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青春の後ろ姿のその先76 〜現代哲学事典〜

 これも『現代思想を読む事典』と同様に、とても楽しく読ませてもらった本です。」〜を読む事典』よりも取り上げている項目が多く、哲学全体というよりもまるで国語辞典のような感覚で言葉の定義を俯瞰できました。一方で印象に残ったものがいくつかあって、「暴力」のタームは、例えば存在論や倫理的な観点や政治史的な視点からではなく、資本主義との関係で捉えていて、新鮮でした。どのタームについても短くまとめて書いてあるので、未だにつまみ読みや拾い読みをします。

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