映画の話56 鑑定士と顔のない依頼人

　最初は謎だらけで、いろいろと想像したりしながら観ました。とても身持ちの堅そうな人が恋に落ちていく様子がうまく描かれています。そして最後にどんでん返しを食らった時、もう鑑定士が気の毒で気の毒でたまりませんでした。
　ミステリーな感じで、伏線だらけで、ラブストーリーとしても楽しめて、滑稽で、悲哀の物語です。伏線を確かめたくて、ついもう一度観てしまいます。