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絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている を読んで(気づきメモ?)

気を確かにして、本の紹介をしていきます!最近読んで(9月初め?)、面白かった本の一つが「世界は化学でできている」です。

印象に残ったところを箇条書きであげてみると。

多すぎて困る😢+忘れた😅

ただ最初の1行から、ファイマン物理学の文言から始まる「もしも天変地異が起きて全ての科学技術が世界から失われたとして、次の世代の生物に伝えられる最小語数で最大な情報は何か?」というクイズ文章から始まります。

その答えは、

「あらゆるものは原子からできている」です。

そして原子と元素の話から、各章にわかれて物質(火とか、土器とか、金属とか、プラスティックとか、毒ガスとか、タバコや麻薬の話とか)を中心にその周りでどう世界が、その物質を使用していたのかが詳しく書かれてあります。なので思いだせない細かな部分も多くて、ブログにまとめるのにも困ってしまいました。

ただ物質紹介それだけではなく、その当時に活躍した科学者の話もふんだんに盛り込まれているので、読んでいてまさしく世界史の教科書であり、化学の教科書であり、化学史であることを感じます。物理学者のアインシュタインさんも出てきますよ。

最近、読み返して私の中で印象に残っているのはハーバー博士です。この方は第一次世界大戦から塩素を使った毒ガスを敵国のフランスなどに使い、2、3万人を殺害しました。そして妻も化学者であったのですが、そのハーバーの非人道的な行いに絶望して、幼い息子を残し、自殺してしまいました。その様な、話も書かれています。

ただこの毒ガス野郎。悪い一面ばかりでなく、逆にあの有名なハーバーボッシュ法を考えた天才化学者でもあります。空気からパンを作った男なんて書かれたりしますが、今の人間にも必要なパンの原料の肥料を空気から作り出しました。

この話は単純にいい悪いではいえない話で、、、。

あとナイロン(1938年に発表された)を発明したカロザース博士の話も衝撃的でした。あとケクレ博士のベンゼン構造の思いつきが、ワンオクロックの完全感覚ドリーマーのシングルアルバムの形(蛇が自分の尻尾を咥えて円になっているそれ)が夢に出てきた話とか(゚∀゚)あと錬金術師パラケルススの話には「賢者の石」のお話も出てきており、決してハリーポッターや鋼の錬金術師などのファンタジーの世界だけではないことがわかりますし、作者は読んでいたのですね。🥺

アンモニア製造について詳しくはこちらで↓

ということで、少し話がズレちゃいましたが、世界史が好きでな人にはおすすめの本であります、アステカとか?インカ帝国のお話も出てきますよ☺️。

そして化学とは科学の中の現実主義おじさんみたいな立場で今もなお私たちの生活に直接役に立っているかかせない学問であり、考え方だと改めて思いました。

化学がなければ、車もガラスも、椅子も机も、パソコンもありませんからね。

それでは、。(忘れているのでちゃんと読み返します)









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