったのですが長文になる覚悟でこの経験を文章にしようと思います。 なんで今更わ

          私の闘病体験を誰かの糧に

          私の土台と音楽

          まあ色々変化がありましてお久しぶりの投稿となってしまいました。 シンプルに小説方面がちょっとスランプ気味なのもありますが。笑 しかし今日から新しい生活が始まるのでそれについて書いてみようかなと。 実は本日から図書館で働き始めました🙋‍♀️ といっても司書資格はまだ取得しておらず今勉強中です、司書見習いとして働く形です。 けっっして音楽を一切やめて方向転換した訳ではありません。笑 変わらずに今も私の名称はトロンボーン吹きの浅井です🙋‍♀️ 以前noteに投稿した「自己紹

          私の土台と音楽

          中止

          8/14に予定していた長野公演、今の状況を考慮した上で中止とさせて頂くことになりました。 代わりに当日は配信ライブを計画していましたが、メンバーの職場でコロナ感染の疑いがあり、安全を考慮しそれも中止と致しました。 中止、配信、中止とご連絡ばかりですみません。 楽しみにして頂いた皆様、行きたい!と予定を確認してくれていた皆様、本当に申し訳ございません。 中止しよう、と決めてからもう泣くのも疲れたわってくらい泣きまくりました。 人ってこんな継続して泣けるもんなのかと妙に冷静に驚

          QBQ茅野公演がやりたい

          今年の8/14(金)、金管五重奏チームQuail BrassQuintet(略してQBQ)で2度目の茅野公演を開催します。 結成して2年、最高に大好きなこのチームをもう一度私の地元長野に呼ぶ理由を書いていこうかなと。 昨年度、QBQ茅野公演の話をメンバーに持ちかけたのは、帰省した時にとても素敵なミュージックバーを見つけたのがきっかけでした。 ここで演奏したい!だからみんな茅野に来て!! という全力のわがままをメンバーに聞いてもらい、地元の友達に声をかけまくり、結果として昨年

          QBQ茅野公演がやりたい

          絶妙なバランスの2年間

          今日は私の活動の中心となっている金管五重奏チーム、Quail Brass Quintet(略してQBQ)を知って貰いたいなと思って書き始めてます。 実は今日で結成2年となりました👏🏼🎉 大好きで大事なこのチームについて話してみようかなと。 QBQは2018年から、単独公演や学校公演などで活躍しています。 昨年は私の地元である長野での公演、初のホール単独公演なども開催しました。 Twitter・インスタ・Facebookと色々SNSをやっております、私のプロフィールから飛べる

          絶妙なバランスの2年間

          【短編】体温と心

          「手が冷たい人は心が暖かい」 この言葉が嫌いだった頃の話。 冷えた手に思わず触れられてしまった時、フォローするように、あるいは軽い皮肉の様に使われるこの言葉が嫌いだった。 一般的には、気まずさや悪意を含めて使う言葉ではないだろう。 だからそう聞こえるのは、私のせい。 本当に嫌いなのは自分の冷たくて醜い手だ。 本当に嫌いなのは自分自身だ。 この言葉を聞いた時、悪意や気まずさの象徴のように受け取ってしまう自分自身。 冷えて赤切れた手をペーパータオルでそっと拭く。 慎重に触れても

          【短編】体温と心