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心理学者が提唱する【不安と向き合うためのある驚くほど簡単な行動】

どうも、そうたろと、申します。

僕は読書が趣味で、元々暇な時に「Yahoo知恵袋」などに投稿された深刻な悩みに答えていたりしていました

ですが、もっと多くの人に知識を共有したいと思ったので、noteで少しでも多くの人に知ってもらい、役立って貰えるような記事を目指し書いています。

普段から多くの人から支持されている授業、研究をベースにし、そこから役立つ情報や知識を紹介しています。

ですが、心理学などの知識は不思議にもあまり日本人に浸透していません。なので、ここからご紹介する行動を実行できれば、周りとは少し違った成果が期待できます。

僕も紹介していく知識を最初に見た時は皆さんと同じく、「これほんとに効果あるの?w」と思ったのでそこはご安心ください。


【ぜひ短めの電子書籍を読む感覚でご覧下さい。】

ではさっそく参りましょう。

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私たちは「わからない」という状態を恐れます。自分の人生はいまこれでいいのかと確証を求めたくなります。

▶「悪い知らせ」よりも「知らせがないこと」のほうが怖いのです。◀

はっきりとした悪い診断より、あいまいな診断のほうが私たちを不安にさせます。

知りたいという欲求は人間の心の奥深くに存在しています。

神を見いだすことにより、私たちは知らないことからくる不安を軽くしようとします。

先行きに不安を感じる状態のときは、人は確かな知識で安心させてくれる指導者にしたがいます。

病気のときは、医者を崇めます。子どもなら、何でも知っているように見える大人に不安を鎮めてもらおうとします。

成長して、両親が決して完璧ではないとわかると、今度は神、宗教的指導者、リーダーなどにその役割を求めます。

それでも心の奥底では不安を感じています。なぜなら、それでも「わからない」ということを自分でもわかっているからです。

歴史学、考古学、そして心理学をもってしても、人類全体、または個人の過去を十分に説明することはできません。

過去や未来どころか、この「いま」についてすら何ひとつ知る手掛かりはないのです。

では何ができるでしょうか。

「わからない」ということを受け入れることが必要です。

たとえわからないことがあっても心穏やかに過ごすためには、その不確実さを歓迎しなくてはなりません。

▶自分たちの無知を心から受け入れることができたら、知らないものに対する不安を、畏敬や驚きという感情に変える準備ができます。◀

世界、そして人生を、奇跡に満ちた物語として見直すことができるのです。

【Think】

【あなたは、どんなものに対して畏敬の念を覚えますか。世界は奇跡にあふれていると感じたのは、いつ、どんな場面だったでしょうか。】

・ただ歩く

ポジティブ心理学の創始者のひとりである故フィル・ストーンは、私にとって教師以上の存在でした。

1999年にフィルは私を第1回ポジティブ心理学サミットに連れていってくれました。

学会2日目は、9月のありふれた一日でした。

空はいくぶん曇りがちで、風はさわやかでした。午前中の講演の後、フィル は「歩きにいこう」と私を誘いました。

「どこへ?」と私は尋ねました。

「ただ歩くのさ」と彼は答えました。

これは私がそれまで学んだ中で最も重要な教えのひとつでした。

▶外へ歩きに出かけましょう。ただゆっくりと時間を過ごすという以外には何も目的をもたずに。◀

そして、この世界の豊かさを味わい尽くしましょう。

街の鼓動、村の静けさ、海の広大さや森の生命力を感じ取る時間をとりましょう。

▶ただ歩くことを習慣にしてください。◀

ヘレン・ケラーは、次のようなことを書いています。

ある日、森の中を長い間歩いてきた友人に、ヘレンは森の中にどんなものがあったかと尋ねました。

すると、友人は「別に何も」と答えたのです。そのときに感じたことです。

「1時間も森の中を散歩して、『別に何も』ないなんてことがどうしたら言えるのだろうと思いました。

目の見えない私にもたくさんのものを見つけることができます。

左右対称の繊細な葉、白樺のなめらかな木肌、荒々しくゴツゴツとした松の木の樹皮……。

目の見えない私から、目の見えるみなさん
にお願いがあります。

▶明日、突然目が見えなくなってしまうかのように思って、すべてのものを見てください。◀

そして、明日、耳が聞こえなくなってしまうかのように思って、人々の歌声を、小鳥の声を、オーケストラの力強い響きを聞いてください。

明日、触覚がなくなってしまうかのように思って、あらゆるものに触ってみてください。

明日、嗅覚と味覚を失うかのように思って、花の香りをかぎ、食べ物を一口ずつ味わってください。五感を最大限に使ってください。

世界があなたに見せてくれているすべてのもの、喜び、美しさを讃えましょう」 


ここまでありがとうございました

最後にあなたの背中を押してくれる名言を添えておきます


「不変の叡智とは、ありふれた物事に奇跡を見いだすことである」

哲学者・思想家ラルフ・ウォルドー・エマソン

それでは、また次回お会いしましょう。

ばいばいノノ






















出典 : ハーバードの人生を変える授業

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