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オンラインでマネージャー勉強会を実施!リアルより親近感。

先日、マネジメントの勉強会を実施しました。

オンラインで実施したのですが、アンケートの評判がとてもよく、講師側である私もとても楽しくやることができました。正直、これまで実施した勉強会の中で一番評判が良かったと思います。

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■だいたい30分の研修。自由参加で200名が参加

もともとは、あるマネージャーから勉強会をやってほしいという要望があったことで開催しました。メンバーの力をもっと活かしたいとか、マネジメントのOKラインとNGラインを教えてほしいということなどの要望を踏まえて、実施することにしました。

人によって都合も異なるので、同じ研修を2回開催しました。初回には60名以上が参加してくれて、それだけでもオンラインすごいな!と感じてました。そして第2回には、なんと140名もの管理職や幹部人材が参加してくれました。オンラインなので場所にとらわれることもなく、FC町田ゼルビアや沖縄からも参加してくれました。参加してくれたみなさん、運営の武田さん、田村さん、美濃口さん、イルファンさん本当にありがとうございました。30分程度という時間拘束を短くしたことも、良かったのかもしれません。

■伝えたポイントは、相手の感情を想像すること。

私からは考え方を10分程度、人事本部長の武田さんからは具体的な線引きについて10分程度。残りは質疑応答にしました。

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アンケートで反響が大きかったことが、人材トレンド「3つのe」。人材マネジメントにおいて、承認欲求や感情報酬など、論理以上に感情面の重要性が上がっていること。感情が白けたままでは、その本人もなかなか力を発揮できません。相手の感情をイメージしながら、指導や助言をすることが効果的であると紹介しました。

■チャットはスイッチが入ると、「爆発的に」盛り上がる。

第2回はチャットがものすごく盛り上がりました。これがリアルセミナーと大きく違う点で、私もすごく楽しかったです。

「気軽にみなさんのアイデアや意見交換がコメント欄でできたので、同じ悩みを持っている人が他にもいるんだなと気持ちに余裕がでました」

「チャットを見ていて、悩みは皆同じだなと感じました」
「普通の共有会と違ってチャットで盛り上がってるのを見れるのも良かったです」


アンケートでもチャットの盛り上がりによって、学習効果が上がったり、悩みを共感することで一体感を持てたりするという声も多かったです。

質問をしてもらうのは正直ハードルが高いと思ったので、「つぶやきファースト」。思ったことや悩んでいることなど、感想くらいの感じで書いてもらったのが良かったです。

なるべく名前を呼ぶことも意識しました。アンケートを書いてくれた人の名前を読んだうえで、質問内容に回答する。そうすると回答してくれてありがとうございますなど追加のコメントが増えたりして、チャットが活発になりました。

お互いの顔が見えることも、とても良かったです。私も参加してくれたみんなの顔をみながら、講義できるのはとてもやりやすかったです。

■アンケートはすぐに読んで、次について決めておく。


私はアンケートはある種のこだわりがあります。回答フォーマットは名前以外ひとつだけ。私は「1分アンケート」と呼んでいますが、いろいろ聞かないことにしています。「1分でいいので、感想を書いてください」とお願いすると、短い文章だとしても個性が発揮され、その人の本音がにじみ出てくると感じています。同じような回答であればそれだけ影響があったといえますし、バラバラであれば受け止め方が違うと理解できます。

長いアンケートを取ると、それこそ読まなかったり、あとで読むとか言って1-2週間放置したりしがち。鉄は熱いうちに打つ。アンケートを早く読んで、もし次やるとしたらどうするかについて、振り返りをしておくことが大事だと思っています。

終わった後のアンケートも全員分読ませてもらいましたが、ここにも今後の人材育成や勉強会のヒントが満載でした。

「時代は変わって来て、これまでの経験の延長だけで業務しててはダメだと改めて思いました。」→時代がどのように変化しているかの「流れ」をきちんと伝えることで、理解が深まるということを学びました。

「エンジニアとしてコードレビュー・技術選定などネガティブなことも伝えないといけない場面があり伝え方に苦労していたので、そういう日々にコミュニケーションなどにおいても参考になる内容だったと思います」→技術幹部もたくさん参加してくれました。マネジメントに限らず、いろんな職種で対話の工夫をもっと良くしたいという思いがあるということがわかりました。

「過去実際にあった相談の内容やどのような対応をしたのかというエピソードが大変勉強になりました。」→事例やケーススタディは臨場感があるので、本当に説得力が高いことがよく理解できました。

「感覚的に理解できているつもりのものも、今回のように言語化されるとあらためて染み込むように感じました。」→体系化して伝えると、すっと理解度が上がる。質疑応答の時間に「目標にオーナーシップを持たせるためにはどうすればいいか」というのがありましたが、「自分ごと」にできる目標のつくりかた。P&Pフレームワークを紹介したら、試してみます!などの反応を多くもらいました。

・本当に場所が関係なく、30分程度なら集まりやすい
・体系化したフレームと具体的なケースの掛け算が良い
・つぶやきくらいの感じでチャットを活用すると盛り上がる

などなど、たくさんの学びがあったオンライン勉強会でした。

みんなのリクエストを聞いて、また開催していきます!

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