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「本が先か、映画が先か。映画の『ハリー・ポッター』にも、もちろん嵌る」②

                            2002.12記録
 
公開封切りからけっこう経っている中、映画『秘密の部屋』をやっと見に行ってきました。(もちろん2002年当時の話です)
2時間40分の長丁場、次男はずっと見続けるのはやはり無理として、私と小学一年生の長男の二人で朝9時からの上映に間に合うよう、夫に映画館の近くまで送ってもらいました。
 
入り口付近には案内のアルバイトらしき若者たちが2~3人立っているだけ。
着いた時間も始まる20分ほど前だったし、余裕かなと思って中に入ったら、半分から後ろの席はもうすでに埋まっていました。
少しだけ前の方でしたが、見づらい席じゃなかったので、半分よりちょっと前の所に座りました。
(まだ指定席システムが導入される前のようです。なつかしいですね)
 
もう始まる所からドキドキワクワクで、原作がどういう風にアレンジしてあるかなあ…などと考えながら見ていました。少しだけ成長した趣のあるハリーに背が伸びたロン、おしゃまなところは前作と変わらないかわいいハーマイオニー。
 
今日観た私の心境は前作が封切られた時とは全く違っていました。
前の記事でも書きましたが「賢者の石」の時は、特別の興味は持っていなかったので映画館では観ていませんでした。
ところが原作を読み、その後結局自分でも「賢者の石」のDVDまで買ってしまった後の私はもう、「ハリー」の世界に嵌ってしまっているのでした。
それだけのめりこんでしまったのです。

内容については、原作を読んでいるので「ああ~、あそこもここもカットされているなあ」と感じるのはしかたないとしても、十分楽しめました。でもやっぱり本を読んでから映画を見た方がいいかな、と思うのです。
 
帰ってから夕食の間も長男からず~っと質問攻めにあうことになりました。
カットされているからなのか、「なぜこうなる?」というところがいくつかあり、原作を読んでない長男には尋ねたいことがいっぱいだったようでした。
映画を観ている間でも「なぜ?なぜ?」を連発。私は「し~っ!あとでゆっくり説明するからよ~く観ていて」と何度もたしなめていました。
 
「こりゃあ、今夜の夢に出てくるね」と笑ったほどでした。
長男の質問の嵐に必死で一つ一つ答える私は、もうぐったりです。もうすこし大きくなったら、ぜひ本を読んで!そうしたら詳しくわかるよ。

……ということで、今まで原作を図書館で借りていた私ですが、ついに購入することを決心。
さあ、置き場所をどうするか考えなくてはならない仕事が増えてしまいました。
 
長男はもう、「早くDVDが出ないかなあ」とか「『アズカバンの囚人』はいつやるの?」とか言っています。
ついでに次男にいたっても、私たちの興奮状態を感知して、買ってきたパンフレットを神妙にのぞきこんでいました。長時間…。

おそるべし!『ハリー・ポッター』!!
 

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