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「常識」を打ち破るということについて  Delete C #8(最終回)

 「× albee」、「×× レモン」、「× ampusノート」‥‥‥。商品名やブランド名を壊すことは究極の否定とも取れる行為ですから社内でも物議を醸したと思います。どれだけの逆風だったろうと思います。そういう「常識」を乗り越えて、よく協賛したと思います。
 ここまで柔軟な判断を下せる企業のあり方は、例えばバブルが弾けてもなおプライドを捨てきれず倒産したり衰退した数々の企業のあり方とは対照的です。そしてここまで自由な発想で販売戦略を立てられる企業はちょっとやそっとじゃ潰れないだろうと思います。

  delete C の仕組みの向こう側に、本気で一刻も早くがんを治したいという、ひとつの失われた命の高い志と共に、やはり生き残りを賭けた企業の新しいビジネスシンキングを見た気がしました。

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