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有給休暇後にお土産を配る文化

昨年から有給休暇5日消化が義務化され、勤務校でも我々教員は無理やり有給を消化しました。

学校の場合、教員は一日3〜5回くらい授業を持っていて、空いている時間は事務仕事をしています。授業中に生徒のトラブルがあれば、空いている教員が生徒から事情を聞くなど対応に追われます。休み時間はほぼないため、お昼ご飯を食べるとすれば授業のない時間におにぎりを押し込んだり食べずに過ごしたりすることもあります。

そんな中で有給休暇を取れば自分の持っている授業は自習になり、他の教員が自習監督につくこととなります。有給をとった教員の代わりに自習監督へ行く教員は、忙しい授業の合間で一息つけるほんの少しの時間もなくなるためとても大きな負担をがかかります。また、とても面倒見よく生徒に接している教員は、自分の担当クラスの授業進度が遅くなってしまうことを心配します。

このようなことから教員は有給休暇を非常に取りにくいのですが、毎週の教員会議のたびに有給休暇を5日消化するよう言われます。なのでなんとかして有給休暇を消化しようという流れになったのですが、ここで気になることがあります。

有給休暇後にお土産を配る文化のことです。

皆さんの職場にはそんな文化はありませんか?このお土産はどういう意味があるのでしょうか。

1休んでご迷惑をおかけしました。これはほんの少しばかりのお詫びです
2有給を使って〇〇へ旅行してきて、美味しいものを見つけたので皆さんで召し上がってください。
3普段お世話になっている皆様への御礼です。

2や3の気持ちで、嫌々ながらではなく喜んでお土産を配っているのなら、全然問題ないと思います。人間関係をより良くする一助になるかもしれません。

しかし私の職場では1の意味で配る人が多いように見えていて、これは良くないと思っています。これでは有給を取るたびに出費がかさみますし、有給を取りづらい雰囲気を助長してしまう可能性があるからです。しかも、それでお土産をもらったら自分が休んだ時にお返ししなくてはいけないように感じてしまいます。

私はお土産を配らないようにしています。皆様の職場ではどうでしょうか?

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