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2/13 合併号【Project KGSDGs Vol.116 】&【童夢 Arts沼 #34 】 コロナ × 部活動 バンド × 文藝部#24

〈1〉コロナ禍 × 文化部部活動#1〜3
〈2〉日本の強みはやっぱりこれ#1〜9
〈3〉新しい仕事のスタイルと社会構造について
  ①パートナーシップ型・プロジェクト解決型が意味するものは?#1〜4
  ②ボリュームゾーンの崩壊
  ③未来の学校はたぶんこうなるから今から準備しておかないとたぶん生き残れない要件#1〜2
〈4〉未来人たちについて(たぶんこんな社会になるのかな)#1〜6

〈4〉未来人たちについて(たぶんこんな社会になるのかな)#5

 例えば、あなたがいくら「私は優しい人間なんだ!」と主張しても、周りがあなたのことを「身勝手な人間だ」と口を揃えて言っているのならそのように言っている彼らとあなたとの関係におけるあなたのアイデンティティは間違いなく「身勝手な人間」です。
 このような考え方を関係概念と言います。1970年代の構造主義以降の概念です。構造主義は「絶対」とか「中心」とかを全て無効にして相対化したところに最も大きな功績があって、しかも今を先取りしています。マイノリティや未開の地の人たちを評価したのもクロード・レヴィ=ストロースやミシェル・フーコーといった構造主義者たちによってでした。今、世界は「大国とその他」といった中心と周縁の概念がなくなって、多極化(グローバル化)しています。加えて「20世紀型の民主主義と自由主義と資本主義が正解」ではなくなりました(SDGsがそれです)。
 この点を理解した上で自己分析を行わなければなりません。
 yamaは自分探しをしているわけではありません。自分に自信を持とうとしているだけです。自分の弱みも、(「唯一」と本人が答えている「歌う」という)強みも、両方きちんと自覚しています。
 「私探しではなく、これまでの人生の、さまざまな関係の中での私の位置づけを俯瞰する」という点を踏まえて、みなさん、自己分析をしてみませんか? キャリアについて考える第一歩です。



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